TRI4THは“踊れるジャズバンド”というキャッチフレーズのもと活動されていますが、初めてのお客さんに説明するとしたら、どんなバンドと言えますか?
伊藤 ジャズリスナーの皆さんに楽しんでもらえるような楽曲をつくっているのはもちろんですが、それ以外のJポップやロック、ヒップホップなどの音楽ジャンルが好きな方にも楽しんでもらえるように、いわゆる“ジャズ=難解”というイメージとは一線を画しているというか、もうちょっと聴きやすく楽しめるものを目指して活動しています。
となるとライブでも、実際に観客はみんな踊ったりするんですか?
伊藤 はい、そんな感じですね。元々はぼくたちのファースト、セカンドアルバムをプロデュースしてくださった“レコード番長”こと須永辰緒さんだったり、沖野修也さんだったりがクラブジャズというムーブメントを生み出し牽引していった中で、提唱していたキャッチフレーズだったんですね。そこでぼくたちもそのワードを掲げながら活動させてもらおうということで、使っています。いまはどうでしょうね? クラブジャズを謳っているアーティストは当時に比べて数も減ったとは思いますが、インストブームだったりピアノジャズだったりが流行っているという点では、ノれるジャズ、踊れるジャズをやっている方は増えているように感じています。
伊藤 20代の若い方々や学生さんも楽しんでくれていますし、子供や年配の方々もノリノリで聴いてくれいたり、性別年齢問わずって感じですね。
ライブ映像を観てみると、織田さんだけ和服姿なのが印象的でした。
伊藤 今回から衣装が変わったんですけど、それまでは織田さんだけが和装で、残りのメンバーはスーツ姿で活動してきたんですけど、10年ぶりに洋装になりました。
織田 ちょっと雰囲気を変えるという意味でも、見た目がガラッと変わることでバンドにも新しい風を呼び込めればいいかなと。
メンバー全員がスーツ姿というのも、ジャズバンドらしいし何よりクールですよね。
藤田 ジャズバンドということでヒップなイメージを意識しつつ、ぼくらの場合は激しいパフォーマンスをするバンドなので、それぞれのキャラクターが際立つようなスタイリングに仕上げてもらっています。ちなみにぼくの場合はセクシー担当なので…。
伊藤 そうですね。ライブのMCはぼくが担当しているんですけど、その際にメンバー紹介でぼくが独断と偏見で命名したものがあります。
伊藤 “東京No.1クレイジー早弾きピアニスト”ですね。ライブではどうしても早弾きっていうパフォーマンス部分が先にきてしまいますけど、ぼく的には東京ナンバー1クレイジー=狂ったように弾くぜ!っていう方がメインですね。ただ早いだけじゃなくって狂ってるっていう(笑)。
ご本人の演奏スタイルに由来しているということですね。そこは“性格的に”ということではなく?
竹内 いや、そこは……あるんじゃないですかね(笑)。個人的にはこのフレーズもすごく気に入ってます。
伊藤 猟奇的な部分がね、あるんですよ(笑)。でベースの関谷は“東京No.1スマイリーベーシスト”。演奏している姿を見ていただければ一目瞭然なんですが、ライブ中も終始笑顔で、それが特徴的。
関谷 ベーシスト、しかもウッドベースは特になんですけど、一歩下がった位置で目をつぶりながら自分の世界に没入しているみたいなイメージが強いと思いますが、僕は常に“前へ!前へ!”で(笑)。
関谷 よく分かってらっしゃる! というワケで衣装のスーツも、柔らかく親しみやすい印象の黄色です(笑)。
藤田 サックスという楽器の特性もありますけど、ライブ中のパファーマンスとしてお客さんの近くまでいったりするので、そこでセクシーさをアピールするという感じで。
伊藤 サックスの音色って、濡れ場というかムーディーなイメージがあるじゃないですか? なのでそのイメージですね。最初は、セクシーかワイルドかで大いに悩みましたが、今となってはコチラが正解でしたね。口に出す際の音の響きが、自分の中で重要。完全に僕が言いやすいかどうかを基準に、皆さんにつけました(笑)
基本的に演奏スタイルと人間性から、キャッチフレーズを命名されているようですが、織田さんだけ毛色が違うとか。
伊藤 ……“東京No.1坊主トランペッター”。完全に見た目ですね(笑)。メンバー紹介の際にも、流れ的にオチをつけなきゃいけないので、そこを担当してもらっています。
みなさんのキャラクターも何となく掴めてきました。ちなみにTRI4THはもともと、織田さんと伊藤さんを含めた3人組バンドだったそうですね。
伊藤 もともとトリオの編成でした。フォースって力(ちから)という意味もあるじゃないですか? なので、バンド名には3人だけど4人分の力を発揮できたらという想いを込めてスタートして。
伊藤 そうですね、もう4人分どころでは済まされないくらい、フォースの限界を超えまくっちゃいましたね(笑)。
と、そんな個性豊かな5人ですが、ここまで通ってきた音楽遍歴もかなりバラバラだとか。
藤田 そうですね、ぼくの場合は中学時代の吹奏楽から入っているんですけど、その後はケニー・Gのようなライトなジャズにハマッていきました。さらにそこからクラシックを学んで、大学時代は民族音楽にハマってみたり。割とミックス型というか。
藤田 そう、ホーミーだけをずっと1年間くらい聴いていた時期もありました。
藤田 あとはスコットランドとか北欧系に移って、そこから派生してエンヤをずっと聴いていたりとかも(笑)。TRI4THの音楽性とかにはあんまり関係してないんですが、そもそもコンピ(レーション)好きで。”カッコいいな”と自分が感じたら、それがジャズだろうがJポップだろうが、全部フラットな目線で聴きたい。かのスティービー・ワンダーも「良い音楽を作るためにはどうすればいいですか?」という質問に対して、「常にアンテナを立てろ。どんな音にでも良いエッセンスがあるんだ」というようなことを言っていて。そこから何にでもアンテナを立てるようになったし、いまでもとにかくフラットかつ貪欲に吸収するように心がけています。
関谷 自分は元々、ヴィジュアル系からのスタートですね。LUNA SEAに影響されてベースを始めて、ヘヴィメタルも聴くようになり、Yngwie Malmsteenとかジャーマンメタル、LAメタルとかですかね。でもメタルのベースって地味なんですよね。それで、もっと色々演りたいと思った時に、ジャズやフュージョンに出会って。興味を持ってはみたものの、どう弾いているかも全然分からなくて。「じゃあ、もうアメリカ行っちゃおう!」ってことでいきなり4年間の音楽留学。向こうの音楽学校でベースを勉強して、その後は学校を変えてジャズの作編曲を勉強し、あとはジャズ一筋でいまに至ります。
竹内 ぼくは小さい頃からクラシックピアノをずっと習っていたんですね。で、高校入学時に「何か音楽系の部活に入りたいなぁ」となった時に、選択肢が音楽部とジャズ研究会だったんですよね。前者はみんなやっているのがロックで、ピアノがいなくって。逆にジャズ研究会では”ピアノがなんか格好良いことをしているな”という印象を受けたんですよね。当時はジャズのことなんて全然知らなかったから、いままでのクラシックの知識でやろうとしても全然弾けなくて。それなりに指は動かせても、譜面がないしアドリブもできない。それで、これはちゃんと習わなきゃいけない”って思ってクラシックとジャズ、両方のピアノを習うように。そうしている内にジャズの面白さに気付いて。で、その後の大学では軽音楽部に入って、初めてバンド活動を経験することに。ウチの大学にはジャズをやってるヤツもいれば、ロックやブルースが好きなヤツもいたりしたので、いままで通ってこなかったような色んなジャンルの音楽を手当たり次第聴きました。
そこからは自然と今の流れにというワケですね。伊藤さんの場合は?
伊藤 もともとは中学校で吹奏楽部に入ってドラムを始めたのが、音楽を始めたキッカケ。そのあとは色々とバンドを組むようになって、パンクロックだったりハードコアだったり、結構激しめでアンダーグラウンドな音楽を好んで掘るようになりました。当時はThe Clashも聴けば、Ramonesも聴くみたいな感じで、初期パンクから始まって、そこからドンドン年代を進めて新しいのも聴くようなり。で、どんどんジャズの方に流れていきました。
当時は格好もパンクス然としたものだったりしたんですか?
伊藤 大学時代はもう完全にパンクスでした。ペイントしたりスタッズを打ったライダースを着てたりで。織田さんなんかは、そこら辺の姿もリアルタイムで見てますからね。
織田 怖い人じゃなかったけど派手ではありましたね。ピンクのスパイキーヘアでしたし。でも、学校で勉強するのはクラシック音楽なんですけどね(笑)。
伊藤 ちゃんとオーケストラのライブ本番ではさすがに学校のイメージもあったので、黒髪に戻してましたけどね(笑)。当時はパンクロックの音楽性もですが、ファッションとしても”自分の欲しいモノは自分で作る”というスタイルの根幹にあるD.I.Y精神に共感する部分もあって。それはいまも変わらずですね。この衣装もそれぞれ自分に合ったものを選んで、着たくないものは着ないし。似合う似合わないという発想ではなく、あくまで”自分に似合わせてやる”という感じでやってましたね。
こうして皆さんの音楽遍歴を聞くと、現在に繋がっているんだなと強く感じますね。でもそうなると、織田さんがちょっと想像がつかないというか。
織田 木魚とか? 違いますよ(笑)。そもそもトランペットを始めたのは父がプロのトランペッターで。その影響でぼくも大学ではクラシックを勉強していたんですが、そこで(伊藤)タカオ先輩と出会って。勉強していたのがクラシックでしたが、小・中・高校時代から好きで聴いていた音楽は結構雑食性で。高校時代なんかはバリバリの渋谷系。当時は渋谷のPARCOに通って、小山田圭吾さんが主宰していた「Trattoria Records」というレーベルの作品を買い漁ったりとか。そうこうしている内に洋楽にも興味を持つように。それでオルタナティヴロックが好きになって〈スクワイヤ(SQUIER)〉のエレキベースを買って、NIRVANAのコピーバンドを組んだりとか。そこから”もっと真剣にバンドをやりたい”と思うようになって、TRI4THの前身になるバンドを結成しました。
織田 いえ、ジャンル的にはオルタナティヴロックでしたね。ヴォーカル&ギター、ベース、ドラム、トランペット、そしてオーボエというマニアックな編成で。結局それは鳴かず飛ばずで終わりました。ライブをやっても、フロアには見事にお客さんが1人しかいないとか。
伊藤 しかも、そのたった1人の観客が織田さんのお父さんっていう。あのシュールな光景は今も鮮明に覚えています(笑)。
織田 俺の親父が仁王立ちで聴いていて。終演後には、感動の涙を浮かべながら「良かったよ! 頑張っとる姿は美しいなぁ!」と褒められました(笑)。
織田 ですがその後、惜しくも解散。で、その当時、PE’Z(ペズ)という5人組ジャズインストバンドが活躍している姿を見て「管楽器でもこんな格好いいバンドができるんだなぁ」と思い、タカオさんに「インストバンドをやりませんか?」という話をして結成されたのがTRI4THというワケです。
なるほど。しっかし本当に全員バラバラ。だけどメンバー同士の仲は良いんですね。
藤田 ほぼ同い年ですし、界隈でも“仲が良いバンド”と評判なくらい。まぁ、部活感溢れるといいますか(笑)。
伊藤 そうですね、ぼくなんて織田さんをイジり続けて20年です!
織田 ぼくの方が年上なんですけど、この20年間ずっとこんな感じですよ(笑)。
伊藤 織田さんは一浪して大学に入っているので後輩なんですが、ぼくが1年留年したので卒業年は一緒という、複雑な先輩後輩関係で(笑)。
さて、ここまでで皆さんのキャラクターや音楽遍歴を教えてもらったことにより、読者の皆さんもTRI4THというジャズバンドに興味が出てきたことと思います。今度はそんな皆さんから、ジャズを普段聴かない人への入門編としてオススメしたいアルバムを、各1枚ずつ挙げていただければと。
伊藤 それで言いますと、ぼくらの先輩でもあSOIL&”PIMP”SESSIONSですね。ここ日本においてジャズというカテゴリーに囚われず、ロックフェスに出演し、ジャズを聴かないような人をも魅了する彼らのスタイルには、ぼくらも影響を受けていますし。アルバムで1作だけ挙げるなら、『PIMP MASTER』をおすすめしたいですね。
皆さんにとって直系の先輩ってことですね。では、関谷さんお願いします。
関谷 自分が影響を受けたアーティストの一人なんですけど、パット・メセニーというギタリストがいまして。彼の作る曲ってすごいキャッチーでポップに聴こえるんですけど、やっていること自体はすごく難しいジャズ。綺麗なメロディラインは、ジャズを全然聴かない人にもスッと入ってくるんじゃないかなと思います。そんな彼の作品の中から、1番好きなアルバムを選ぶなら『Speaking of Now』でしょうか。
藤田 バンドもので僕らの音楽にも繋がるという意味で、東京スカパラダイスオーケストラの『The Last』。ぼくが音楽に興味を持ち出した頃に初めて聴いて衝撃を受け、「いつかはこんな音楽をやってみたいな」と思いながら、今も目指している存在でもあります。このアルバムは彼らにとって4枚目のベスト盤。聴いてもらえれば、ぼくらTRI4TH がこれから辿って行こうとしている道が、なんとなく見えてくるんじゃないかなと。
有名グループの割に、案外ちゃんと聴いたことがなかったりしますしね。竹内さんはどうですか?
竹内 ジャズピアノを始めた時に、すごく参考にしたのがハービー・ハンコックでした。78歳になった今も素晴らしいソロを弾くプレーヤーであると同時に、この人は作曲家としても超一流。中でも衝撃を受けたのが『Watermelon Man』という曲です。ジャズビギナーにも弾きやすく、すぐ覚えられてなんか格好いいんですよね。ぼく自身も最初にこの曲に出会ってちゃんと弾けたという経験が、ジャズピアノを続けるモチベーションに繋がったと思っています。なので、コレからジャズピアノを始めようとしている人にも、この曲が収録されているいるアルバム『Takin Off』がオススメです!
先達としてバッチリなコメントでした。ラストは織田さん。
織田 先ほど話にも登場した須永辰緒さんに、ぼくたちが最初お世話になる際に、「まずコレを聴け!」って感じで何枚かCDを頂きました。で、その中にあったのが、The Five Corners Quintetっていうフィンランドのジャズバンド。ジャズってスウィングと呼ばれる独特なリズムがあって、最初は聴く側も結構ハードルが高めっていう感じはあるんんですけど、彼らの作るリズムのベースとなっているのはロカビリーとかロックンロール。なのでリズムも感じやすくメロディもすごくキャッチー。ぼくはマイルス・デイビスやリー・モーガンを聴く前に、彼らの音楽でジャズに触れたと言えますね。なのでジャズビギナーにオススメするなら『HOT CORNER』かなと。すごく聴きやすい思います!
さて、皆さんにオススメのアルバムを1枚ずつ教えてもらって、ジャズ・ミュージックの入り口に立った読者たちのために、今度はTRI4THのフルアルバム『ANTHOLOGY』から、オススメの曲を1曲ずつ挙げていただきます。
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伊藤 まず聴いていただきたいのはリードチューンになっている『Maximum Shout』。掛け声というか叫び声が結構入っている曲で、ロックが好きな人だったら「あっ、あのバンドのだ!」って気付いてもらえると思うので、気になった人は元ネタを調べてもらう良し。ジャズなんですけどロックに負けない熱量が感じてもらえると思うので、ライブでは一緒に叫んだり、コール&レスポンスを楽しんでもらえたらなと。この先、自分たちにとってもライブを盛り上げてくれる大事な曲になっていくと思いますし、「ジャズでもこんなに盛り上がれるんだ!?」って感じてもらえるでのはないかなと。
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竹内 今回のアルバムってセルフカバーも多くって、半数以上がリテイク曲。その中でもオリジナルから結構変わったなぁと感じられるのが3曲目の『Sand Castle (Anthology ver.)』じゃないでしょうか。いわゆるスカにアレンジされているんですが、このスカってエッセンスはTRI4THの音におけるキーポイントになっているように感じていて。実際、ライブでもスカの楽曲を組み込むことでお客さんとの一体感も高まるような気がするんですよね。もともとメインで演っていたこの曲も、同じようにスカのエッセンスを注入することで”聴きやすくて踊れる”という、いまのTRI4THが目指している方向に昇華されて、アルバムにも収められました。
さらに踊れるジャズバンドらしくなっているんですね。続いては織田さん。
織田 僕は竹内くんの曲なんですけど、11曲目でラストを飾る『Final Call』がとても気に入ってまして。普段は結構アッパーな曲をやることが多いんですが、管楽器を担当しているぼくと竹内くんはクラシックを学んできたので、いまでも”音色の美しさ”をお客さんに届けたいという想いがあって。この曲は今までで一番、それを表現できたと自負しています。
音色の美しさに注目ですね。では、関谷さんお願いします。
関谷 ぼくは『Hop (Anthology ver.)』で。この曲は藤田くんの曲で、前作『Hybrid ROOTS』にも収録されている同名曲のリミックスバージョン。TRI4THの楽曲の中でも結構明るくファンキーな雰囲気で、ライブにおいても99%の出場率を誇っていて、まるでイチローのように。でも、ずっとリードチューンになることはなく、最高の2番手というポジションで。その曲のエンジニアが変わったことで、テイク自体は一緒なんだけど、さらに音質がブラッシュアップされて、よりファンキーで踊れるような自信作に!
藤田 ぼくは1曲目の『Stompin’ Boogie』をオススメしたいと思います。まったく前情報なく僕らの曲を聴いた人は「これがジャズなの!?」ってビックリされると思うんですね。でも、これは胸を張ってジャズと言える曲だし、ジャズとかインストっていうカテゴリーも関係なく、ただ”楽しいアガれる音楽”としてTRI4THは聴いてほしくて。掛け声も入っているし、圧があってパワフルで踊れる。まさに僕らの名刺代わりの1曲と言えるので、そのままのイメージを思い描いてライブに来てもらえれば、間違いなく楽しんでもらえるハズです!
まさに1曲目には相応しいと。この記事がアップされるタイミングでは、すでに全国6ケ所を巡るツアーもスタートしています。
伊藤 そうですね。今回のツアーでは“Shout”Tourと銘打っているように、TRI4THを知らなくっても叫んだり踊ったり、みんなで1つになって楽しめるようなライブにしますので、期待してもらえればと思っています!
以上のロングインタビューの中に、メンバーのキャラクターからバンドの目指す方向性、それぞれの音楽的ルーツに、ニューアルバムの聴きどころまで、彼らをより深く知るための情報を過積載。アップデートしたニュージャンルとしてのジャズを体現するTRI4TH。これまでジャズに対して「難しそう……」と一歩引いていたジャズビギナーたちにこそ、彼らのライブを、そして“踊れるジャズ”を、その耳で、目で、肌で体感していただきたい。