〈オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス〉は、これまで〈オリバー・ゴールドスミス〉が培ってきたデザインの哲学を、より現代的にアップデートさせたラインなのですが、ラインナップをご覧になられた印象を教えてください。
左上から時計回りに〈OG × OLIVER GOLDSMITH〉CUT four 50 SG ¥39,000+TAX、Re.COMMANDER 49 SG ¥40,000+TAX、PUT IN two 49 ¥40,000+TAX、 PUT IN one 46 ¥40,000+TAX、 CUT two 44 ¥36,000+TAX、CUT one 44 ¥36,000+TAX
ソリマチクラシックなテイストもしっかりと残しつつも、英国モダンがより強調された印象です。自分の好みとすごくマッチしますね。あと、私はメタルよりもセルフレームが好きで、いまかけているアイテムに関しても、セルでなおかつクラシックな雰囲気があるのがいいなと思いました。あとはこのサイズ感もいい。自分の顔幅と同じくらいのものを理想としています。
ソリマチ非常にしっかりしてて気持ちがいいです。大きくて太いフレームのアイテムはやはりホールド感が強いんですが、そのぶん、かけることで気持ちがオンになりやすい。スーツを着ると背筋が伸びるのと同じで、メガネをかけることで気持ちが引き締り、所作が変わる感覚があるんです。このアイテムはそれを助長してくれる。そんな感じがします。
最後に、ソリマチさんにとってアイウェアはどんな役割をもつものなのか教えてください。
ソリマチ私がメガネをかけるようになったのは30代を過ぎてからなんです。それから20年以上も経ったいま、やはりなくてはならないものになっています。先ほども話した通り、個性の一部という考えがあるので、ファッションを表現する上でも欠かすことができないものですね。
ソリマチさきほど挙げた2名の俳優のほかにも、ウッディ・アレンや画家のデイヴィッド・ホックニー、デザイナーではイヴ・サンローランもアイウェアをかけていますが、やはりみなさんおしゃれです。そういう意味では、人を魅力的に見せるアイテムなのかなと思います。自分自身もかけることによって気分があがる。それが素敵なものであればなおさらですよね。