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英国デザインに潜む凛々しさと大胆さ。

Featuring OG × OLIVER GOLDSMITH

英国デザインに潜む凛々しさと大胆さ。

英国デザインの伝統を重んじながらも、そこに現代的なエッセンスを巧みに融合させ、アイウェアの新たな可能性を探る〈オージー・バイ オリバー・ゴールドスミス(OG × OLIVER GOLDSMITH)〉。モダンとクラシックが共存したアイテムを手に取りながら「これはスーツに合いますね」と語るのは、イラストレーターのソリマチアキラさん。今回はたくさんの英国アイテムを所有するソリマチさんにその魅力を説いてもらいながら、〈オージー・バイ オリバー・ゴールドスミス〉が持つデザインの秘密についても探ってもらいました。

  • Photo_Yuya Wada
  • Edit_Yuichiro Tsuji
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ソリマチアキラ / イラストレーター

東京都出身。1991年からフリーのイラストレーターとして活躍。雑誌や書籍、広告のイラストを手がける。一方でファッションに対する造形も深く、とくにスーツやトラッドなスタイルに対する知識が豊富。

伝統を重んじながらも、よりエレガントさが際立っている。

英国モノのアイテムに関して、ソリマチさんはどんなものをお持ちですか?

ソリマチ服もありますが、小物類が多いかもしれません。普段使っている手帳やボールペン、あとは靴や鞄ですね。そういったステーショナリーや服飾雑貨は英国のアイテムを選ぶ傾向にあるかもしれません。

どんなところに英国モノのアイテムの魅力を感じるのでしょうか?

ソリマチ上質な素材を使って丁寧な製法でつくられていて、すごく信頼ができる。そういったアイテムは使っていくと、どんどん魅力が増していくんです。たとえばツイードのジャケットのように、着れば着るほど肌に馴染んでいくといいますか。使うほどに味わいが増すのが、英国モノの魅力かなと思います。

〈OG × OLIVER GOLDSMITH〉アイウェア ¥37,000+TAX

英国のアイウェアに関しては、どんなご意見をお持ちでしょうか。

ソリマチ英国はフォーマルスタイルの国でもあると思うんです。だから、メガネもそれに合うようにデザインされている気がします。かけることでスーツスタイルがより凛々しく見えたり、ストイックな印象になる。私自身もやはりスーツを着るのがすごく好きなので、メガネを選ぶ際はそのスタイルに合うかどうかを考えてセレクトしていますね。

なるほど。

ソリマチこれは個人的な話なんですが、英国のアイウェアというと60年代の映画の雰囲気が頭のなかに焼き付いています。ピーター・セラーズやマイケル・ケインといった役者さんたちのキリッとした姿が印象に残っているというか。アメリカのアイウェアがトラッドやヘビーデューティーなのに対して、英国は伝統を重んじながら、よりエレガントに寄っている感じがします。街のなかでかけることを意識してデザインされている気がするんです。

デザイン性がより顕著に表れていると。

ソリマチそうですね。クラシックなムードを大事にしながらも、モダンさも感じられるデザインになっていると思います。

個性のひとつとしてしっかりと主張したい。

ソリマチさんご自身はどんなアイウェアがお好きなんですか?

ソリマチやはりクラシックな形のフレームは好きです。昔、50年代か60年代あたりにつくられたアンティークのメガネを持っていたことがあったんですが、サイズが合わず、それに似せてオーダーで自分のサイズのものもをつくったことがあります。当時はまだオールプラスティックのフレームのアイウェアがそこまで多くなくて、〈オリバー・ゴールドスミス〉の登場によってそれが浸透していった印象です。自分の好みのアイテムを求めやすくなって、これはいいなと思ったのを覚えていますね。

ご自身でもこのブランドのアイテムをお持ちなんですか?

ソリマチひとつだけ、こちらのアイテムを持っています。非常に英国らしいデザインだなと思って購入しました。

ソリマチさんがアイウェアを選ぶ基準はどんなところにありますか?

ソリマチ顔にのせたときに馴染むのが好きな人と、目立たせるのが好きな人がいるとすれば、私は後者のほうなんです。だからモノの個性がしっかりと表に出ているほうを選びますね。

存在感を大事にされていると。

ソリマチ自分の個性の一部としてアイウェアをかけている感覚なんです。自分のアイデンティティを形成する上でなくてはならないものですね。

かけることで気持ちが引き締り、所作が変わる。

〈オージー・バイ・オリバー・ゴールドスミス〉は、これまで〈オリバー・ゴールドスミス〉が培ってきたデザインの哲学を、より現代的にアップデートさせたラインなのですが、ラインナップをご覧になられた印象を教えてください。

左上から時計回りに〈OG × OLIVER GOLDSMITH〉CUT four 50 SG ¥39,000+TAX、Re.COMMANDER 49 SG ¥40,000+TAX、PUT IN two 49 ¥40,000+TAX、 PUT IN one 46 ¥40,000+TAX、 CUT two 44 ¥36,000+TAX、CUT one 44 ¥36,000+TAX

ソリマチクラシックなテイストもしっかりと残しつつも、英国モダンがより強調された印象です。自分の好みとすごくマッチしますね。あと、私はメタルよりもセルフレームが好きで、いまかけているアイテムに関しても、セルでなおかつクラシックな雰囲気があるのがいいなと思いました。あとはこのサイズ感もいい。自分の顔幅と同じくらいのものを理想としています。

着用感はいかがですか?

ソリマチ非常にしっかりしてて気持ちがいいです。大きくて太いフレームのアイテムはやはりホールド感が強いんですが、そのぶん、かけることで気持ちがオンになりやすい。スーツを着ると背筋が伸びるのと同じで、メガネをかけることで気持ちが引き締り、所作が変わる感覚があるんです。このアイテムはそれを助長してくれる。そんな感じがします。

最後に、ソリマチさんにとってアイウェアはどんな役割をもつものなのか教えてください。

ソリマチ私がメガネをかけるようになったのは30代を過ぎてからなんです。それから20年以上も経ったいま、やはりなくてはならないものになっています。先ほども話した通り、個性の一部という考えがあるので、ファッションを表現する上でも欠かすことができないものですね。

ソリマチさきほど挙げた2名の俳優のほかにも、ウッディ・アレンや画家のデイヴィッド・ホックニー、デザイナーではイヴ・サンローランもアイウェアをかけていますが、やはりみなさんおしゃれです。そういう意味では、人を魅力的に見せるアイテムなのかなと思います。自分自身もかけることによって気分があがる。それが素敵なものであればなおさらですよね。

OG × OLIVER GOLDSMITH

サラディストリビューション東京

03-6427-7239
info-td@marivision.jp

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#OG×OLIVER GOLDSMITH
#ソリマチアキラ
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