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エドウインとニューヨークで活躍する6人のクリエーター。Whole View of EDWIN Vol.03

EDWIN Meets NY CREATERS.

エドウインとニューヨークで活躍する6人のクリエーター。Whole View of EDWIN Vol.03

日本人目線の丁寧なものづくりで、細部に至るまで匠の技が行き届いた〈エドウイン(EDWIN)〉こだわりのデニムシリーズ、ジャパンリミテッド。その評判は国内にとどまらず、海を渡った国外でも高い評価を得ています。そこで今回、デニムの本場であるアメリカはニューヨークで活躍する6名のクリエーターに、このジャパンリミテッドをセルフスタイリングしていただきました。レギュラーストレート、スリムストレート、スリムテーパードという個性の異なる3つのフィットの履きこなしと、ジーンズに対するこだわりをコメントとともにお届けします。

  • Photo_Shinji Murakami
  • Interview&Text_Aya Komboo
  • Edit_Yosuke Ishii
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Style Sample With Lot.EDS03

Kevin Jacob ケビン・ジェイコブ / インテリアデザイナー、ヴィンテージディーラー

「ジーンズは毎日のように、いつでもどこでも穿くもの」と語るのは、インテリアデザイナーの傍らヴィンテージディーラーとしても活躍するジェイコブ。フォーマルなイベントに行く時はリジッドのブルージーンズを、普段使いには穿き込んでビートアップしたものを穿き分けているそう。そんな彼がジーンズに求めるのは丈夫で耐久性があり、長持ちするもの。力仕事を必要とするインテリアデザインの作業場では、だからジーンズは良き相棒となります。

エドウインのことは知っていましたか。

ジェイコブもちろん〈エドウイン〉のことは昔から知っています。ここニューヨークでも、日本の良質なジーンズブランドとして有名ですから。私のまわりのジーンズ好きからは、その質の良さやデザインなど、とてもいい評判を耳にします。

Lot.EDS03のノンウォッシュを選んだ理由をお聞かせください。

ジェイコブ私は身体を締め付けるタイトな服を好んで着ることはありません。ジーンズを選ぶ際も、ゆとりのあるストレートレッグでクラシックなデザインを好みます。そしてそれを時間をかけて穿き込み、自分だけの一本にしていくのが私のジーンズの穿き方です。色はブラックやホワイトは穿かずに、ノンウォッシュのインディゴブルーだけ。アメリカ人にとってジーンズは幼い頃から慣れ親しんだ生活の一部みたいなもの。そう、ベースボールやアップルパイのようにね。

穿いてみていかがでしたでか。

ジェイコブ最初に足を通した瞬間、その快適さと穿き心地の良さを感じました。毎日でも履きたいですね。この一本にジャケットを羽織ってスタイリッシュにまとめれば、ニューヨークのどんなドレスコードもクリアできます。いままでニューヨークのドレスコードでジーンズはNGでしたが、最近は色落ちやダメージのないノンウォッシュのジーンズも認められるようになってきました。つまり、ジーンズは市民権を獲得してきたというわけです。

EDWIN JAPAN LIMITED Lot.EDS03 Regular Straight Unwashed ¥17,000+TAX

Lot.EDS03の、特に気に入ってところどこでしょう?

ジェイコブバックポケットに走った「W」のステッチがクールですよね。それとセルビッチは、デニムの質の高さを表すものだからやはり目が行きます。このジーンズはレインボーセルビッチで個性的なところが気に入りました。

今日のスタイリングのポイントを教えてください。

ジェイコブアメリカ軍のヴィンテージ・ミリタリージャケットのライニングをアウター代わりに羽織り、ややオーバーサイズめのギャバジン織のチェック柄シャツを中に着ています。このシャツは昔、同僚からもらったものでお気に入りのひとつ。足下は日頃から履いているブーツ。いつもの自分のスタイルです。

ケビン・ジェイコブ / インテリアデザイナー、ヴィンテージディーラー

1971年生まれ、ニューヨーク州ロングアイランド出身。現在はブルックリン・グリーンポイント在住。ヴィンテージディーラーを経て、某アメリカン・トラディショナルブランドに入社。インテリアデザイナーとして14年間働いた後に、フリーのインテリアデザイナーに転身。店舗、ショールーム、イベントスペース、住居のデザインを手掛ける。代表的なものに、チェルシーにあるフードマーケット「Gansevoort Market」、ウィリアムズバーグにある店舗「Upstate Stock」、モントークのホテル/コンセプトストアの「Surf Lodge」などがある。
www.kevinjacobdesign.com
instagram:@kevinjacobdesign

Style Smple With Lot.EDS32

Cavier Coleman キャビエール・コールマン / アーティスト、フォトグラファー

ジェントリフィケーションが進んだニューヨークにおいて、未だ昔ながらのブルックリンのリアルな空気を残している街、ブシュウィック。この街に住むコールマンは、夜はダンスをしにナイトクラブへ出かけたり、時間をみつけてはアートショーを覗いてみたり、いろいろなところへ活発に足を運びます。もちろん自身のアート活動も、この街が拠点。様々な顔をみせるブシュウィックの街に似合う、いい塩梅のジャケットと、とびきりのジーンズは、彼にとって必需品なのです。

エドウインに対する印象をお聞かせください。

コールマン〈エドウイン〉の名前は以前からよく耳にしていて、ずっと気になっていたジーンズブランドのひとつでした。こだわりがあり、かつ品があるような、とてもハイエンドなイメージがあります。ファッションを真剣にとらえた男たちが〈エドウイン〉を愛用しているのが想像できますね。

Lot.EDS32のブラックを選んだ理由をお聞かせください。

コールマンブルージーンズも好きだけれど、ちょうどいまはブラックジーンズが気分だったので即決でした。これはデザインも良いし、何よりシルエットが美しい。私は腰まわりがとくに小さいのですが、ウエストサイズもご覧の通りピッタリ。見た目、穿き心地ともにパーフェクトでとても満足しています。

確かによく似合ってますね。

コールマン私の体型に合うジーンズがなかなかなくて、いつも探すのに苦労しますがこれは文句なし。完璧に身体にフィットしています。私にとってアメージングな出会いとなりました。現在持っているどのジーンズよりも気に入ってます。生地がしっかりしている分、小綺麗なルックにも合いそうですよね。ジーンズですが、ほど良く体にフィットするトラウザーのような。

EDWIN JAPAN LIMITED Lot.EDS32 Slim Tapered ¥17,000+TAX

Lot.EDS32の特に気に入ってところはどこですか?

コールマン緑と黄色と赤の、ラスタカラーのような(レインボー)セルビッチ。ブラックデニムにもよく映えます。普段見落としがちな細かなところにこだわりがあると嬉しいですよね。それだけでテンションが上がります。

今日のスタイリングのポイントを教えてください。

コールマン首からぶら下げたふたつのネックレスは常に身に付けているもの。数珠繋ぎになったターコイズは自分のクリリティブなエナジーを保つための石で、友人がギフトで作ってくれました。シャンブレーシャツとグレートフルデッドのツアーTシャツはヴィンテージ。動きやすくて快適だから、足下はいつもスニーカーです。スタイルは気分によって様々変わりますが、今日はブラックジーンズを主役にした、いつものカジュアルスタイルです。

キャビエール・コールマン / アーティスト、フォトグラファー

1988年生まれ、ミシガン州デトロイト出身。22歳の時にニューヨークに移り住み、モデルの仕事を通じて写真に傾倒。現在はペインティング、音楽作り、フォトグラファーなど幅広い分野でその才能を発揮。ピカソやバスキアから影響を受けた自身のスタイルを「ネオ・ニューヨーク印象派」と表現し、アーティストが多く住むブルックリンのブシュウィックを拠点に創作活動を続ける。
www.cavierdreams.com
instagram:@caviercoleman

Style Smple With Lot.EDS33

Jay Rinsky ジェイ・リンスキー / DJ、オーディオビジュアルアーティスト、イベントLittle Cinemaファウンダー

パーティやイベントでDJをする時は、ダークブルーのジーンズにブラックのTシャツ、そこにバスキアのネックレスをしてハットを被るのが自分の中の定番だというリンスキー。DJやオーディオビジュアルアーティストとしての現場は長時間に渡るので、ジーンズに求めるものは快適さ、そして身体にほどよく馴染むシルエットが条件だと言います。ほぼ毎日のようにジーンズを穿くというだけあり、「Lot.EDS33」のダークブルーも彼のスタイルにすんなり馴染みました。

エドウインに対する印象をお聞かせください。

リンスキー私は昔から日本のデザインやクリエイティビティをリスペクトしています。それこそDJをはじめた頃は、DJ Krushのテクニックや表現力に魅了され、多大なる影響を受けました。そのクリエイティビティはジーンズも同様で、ジャパニーズデニムを代表する〈エドウイン〉は、いつか欲しいと思っていたブランドのひとつでした。

Lot.EDS33のダークブルーを選んだ理由をお聞かせください。

リンスキーダークブルーのレギュラーテイパードを選んだ理由は簡単。それは、私の住むブルックリンのウィリアムズバーグは、ヒップスターたち皆が黒のスリムジーンズを履いているから、そこに埋もれたくはなかったからですね(笑)。自分らしさ、ユニークさを保つために、あえてブルージーンズを選びました。

実際に穿いてみていかがでしたか?

リンスキー色落ち加工の具合も過度にならず、ほど良く履きこんだ程度に収めているところがいいですね。テーパードが効いたストレートシルエットも身体に馴染んで私好みです。スタイルを選ばないユーティリティな一本ではないでしょうか。

EDWIN JAPAN LIMITED Lot.EDS33 Regular Tapered Dark Blue ¥19,000+TAX

Lot.EDS33の特に気に入ってところはどこですか?

リンスキーウェイトのあるしっかりとしたデニムが気に入りました。履き込んだらさらに良い雰囲気になりそうです。それと個性が際立つセルビッチはロールアップをした時に良いポイントになってくれますよね。ジーンズはどんな季節、どんな気候でも同じように履けるのが素晴らしいところですが、このジーンズはこれから始まるニューヨークの厳しい冬にも活躍してくれそうです。

今日のスタイリングのポイントを教えてください。

リンスキー穿きやすいジーンズにブラックの無地Tシャツ、そして茶色の靴。気候に合わせてボンバージャケットを羽織って、ハットとネックレスで個性を加えました。仕事柄、映画祭といった祝典に出席することも多々ありますが、このスタイルは大きくは変わりません。いつものようにジーンズを穿き、テーラードジャケットを羽織ってフォーマルさをある程度加えるようにするくらいです。

ジェイ・リンスキー / DJ、オーディオビジュアルアーティスト、イベントLittle Cinemaファウンダー

1980年生まれ、ニューヨーク出身。ニューヨークで生まれた後にイスラエルへ移住し、その後オーストラリアを経て3年前に現在の拠点であるニューヨークはブルックリンに戻ってきた。ブルックリン・ブシュウィックにある大型クラブ「ハウス・オブ・イエス」で月1回行われるイベント「リトル・シネマ」は、『Bizbash』による2018年度ベストイベントを受賞。今後はテネシー州マンチェスターで行われるボナルー・ミュージックフェスティバルにも出演予定。
www.littlecinema.net
instagram:@little.cinema

Style Smple With Lot.EDS03

Brian Davis ブライアン・デイビス / Wooden Sleepersオーナー

デイビスの店がある場所はレッドフックの中でもアートギャラリーやレストランといったショップが軒を連ねるアップカミングなエリア。かつては倉庫や工場だらけの工業街で、屈強な男が多いのも特徴です。そんな街の雰囲気には、クリーンな見た目でなおかつタフなリジッドのデニムがよく馴染みます。ニューヨークの夏は蒸し暑過ぎるので出番は少々控えめですが、秋冬のいま時期はデニムを思う存分楽しめる季節。レッドフックにデニムが溢れる季節でもあります。

エドウインに対する印象をお聞かせください。

デイビスその優れたデザインとこだわったものづくりをしていることは認識していました。まだ穿いたことがなかったので自分のサイズに合うかどうかちょっと心配でしたが、穿いてみてそのフィットの良さに驚きました。私はヴィンテージウェアを扱う仕事しているので、これから〈エドウイン〉の歴史や背景などを掘り下げて、このジーンズを深く深く楽しみたいと思っています。

Lot.EDS03のリジッドを選んだ理由をお聞かせください。

デイビス私はどんなデザインであってもスリムなものは一切着ません。程よくリラックスした、クラシカルなシルエットのジーンズのみを好みます。ダークブルーのノンウォッシュで、なおかつストレードレッグのジーンズは私の必須ワードローブですから、「Lot.EDS03」は当たり前の選択といえるでしょう。

穿いてみた感想をお聞かせください。

デイビス普段からノンウォッシュのジーンズばかりを穿いています。人工的に付けられた色落ちよりも、自分自身で穿き込んで、色落ちとダメージを時間をかけてつくっていく、その過程を楽しむのがデニムの醍醐味だと考えているからです。クラシックで少しだけハイライズなデザインもいいですね。生地においても、履いてすぐに肌馴染みしていくような感覚を受けます。きっときれいな色落ちが出るでしょう。

EDWIN JAPAN LIMITED Lot.EDS03 Regular Straight Unwashed ¥17,000+TAX

Lot.EDS03 の特に気に入ってるところはどこですか?

デイビスとにかくシルエットが抜群に良いですよね。私は長年身体を鍛えていて、スクワットの影響で太腿が太いのですが、これは太腿に程よくゆとりがあって、裾に向かうにつれてほんの少しシェイプされている。ストレートフィットだけど、太過ぎない計算し尽くされた美しいシルエットに脱帽しました。

今日のスタイリングのポイントを教えてください。

デイビス寒くなればヘビーデューティなアウターが必要になりますが、今日のように晴れた日には、薄手のものを重ね着したアイビースタイルが丁度いいですね。ヴィンテージの英国製スイングトップに、オックスフォードのボタンダウンシャツ。ボタンダウンシャツは1960~80年代頃のものがお気に入りで毎日のように着ています。足元はキャンバスのデッキシューズで、デニムを取り入れたヴィンテージミックスのアイビースタイルが出来上がります。

ブライアン・デイビス / Wooden Sleepersオーナー

1982年生まれ、ニューヨーク州ロングアイランド出身。ヴィンテージコレクションの趣味と実益が高じて4年前、ブルックリン・レッドフックにヴィンテージストア「Wooden Sleepers」をオープン。『GQ』のベスト・ニュー・ヴィンテージストア、『ニューヨーク・マガジン』のベスト・オブ・ニューヨークに選ばれるほか、『ニューヨーク・タイムズ』にも特集された注目店。小さな店舗ながら、アイビー、ミリタリー、アウトドア、ワークといった選りすぐりのヴィンテージウェアがところ狭しと並ぶ。また、ヴィンテージウェアにインスパイアされたオリジナルのアイテムも扱う。
www.wooden-sleepers.com
instagram:@woodensleepers

Style Sample With Lot.EDS32

Nikolas A. Draper-Ivey ニコラス・A・ドレーパーアイビー / コミックアーティスト、イラストレーター

ブラックインクを使ったコミックタッチのイラストを生業とするドレーパーアイビー。そのためインクの飛びや染みで気にかける必要がないように、身に付ける服はいつも黒ばかり選ぶといいます。とくに所有するボトムスはほとんどが黒。「ニューヨークは誰も他人をジャッジせず、皆がみな好きな格好でそれぞれに個性があってユニーク。モノトーンの格好も受け入れてくれる」とはドレーパーアイビー。いつでも自分らしくいられることがニューヨークの素晴らしいところなんだとか。

エドウインとの出会いを教えてください。

ドレーパーアイビー私は日本のコミックやイラストレーターが好きで、とくに大友克洋、寺田克也、小畑健、寺田亨といった人物をリスペクトしています。そのほか音楽やファッションでも、日本のクリエイティブからはいつも刺激をもらってます。〈エドウイン〉の名前は、日本のコミックが置いている行きつけの書店に足を運んだ時、日本のファッション誌でその名を見かけたのが最初ですね。

今回Lot.EDS32のブラックを選んだ理由をお聞かせください。

ドレーパーアイビー私はたとえスウェットパンツでもバギーなものを穿かず、自分の身体にフィットしたパンツを選びます。それと私のスタイルは黒が基本なので、ブラックジーンズを選んだのは自然なことです。生まれ育ったミシガン州と同じようにニューヨークの冬もとても寒いですが、このジーンズはヘビーオンスで暖かいので冬にも重宝しそうです。

穿いてみた感想をお聞かせください。

ドレーパーアイビー生地厚のデニムを使っているけど、パリッとした質感と細身のシルエットのせいかどことなく上品な雰囲気が漂います。カジュアルはもちろん、セミフォーマルの場面でも活躍してくれそうですよね。かなりタイトなので果たして自分の身体に馴染むだろうかと不安でしたが、穿いた瞬間にフィット感が心地よく、すぐに気に入りました。

EDWIN JAPAN LIMITED Lot.EDS32 Slim Tapered ¥17,000+TAX

Lot.EDS32の、特に気に入ってところはどこですか?

ドレーパーアイビー洗練されたシルエットと真っ黒のカラーでスマートな印象を持ちますが、一方でデニムらしい無骨さもしっかりと残しているところです。この両方がバランスよくひとつのジーンズの中に内包されている点に、ジャパンブランドのきめ細やかさを感じます。

今日のスタイリングのポイントを教えてください。

ドレーパーアイビーモノトーンでシンプルにいきたいという気分だったので、ブラックジーンズを軸にグレーのセーターと黒のダウンベストを合わせ、首元にアクセントででネクタイを締めてドレスアップを計りました。私の中のミニマルかつシャープなイメージですね。ジーンズ同様、身体に馴染んだアイテムを選んでいます。

ニコラス・A・ドレーパーアイビー / コミックアーティスト、イラストレーター

1991年生まれ、ミシガン州デトロイト出身。ニューヨーク・ロングアイランドを拠点に創作活動を続ける気鋭のコミックアーティスト。代表作に2018年公開の映画『ブラックパンサー』のサウンドトラックのイラストがある。現在はコミック、アート、アパレルを中心としたクリエイティブカンパニー「Noir Caesar」によるコミック『エクソジェネシス(XOGENASYS)』のイラストの制作を手掛けている。
instagram:@nikolasdraperivey

Style Sample With Lot.EDS33

Giovanni Bartocci ジョバンニ・バルトッチ / レストランVia Della Pace共同オーナー、ラジオ番組 ホスト

タフで動きやすいジーンズはバイク乗りにとって最も頼れるトラウザーズといっても過言ではありません。だからこそ、そのこだわりも人一倍、常にグッドルッキングで満足のいくジーンズを必要としてます。イーストビレッジでイタリアンレストランを営むジョバンニも、そんなバイク乗りのひとり。愛車である2011年製〈ハーレー・ダビッドソン〉をまたがる時に穿く、ちょうど良いジーンズを探しているところに、EDWINのジャパンリミテッドに出会いました。

エドウインに対する印象をお聞かせください。

バルトリッチバイク乗りにとってジーンズは相棒みたいなもの。常々自分にフィットするジーンズを探していますが、そんなリサーチの中で〈エドウイン〉の名前は耳にしたことがありました。実際に持っていはいませんでしたが、穿いてみてすぐに好きになりましたよ。

Lot.EDS33のアンウォッシュを選んだ理由をお聞かせください。

バルトリッチバイクに跨る時ももちろんですが、母国イタリアでは馬も所有しているので乗馬もします。そうしたアクティビティをする時にはある程度スリムなジーンズが具合がいい。ですが私はボクシングでワークアウトをしているので身体ががっしりとしているのでスリム過ぎるのはNG。このレギュラーテーパードは、太腿周りのゆとりと膝下のシャープさが絶妙で、私が求めるシルエットといえます。愛車に跨った時の収まりが最高でした。

穿いてみた感想をお聞かせください。

バルトリッチきめ細かくて上質なデニム生地ですよね。肌触りが良くて着用感も良好です。ベルトループがオフセットになっていたり、セルビッチを使っていたりと細部にもこだわりが見えます。このジーンズは少々値が張りますが、「more to spend, less to spend」、たとえ多少高くても上質なものを買えば、長く使えて無駄にはけしてならないという私の祖父の教えを思い出します。

EDWIN JAPAN LIMITED Lot.EDS33 Regular Tapered Unwashed ¥17,000+TAX

今回穿いたジーンズの、特に気に入ってところはどこですか?

バルトリッチデニムの風合いや細かなディテールなど、ヴィンテージ感のある佇まいが私の趣向するバイカースタイルにも馴染みます。ポケットにデザインされた「W」のステッチも、ほどよく主張してくれてるのでポイントになりますね。それと、私はいつもベルトではなくサスペンダーを愛用しているのですが、このジーンズはサスペンダーがとても似合っていたのも個人的にはポイント高いです(笑)

最後に今日のスタイリングポイントを教えてください。

バルトリッチ私はアメリカンスタイルが好きですが、一方でイタリア人として必ずどこかにイタリアの要素を入れるように意識しています。例えばモーターサイクルジャケットや腕時計、アクセサリーといったアイテムはイタリア製のものを身に付けています。好きなロックンロールやバイク乗りのスタイルに、自身のルーツをミックスしました。ジーンズと好相性のモーターサイクルブーツは従兄弟がハンドクラフトでつくったものでお気に入りです。

ジョバンニ・バルトッチ / レストランVia Della Pace共同オーナー、ラジオ番組 ホスト

1979年生まれ、イタリア・ローマ出身。イギリスのロンドン、ダブリンなどを経て11年前からニューヨークに移住。現在はイーストビレッジにあるイタリアンレストラン「Via Della Pace」を経営する。サッカーに関するイタリアのラジオ番組のホストやテレビ番組にも出演するほか、ローマに本拠地を置くサッカーチーム「 SSラツィオ」のファンクラブのチャリティーイベントなども行う。
www.viadellapacenyc.com
instagram:@maidomo

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