HOUYHNHNM

FEATURE|ウィズムとレショップによる近況報告会 in 恵比寿。

ウィズムとレショップによる近況報告会 in 恵比寿。

Discussing our recent situations, WISM & L'ÉCHOPPE

ウィズムとレショップによる近況報告会 in 恵比寿。

2018年も残り一ヶ月。あっという間に駆け抜けていく師走感を、目前に感じるようになったこの季節。「ウィズム(WISM)」のディレクターである堀家龍、「ウィズム」と同じくベイクルーズが運営するセレクトショップである「レショップ(L’ÉCHOPPE)」のディレクターである金子恵治、「フイナム(HOUYHNHNM)」の編集長である小牟田亮の3人が恵比寿ガーデンプレイスにある居酒屋に集いました。普段から飲み仲間であるこの3名。気心の知れた間柄だからこそ語れる話もあるわけです。この鼎談は2部構成となっており、「ウィズム」について語っている前編は、「ウィズム」のHP内にあるFEATUREにて公開中。今回は後篇として、「レショップ」について、そして2つの店舗の展望を語り合った内容となっています。

  • Photo_Shunsuke Shiga
  • Edit_Maruro Yamashita
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僕らの編集が入ったものづくり。

後編もよろしくお願い致します! ここからは「レショップ」についても色々と伺いたいのですが、最近のお店はいかがですか?

金子うちはちょっと転換期に入ってきていると思うんですよね。

レディースの取り扱いも始められたんですよね?

金子そうですね。二階のスペースが使えることになったので、やるならばレディースをやろうかということになりまして。と言っても、最初の僕のコンセプトシートでは、別にメンズショップと決めていたわけでもなくて、元々ターゲットは男女両方だったんですよね。なので、よくよく考えれば、メンズだけやることもないかって感じで、わりと自然とレディースもやろうかということになりました。コンセプトはメンズもレディースも全く一緒のままです。あくまでもターゲットの人たちは、同じ業界の人だったり、セレクトショップ卒業生の方達。そこはぶれずにやっていこうと思っています。

セレクトショップ卒業生というのを、もう少し詳しく説明して頂いてもよろしいでしょうか?

金子それなりに年齢も重ねて色々な洋服を買われてきた人って、その時々でトレンドが変わっていても結局は順繰り回っていることが多いんです。なので、多少何かが変わっていても似たようなアイテムを今でも持っているっていう感じだったりするんですよね。結局飽きてしまってベーシックなアイテムしか着なくなってしまう人も多いですし。そういう方達が、今だったらどういうものを欲しいんだろうっていうところを考えながらアイテムをセレクトしています。それはメンズもレディースも変わらずですね。メンズに関しては、ようやく別注みたいなことをちゃんとできるくらいの規模感になってきたので、以前のように「世界中から集めました!」っていうよりも、僕らの編集が入ったものづくりみたいなものが非常に増えてきていて。

今日金子さんが着てらっしゃるニットとかもそうですよね。

金子そうですね。前までだったら普通にこのニットを仕入れるだけだったんですけど、今はこうやってロゴを入れてみたいな話をできるようになってきて。

なるほど。そして、きっとそのニットは元々はロゴ入りのニットなどを作るようなブランドではないんですよね。

金子そうですね、元々は漁師のためのニットを作っているブランドなので。でも、漁師のためのニットというのは昔の話で、今は名産品みたいな感じになってるんです。そういう現状を考えても、お土産のセーターを作ってもらってもいいんじゃないかっていう考えから生まれたものです。結局のところ、僕らが編集したものが、あからさまに売り上げが良かったり、反響が良かったりするんです。反面、ただ海外から持って来ましたっていうアイテムって、実はそんなに響かなかったりして。そこが「ウィズム」と違うところかもしれないですね。

堀家お客さんが満足しないかもしれないですね。

金子なんかひと噛みしたものが求められているんですかね。イベントにしても、コートのオーダー会みたいな、結局そういうものがすごく受け入れられたりするんですよ。なので、もっとそういう仕掛けをやっていくほうが、ブランドさんをかき集めて紹介していくよりも良いのかなって思っています。

あくまでも僕らが見て良いと思えたもの、そこが全て。

それぞれのお店での、最近の打ち出しの傾向ってありますか?

堀家無いですねー。その時の気分で、色を差していったり、物を差していってはいるんですが、そんなに決まっていないんですよね。でも、逆を返すとそういう決まっていないっていうところに不安もあったりするんですよ。そもそも、ファッションを追いかけてないんで、自分の選択は本当に合ってるのかなとか思います。自分たちは決断するのが仕事なんで、仕入れを含めて何かをするとき、すごく自問自答するんです。かといって答えが変わるわけでもないんですけどね。自分の中でこねくり回して、こねくり回して、答えを出して、さも整然に答えてるみたいなことの繰り返しです。その最終的な決断にしても、決して裏が取れたというわけではなく、自分のなかで決断を下したってことだけで。そこまでの時間は、おそらく自分は金子さんよりも長いんじゃないですかね。

金子僕は答えを出すのは早いかもしれないですね。というのも“勘違い”をしているからなんです。僕らの仕事って正解がないものじゃないですか。それは皆そうかもしれないですけど「自分たちが良いと思ったものだし、皆も良いと思うでしょ!」みたいな勘違いがどこかにないと、前例がないものを作れないんじゃないかと思うんですよね。あくまでも僕らが見て良いと思えたもの、それが全てですから。

〈ジェームス グロース(James Grose)〉のライダースジャケット。1876年に創業したロンドンの小売店をルーツに持つレザーウェアブランド。アーカイブから掘り起こした50年代のビニールジャケットのディテールを、細部にまでこだわり再現しながらも、上質なレザーで仕上げた一着。¥135,000+TAX

1971年にカナダのトロントでスタートし、カナダのレンジャー部隊や森林警備隊でも使用されるほどの高品質なアイテムを作り上げる、〈クルアニ(KLUANE)〉のダウンジャケット。クラシックな見た目とは裏腹に抜群の軽さと着心地の良さを併せ持ちます。¥99,000+ TAX

素材、縫製、カッティングまで全てにこだわり抜いた洋服作りを行うレディースブランド〈ユニオン ランチ(UNION LAUNCH)〉と「レショップ」が手を組みローンチさせたユニセックスライン。こちらは大人のためのヒッコリーワークパンツ。¥39,000+TAX

小牟田バイヤーさんは、自分が仕入れたものを売るためにどんなストーリーをつくろうかなと考えると思うんですが、金子さんと堀家さんの二人はそのストーリーテリングがとくに巧みだと思います。いい意味で傍若無人というか、俺はこう思ってるからこれでいいんだ!という強さがありますよね。五角形のレーダーチャートにしたら、二人ともバランスは悪いんですけど、それゆえにすごく尖っているところがあってそこにみんな引き寄せられるわけです。逆に、MDを重視してお店のラインナップを考えていくと、どんどん角が丸くなっていくと思うんです。それって媒体の企画でも一緒で、流行ってるから取り上げるみたいなことじゃ特別な輝きは出ないんですよね。とはいえ、二人がやっているようなことって誰もができるわけではないので、そういうことができる人には突っ走って欲しいと思います。そうでないと、どんどんファッションが均一化していってしまうので。面白いことをやっている人たちは保護していきたいですよね。

金子保護されたいです(笑)

堀家まあ、開き直ってる部分はあるんで。できないものはできねーよみたいな。だけど、やるって決めたことに関しては全力でやってるから、そこにスタッフたちがいてくれてるっていうのはすごく感謝ですよね。これが他のところだったら、こうはなってないかもしれないから。だから、自分の周りにいてくれる仲間には恵まれていますね。彼らがいなかったら間違いなく今の「ウィズム」はないので。僕らはファッション業界のなかで、一旗上げたくてやっているんですよ。死ぬまでこっからずっと店頭に立っていても、世の中は大して変わらないかもしれないけど、それでも、ああいう洋服屋って格好良いよねって思う人を増やすために、いま自分たちは効率悪いことを全力でやってるんだと思うんですよね。それを腹を割って話せるのは、やっぱり金子さんだなって思うんです。

社内にそういった同志がいるのは素敵ですね。

堀家俺はそう感じてます。

金子同じくです。

小牟田「ベイクルーズ」という大きい会社のなかに、異端である「ウィズム」と「レショップ」のようなショップがあるのがまず面白いですよね。その存在感は、メディアやお客さんだけではなく、「ベイクルーズ」の社員にとっても大きいんじゃないでしょうか。だって、みんな洋服が大好きで入社しているわけで、明らかに面白いことをやっているお店が社内にあるっていうことに刺激を受けないわけがない。「ウィズム」とか「レショップ」で働きたいっていう人も多いような気がします。

「ウィズムとはゴールも一緒だし、プロセスも近いのかなと思います」(金子)

堀家さんは先ほど、ファッションを追いかけてないとおっしゃっていましたが、「ウィズム」で取り扱っているブランドのなかには海外のスモールブランドも多いですよね。その辺りはどのようにキャッチされているんですか?

堀家いやー、たまたまなんですよ。たまたま会ったりとか、何かのきっかけで繋がったりとか。そもそも自分にはファッション的な感覚が無い分、“人”の部分には入り込んでいこうって思っているんです。なにも奇をてらっているわけじゃないんですけど、そういった部分は普通にできている気がしますね。

あがってきた洋服だけを見て判断するのではなく、作っている人を見るということですか?

堀家そうですね。どういう人がどういうことを思って作っているのか。あとは自分の言葉で語られているかどうか。表現が稚拙でも、嘘がなければそれで良いと思ってます。芸能人のブログがアクセス良いのも、そういうことだと思うんですよね。皆、その人がどういう人なのかが気になるっていうか。

金子バイイングについて言うと、極力お店のスタッフもバイイングに携わってもらうようにしてて、全員バイヤーを目指しています。僕だけでは自分の枠に収まってしまうけど、「レショップ」の守備範囲は無限であるべきだと思っているので、各々の得意分野の商品のオーダーを考えてもらって、そういうものも仕入れたりとかしています。

小牟田ちょっとずつ権限を与えているんですね。

金子そうですね。こないだ異動してきたスタッフも、アメリカンネイティブ系のアイテムに強かったりして。彼が身に付けているものはやっぱりすごいんですよ。気になったアイテムは、その彼を起用して即仕入れてしてもらったり。皆の得意なところを活かしていくみたいな。

堀家なるほど。いいですね!

小牟田そういうことをやり始めるとチーム感が出てきますよね。リーダーの頑張りに皆で必死で付いていくっていうのが初期段階だとしたら、今は違うステージに来ている感じがします。皆でやることによって、グルーヴが生まれてくるのではないでしょうか。

堀家参加意識って大事です。

小牟田他人事じゃなく、自分事にしていかないとダメですよね。

堀家ちゃんとマネージメントしてますね!

金子こないだ、たまたまお店に買い物に来ていた新卒の「ジャーナル スタンダード」のスタッフの子を展示会に連れて行ったんです。というのも、うちが別注してメンズを作ってもらっているレディースのブランドがあって、たまたまそれを買いに来てたので、「そのブランドの展示会に今から行くけど、時間あるなら一緒に行く?」って。

一同へー!

金子で、一緒に展示会に行って、打ち合わせも全部見せてあげて。そのままもうひとつの展示会に連れて行きました。「ジャーナル スタンダード」の吉祥寺店の子なんですけど(笑)。

堀家それはなかなかウィザードですね!

金子変な話、お店で商談しているときも、知り合いがお店に来たら、そのまま商談に混ざってもらって意見を聞いたりして。巻き込むのが好きなんですよね。僕らにとっても面白い意見が聞けたりするので。それに、巻き込まれた方も「レショップ」に来るとこんな経験できるんだとか、洋服って楽しいなって思ってもらえると思うんですよね。その展示会に連れて行った子にしても、洋服が相当好きな子だろうから、これが切っ掛けで何か目指すものができたりとかしても良いかなって。

堀家良い話ですね! 俺は逆にバイイングに関しては超秘密裏なんですよね。結構綿密にやるので、そういう“場面での動き”っていうのはできないです。

小牟田「ウィズム」って、一見勢い重視のお店に見えますが全然違うんですよね。そこがすごく面白いところです。

堀家その話はそのくらいで(笑)。でもたしかに、最近社内でも「ウィズム」と「レショップ」が好きだって言ってくれる人は多いです。実は、最初「レショップ」ができたとき、全然理解できませんでした。金子さんは社内的にも伝説の人なんだけど、俺はずっと「ベイクルーズ」にいたわけではないから、あまりピンときてなくて。世界観がすごいとは思うけど、とにかくよくわからなかったです。かたや「ウィズム」はわからない部分を放棄している店だから、そこを生業にしてるお店と、そこを放棄してる店、両方が好きっていうのはなかなかすごいことだなって思うんですよね。そこらへんは自分には持っていない振り幅なんで。

金子振り幅でいうと、僕の持ってない振り幅を堀家くんは持ってるんだよね。でも広く見れば、結局あまり変わらないんだろうなって思う。バイイングでの動きにしても、僕は出会いが出会いを呼んでとか、通ったところでたまたま良いものを見つけて、みたいな感じなんだけど、それは堀家くんもあまり変わらないと思う。お互いマーケットも見てないし、世の中のこともわかってない。自分たちの行く道で何が拾えるかっていうところだと思うんですよ。そう言う意味で、やってるテイストは全然違うんだけど、あまり変わらないのかなと。だから共感できるんだと思うし。

そうですね。根本的なところでの在り方でわかり合えるんでしょうね。

金子お互い、逆のお店をやれって言われたら、全く身動き取れなくなると思うけど。

堀家たしかに。販売員の一番下っ端からやらないとダメですね(笑)。「いらっしゃいませー!」の声のボリュームも間違えちゃいそうです(笑)

金子でも、ゴールは一緒だし、プロセスも近いのかなと思いますね。それは僕の知っているなかでは「ウィズム」だけだなって思います。

小牟田お二人ともうちでブログを書いてもらってますけど、たまに買い付けの背景のストーリーを書いてくれるじゃないですか。金子さんはきちんとした文章として綴るけど、堀家さんは「歩いてたらなんかスゲーのを見つけて!」みたいな勢いを感じる文章なんですよね。けど結局やっていることは一緒なんでしょうね。全然違う二人なのに、マインドは一緒っていうのが面白いですね。今日、お二人に会うということで、久々に両方のお店に伺ったんですけど、それぞれすごく面白かったですね。

それはどのようなところが面白かったのでしょうか?

小牟田僕が不勉強なだけかもしれないんですけど、聞いたことないようなブランドがどちらのお店にも、いつも必ずあるんですよね。「ウィズム」に関して言うと、人によってお店への印象がまったく違うと思うんです。受け取る人次第で色んな顔を見せてくれるというか。例えば僕だったら、あまり知られてないけどすごく作りの良いブランドをしれっとやってるところが好きなんですけど、一方でとにかくグラフィックが素晴らしいブランドもたくさん取り扱っている。そうしたブランドは、自分が着るかと言えば着ないんですけど、それも全部含めて「ウィズム」なんです。なぜそういうお店になっているかというと、堀家さんがそれだけの引き出しを持っているということなんですよね。普段はあまりそういう面を見せない人なんで、そこが面白いですね。

「レショップ」はいかがですか?

小牟田最近なんだか風格がありますよね、神々しいというか。前までは、好きな人が粛々と通う玄人向けのお店って感じだったんですけど、今はお店の別注ものがあるっていうのも含めて、もうちょっと間口が広い雰囲気があります。ですが、いつ行っても店内の配置が変わっていて、どのラックにも必ずなにかが仕込まれてますよね。とにかく油断できません。お店にあるすべてのアイテムにきちんとしたストーリーがあるのも素晴らしいですよね。あと、これは「ウィズム」にも言えることですが、同じブランド、アイテムでもこのお店で見ると全然違って見えるんです。それこそがお店の力だし、どうせ買うならここで買いたいとお客さんに思わせることができている。オリジナルがなくて、仕入れで勝負している分、当然そういう力がないとダメだと思うんですけど、目に見えてその部分が強いですよね。

道すがらで何を見つけられるのか。

それでは締めくくりとして、それぞれのショップの今後の展望を教えて頂けますか?

金子うちは課題が沢山あるんですよね。一番の課題は、そもそもわかりづらいものをやっているので、それをどう伝えるかっていうことです。伝えることを怠ったら、本当にただの好きなものでしかなくなってしまうので。一つ一つ思い入れやストーリーがあるし、いくらでも伝えられるものはあるんですけど、それが全て適切に伝えられているかっていうと、なかなか難しくて。とにかく今はそこへ時間をかけること。自分もスタッフも皆、それぞれ一つ一つどう伝えていくかみたいなところが課題ですね。これから商品構成は大きく変わってくると思います。よりローカルなアーティストやデザイナーさんの開拓と、忘れ去られてしまったようなブランドの発掘。国内ではデザイナーさんとの商品開発の取り組みが増えてくるでしょう。あまり無理して何かを探すということではなく、対話のなかで生まれてくるものや、見知らぬ土地で偶然見つけたものなんかが理想なんですよね。自分が想像できてしまう商品でお客さまを満足させられるわけがないと思っているので。今回もアメリカに2週間くらい行ってきて、NY、テキサス、LA、その3都市を練り歩いたなかで何を見つけられるかみたいな挑戦をしてきました。本当にこんな買い付けで良いのかな?って不安にもなりますが(笑)。コレクション時期にはパリとかイタリアやNYでものすごいことが行われているわけじゃないですか。

堀家そういう自問自答しちゃいますよね。

金子そうですね。皆が一番見ているところに僕は行っていないし、ネットでも情報を見ないんで。今は他のお店も全く見に行ってないですからね。自分のやり方が正解かどうか、自問自答しちゃうんですよね。

堀家僕も日本の洋服屋は一切見に行かないですね。みんなすごいなって思うんですよね。今季のテーマは「ジェンダーレス!」とか(笑)。僕からすると、テーマなんて設けられないよって思うんです。どちらの店も届けることに注力しているんで。今ようやくどちらの店も“うねり”くらいになってきてるから、それが“現象”になるくらいまで頑張っていきたいし、その先には“制圧”とかも出てくるわけで。

小牟田制圧(笑)。

堀家そりゃ制圧したいじゃないですか、ファッション業界を。このスタンスで制圧できたら格好良いですよね。皆が良いものを持ち寄れば、良いお店になるし、結果にもつながる。そういう意味で、「レショップ」とやってることは一緒ですね。見せ方が違うだけで。

金子うちはもうすぐ4年なんですけど、徐々にビジネスとしては大きくなっていく反面、今って少し危険なんですよね。お互いのお店に共通してると思うんですけど、ちょっと油断すると普通のセレクトショップになりかねないんですよね。つまりは僕ら曲げたらです。だから大きくなる一方で、より初心を強く意識するようにしています。「レショップ」はセレクトショップ黎明期の先駆者達が開拓してきたようなことを、情報過多の現代でどう実現できるかみたいな挑戦でもあるんですよね。だから益々情報を遮断するようになってきてます。当時は情報もないなか、好きという気持ちだけでアメリカに行って、何日間もかけて横断、縦断をしたりして、見知らぬところで何かを見つけては日本に持ち帰ったりしていたと思うんです。あまり意識していなくても、自分もどんどんそうなっているというか。情報があるなか、無理やりそうするっていうか。

ご自身を当時と同じような環境に置いてみているということですか?

金子そうですね。そういうやり方が悪化してますね(笑)。

堀家今、金子さんが言ってたように、普通になっちゃうんですよ。結果論だけで話して、数字だけで判断しちゃうと。そうすると、どんどんおかしいことになっちゃいますからね。「ウィズム」と「レショップ」だけでも健全に戻したいです。皆が服屋に憧れるような、格好良いお店でありたいですね!

WISM 渋谷店

電話:03-6418-5034
wism-tyo.jp/

レショップ


電話:03-5413-4717
www.instagram.com/lechoppe.jp

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