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ボクとJeep®の暮らしかた。 Vol.06 ソロキャンプ「So far、F/CE.® デザイナー 山根敏史」

My Jeep®,My Life.

ボクとJeep®の暮らしかた。 Vol.06 ソロキャンプ「So far、F/CE.® デザイナー 山根敏史」

今年で生誕75周年を迎えるアメリカが生んだSUVの元祖〈ジープ(Jeep®)〉。このブランドの「ジープ グランド チェロキー(Jeep® Grand Cherokee)」は、タフネスと洗練性が見事に融合したクールなクルマだ。今回は人気ブランド〈ソーファー(So far)〉と〈エフ シーイー(F/CE.®)〉のデザイナーであり、バンド「toe」のベーシストとしても活躍する山根敏史さんが登場。ファッション、音楽、アウトドアと多彩でアクティブな山根さんのライフスタイルに、このクルマはどうフィットするのだろうか?

  • Photo_Kazuhiko Tawara
  • Creative Director_Noriaki Kaneda(Kitchen and Company)
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Jun Nakada
  • Special Thanks_PICA富士西湖
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ショップをオープンして2年、軌道に乗ってきたふたつのブランド。

地球上にあるひとつの国をシーズン毎にテーマに掲げ、機能的かつデザイン性の高いウェアやバッグをリリースする〈エフシーイー(F/CE.®)〉と、“Urban Comfort Casual”をコンセプトに都会的で程よく力の抜けた洒脱なウェアを展開する〈ソーファー(So far)〉。両ブランドのデザイナーを務める山根敏史さんは、キャンプを中心としたアウトドア・アクティビティに精通するほか、バンド「toe」のベーシストとしても知られている多彩な才能を持つ人物だ。

山根さんはキャンプを中心としたアクティビティの最中や、日常のなかでふと浮かんだアイデアをクリエーションへと活かし、デザインに落とし込んでいる。

「小学生の頃にボーイスカウトに入っていて、その頃からアウトドアが身近にあったんです。で、大人になってフェスなどに行くようになってから、またキャンプとかをするようになって。キャンプへ行くと、デザインや機能が頭のなかにふと思い浮かぶことがあるんです。あとは実際に体を動かすことで、アイテムの修正点が見えてくることもある。たとえ定番で展開しているアイテムでも、常にベストになるようアップデートを加えています。なので、デザインに“完成”はないんです」

毎シーズンアップデートを繰り返しながらそのときのベストなアイテムをリリースするようにしていると話す山根さん。代官山にあるショップ「ルート(ROOT)」は、そんな両ブランドのアイテムはもちろん、山根さんと妻であり仕事上のパートナーでもある麻美さんがセレクトしたウェアやグッズなども展開。ショップの奥にはオフィスがあり、同じ建物のなかに山根さんのアトリエもある。

「はじめはショップとオフィスだけだったんですけど、最近アトリエも持つようになりました。ショップがオープンしてちょうど2年、ブランドも成長してきたし、スタッフがみんなそれぞれの役割を把握して能動的に動けるようになってきたので、ぼく自身もっとデザインに集中するためにアトリエは必要なスペースなんです」

クルマがクリエーションにもたらしてくれること。

一緒にブランドの舵取りを行なっている山根さんと麻美さん。ふたりは毎朝一緒にクルマに乗って出勤しているんだとか。

「運転中はふたりで仕事のことを話したりしていますね。お互いデザインのアイデアを出し合ったりして、そのなかで生まれたアイテムもあるんです。妻はぼくと異なる感性の持ち主だから、ぼくが思いつかないようなアイデアをパッと出してくれる。そうやって毎日ふたりでデザイン会議をしているんです(笑)。クルマがクリエーションのベースをつくってくれるんですよ」

もちろん、クルマを運転するのは出勤時だけではない。ふたりの子供を乗せて家族で出掛けるときや、バンドの練習、そして趣味であるキャンプへ行くときもクルマが活躍している。

「ぼくはクルマを単なる移動手段としてではなく、仕事、趣味、家族を繋ぐツールとして、ひいてはぼくの生活の根底を支えるものとして存在していますね。もしクルマがなかったら生活の歯車が狂ってしまうかもしれません」

山根さんは昔からクルマの空間が好きで、たとえ生活が苦しくても、クルマだけは欠かさず所有していたんだとか。

「考え事をするのに一番適したスペースだと思うんですよ、クルマの中って。昔からいろんな事象について考える生活を送ってきたから、常に頭のなかを働かせてないとダメなんです。クルマを運転していると、アクセルを踏むたびに景色が変わっていって、それを眺めていると思考がスムーズに流れる感覚がある。そして、しかるべきポイントに考えが行き着いたり、いいアイデアが浮かんだりする。だからひとりでクルマに乗るのが好きなんです。むかしは時間ができるとひとりでクルマに乗って突発的に遠出してましたね。最低限の荷物だけを乗せて、よくソロキャンプにでかけたりもしていました」

山根さんがソロキャンプをする理由。

結婚して子供が生まれ、自身のお店をオープンさせたこともあり、ここ数年はなかなかひとりでキャンプへ行く機会に恵まれなかったけれど、ようやく生活が落ち着いてきたところで、久しぶりにソロキャンプをしようと思い立った山根さん。仕事を早く切り上げ、クルマを走らせ到着したのは山梨にあるキャンプ場だ。

テントにシュラフ、キャンピングチェアー、ランタン、テーブル、バーナーに食器とカトラリー、あとは薪と焚火台、そして「ジープ グランド チェロキー」。余計なものを省いたミニマルな荷物でソロキャンプに臨む山根さんのスタイルは、なんだか男らしくてかっこいい。

「いつもだいたいこれくらいの荷物ですね。暖かい季節はテントがなくてもいいくらい(笑)。男ひとりなんで、料理もベーコン焼いてインスタント麺を茹でるくらいでいいかなと。あとは焚き火でもしながらゆっくり本を読んだりしてますね。最近ウクレレを弾いているので、今日はその練習もしようと思ってます」

山根さんにとってソロキャンプとは、文字通り“ひとりになるための作業”だと話す。

「誰でもそうだと思うんですけど、ひとりの時間って必要じゃないですか。ぼくの場合はソロキャンプでその時間をつくって、あれやこれやと考えたり、本を読みながら人の考えをインプットしたりすることで気持ちをリフレッシュさせているんです。こうして久しぶりにソロキャンプをしたけど、やっぱりいいもんですね」

自然の音をBGMに、薪をくべ、焚き火の灯りを頼りに本を読む。都会で生活する山根さんにとって、雄大な自然は非現実的な空間。そんな環境に身を置くことで、いつもとはちがう脳の働きを確認できるのかもしれない。

ウクレレを奏でると静寂のなかに優しくも陽気な音色がこだましあたりを包み込む。山根さんは自身のことを不器用だと語るが、仕事、趣味、家族のバランスを上手に取りながら生活を送る姿にその言葉は似合わない。

デザイナー、ベーシスト、父の視点から眺める〈ジープ〉の魅力。

生活のベースである都内の自宅、仕事場であるアトリエ、家族で向かうレジャー施設、バンドのリハーサルを行うスタジオ、そしてひとりの時間を紡ぐキャンプ場。そしてそれぞれのフィールドを繋ぐ〈ジープ〉。デザイナーである彼の目に、このブランドはどのように映っているのだろうか?

「男らしくてタフ。これが真っ先に思い浮かびます。他のカーブランドにはないジープならではの魅力ですよね。あと、オーセンティックなのに決して大衆的ではないと思うんです。媚びてないというか、分かる人だけ分かればいい、とでも言われているような感覚。そこが男心をくすぐるポイントだと思います」

今回、山根さんが乗っていた「ジープ グランド チェロキー」は、ボディと同色のグリルや、グロスブラックに彩られた20インチのアルミホイール、ブラックのレザーとスエードのコンビでつくられたシートなど、多彩な特別装備が詰まったクルマ。〈ジープ〉が持つたくましさと、チャコールグレーの洗練されたイメージが重なり、クールでモダンな仕上がりになっている。

「単純に見た目がカッコいいですよね、このクルマは。しかも、タフな車体デザインに対してインテリアは高級感があってそのギャップもまたいい」

実際に走行した感想はどうだろうか?

「走破性が抜群で爽快ですね。高速ではちょっとアクセルを踏んだだけでグイグイ進む感覚があるので、運転してて気持ちいいです。あとBluetoothでナビとスマホを繋げられるのも便利。それでハンズフリーの通話ができるから、運転中に仕事の電話がかかってきたときも安心して通話できるのもうれしいです」

加えてミュージシャンらしい視点でも、このクルマについて語っくれた。

「やっぱりバンドをやっていると楽器や機材などを運んだりするので、大きいクルマが必要なんです。その点においてもこのクルマは安心感がありますね。たくさん荷物を積めるから。あと基本的に運転中はラジオじゃなくて音楽を聴いているんですけど、スピーカーの音質のよさにはビックリしました。普段聞き慣れた曲もこのクルマで聴くと新しい発見があったりして、運転するのが楽しくなる」

クルマに乗って家族との思い出を増やしていきたい。

朝早くに起きて軽い朝食を取ったあと、すぐに片付けをして家族が待つ自宅へとクルマを走らせる山根さん。

「ぼくにはふたりの息子がいて、お兄ちゃんのほうはもうすぐで3歳になります。いろんなことが分かるようになってきたし、今度は男ふたりでキャンプをしてみたいですね。小さな頃からアウトドアに親しんでいるとたくましくなるし、元気な男の子に育ってほしいので」

無事家に到着すると家族が出迎え、仲睦まじいファミリーの姿を見せてくれた。男ふたりでキャンプに行きたいと語っていたお兄ちゃんが元気よくパパの腕のなかに飛び込み、山根さんの顔も思わずほころんでしまったようだ。

「まずはお兄ちゃんとのふたりキャンプ、そして下の子も大きくなったら家族でキャンプにいくのが父親としての当面の目標ですね。もちろん、それまでにもクルマに乗って色んなところへ連れていってあげて、家族の思い出をどんどん増やしていこうと思ってます」

山根敏史

愛知県出身。数々のブランドの要職を経て、独立。現在は〈So far〉、〈F/CE.®〉のデザイナーを務める。2017年にはデンマークのテントブランド〈NORDISK〉世界初のストアを東京にオープンさせる。バンド「toe」のベーシストとしても活躍。ファッションに限らず幅広いフィールドで才能を発揮している。
www.root-store.com
www.sofar-clothing.com
www.fce.tools

ジープ フリーコール
電話:0120-712-812
記事に登場するJeep® Grand Cherokee Altitudeは、限定販売車となっております。
※現在、販売中のJeep® Grand Cherokee Altitudeのベースグレード
Jeep® Grand Cherokee Laredo
【主要装備】
・右ハンドル
・4,835mm×1,935mm×1,825mm
・乗車定員:5名
・V型6気筒 DOHC
・総排気量:3,604cc
・最高出力(kW/rpm):210(286ps)/ 6,350(ECE)
・最大トルク(N・m/rpm):347(35.4kg・m)/ 4,300(ECE)
・常時4輪駆動
・電子制御式8速AT
・無鉛レギュラーガソリン
www.jeep-japan.com/grand_cherokee
Jeep®が展開しているライフスタイル・ウェブマガジン「Real Style」では、アウトドアに精通するデザイナー、山根敏史さんの愛用品を公開! ソロキャンプで使いたい11個のアイテム。
http://jeepstyle.jp/houyhnhnm-yamane-satoshi-solo-camp/
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