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働く人の手とブリストン。

5 creators wear BRISTON

働く人の手とブリストン。

“スポーツ&シック”というブランドスピリットの通り、カジュアルでありながらも上品さを携えた時計をリリースするパリ発の〈ブリストン(BRISTON)〉。ミリタリーやスポーツウォッチのエッセンスをベースに、スクエア型のケースを付属したデザインが特徴的です。このブランドのアイテムを、それぞれ異なる職を持つ5人のクリエイターにつけてもらいました。

  • Photo_TAWARA(magNese)
  • Edit_Yuichiro Tsuji
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美容師

軽部 京介さん

「HAIR CALIFORNIA」をオープンしたのはいつ頃のことですか?

もともと平塚で同じ名前のお店をやっていて、その後ハワイでお店を開いたんですけど、2年前に日本へ戻ってきてこのお店をオープンしました。

軽部さんがお仕事をするうえで、大事にしているのはどんなことですか?

1対1で接することを大事にしています。アシスタントを雇わず、すべてぼくの手でお客さまをもてなしたいんです。つくったスタイルを120パーセント気に入ってもらうには、他の人の手を介さずに自分だけでやりとげることが重要なのかなと思うんです。

なるほど。

あとは切ったその日がベストではなくて、そこからどんどん馴染んでいくスタイルを目指しています。ぼくがスタイリングするよりも自分でやったほうがうまくいったとか、そんな声が聞けるとうれしいですね。

軽部さんが時計に求めるのはどんなことですか?

サーフィンが好きなのと、仕事柄水を使うことも多いので防水機能は欲しいですね。普段から〈ブリストン〉の時計を使っていて、すごく気に入っているんです。

防水機能以外ではどんなところに惹かれますか?

フェイスを囲んでいる鼈甲のパーツがかっこいいです。高級時計のような品のよさと、普段づかいしやすいカジュアルさが上手に共存していますよね。

フォトグラファー

高木 亜麗 さん

高木さんがフォトグラファーを目指したきっかけを教えてください。

写真は高校のときからずっと撮り続けているんですが、若い頃はプロになるという意識はなくて。商業カメラマンにはならずに、バイトをしながら自分の作品をつくり続けていたんです。ただ、ライティングの技術などがなかったのでそれを学びたかったのと、私の師匠は作品をつくりながら広告を手がけたりしていたので、両方できるカメラマンになりたいと思ったんです。

それで師匠である鈴木心さんに師事されたんですね。

雑誌を見ていて、いいなと思う写真は師匠が撮っていることが多かったんです。

プロのフォトグラファーとして仕事をするうえで大事にしているのはどんなことですか?

いい写真を撮ることはもちろんなんですが、撮影現場のムードも印象に残るものにしようと意識しています。そういう空気感が魅力的な写真を撮ることに繋がるんじゃないかと思うんです。自分のカメラを好きになること、そしてそのカメラで撮影をすることで思いが反映されて、いい写真が撮れるような気がします。

仕事中、時計をつけたりはしますか?

アシスタント時代はよくつけてました。仕事中にいちいちスマホを取り出すわけにもいかなかったので。正直なところ最近はあまりつけないんですが、素敵な時計があればつけてみたいなって思います。

〈ブリストン〉をつけてみていかがでしたか?

まずアナログなところがいいなと思いました。針を見て、時間の経過であったり、1日の時間軸をフィジカルに感じられるのはアナログならではだと思うんです。あと私は手首が細いほうなんですが、それでもサイズがしっくり馴染む感覚があります。ベルトを付け替えられるので、コーディネートに合わせて決められるところもうれしかったですね。

〈BRISTON〉Clubmaster-Chic ¥22,500+TAX、ベルト ¥3,500+TAX

スタイリスト

松田 有記 さん

松田さんがスタイリストを目指したのはいつ頃ですか?

高校2年生のときですね。当時買っていた『アサヤン』とか『ブーン』を読むようになってから一気にファッションに目覚めてしまって(笑)。誌面にはファッション専門学校の広告も掲載されていたんですけど、そこにスタイリスト科の文字を見つけて「どんなことをするんだろう?」と思って自分なりに調べたんです。

それでスタイリストに興味が湧いたんですね。

いろんな服に触れられるところに惹かれました。それで専門学校に通って、師匠について、21歳で独立しました。スタイリストになって今年で20年ですね。

20年も第一線で活躍できる秘訣はどんなところにあるんですか?

秘訣かどうかはわかりませんが、人としてのルールみたいなものを大事にしています。挨拶をしっかりするとか、遅刻をしないとか、当たり前のことなんですが、ぼくは会社に属したことがないからこそ、そういった気持ちを持とうと思っています。そういった意味では時計は自分にとって必需品かもしれません。

なるほど。

あとは身だしなみを整える意味でもつけますね。自分のこだわりを表現するうえで大事なアイテムだと思うんです。とくに男性は誰がどんな時計をつけているかっていうのを気にしがちだと思うので(笑)。

〈ブリストン〉の時計は松田さんの目にどのように映っていますか?

ぼくは軍モノのデザインが好きなんですが、これはまさにミリタリーテイストですよね。それなのに品があるから大人でもつけやすい。ベルトを変えて、いろんな組み合わせを楽しめるところもうれしいです。あとはちょうどいいサイズ感も気に入りました。一時期大きなフェイスの時計が流行ったと思うんですけど、それだと仕事の邪魔になっちゃうんです。でもこれなら人に圧迫感を与えることもないし、手に馴染む感覚がいいなと思います。

ルスルス代表

庄司 愛さん

「ルスルス」では植物の販売や空間演出をされているそうですが、いつ活動をスタートさせたんですか?

今年でちょうど10周年です。もともとインテリアショップのなかにある植物屋さんで働いていて、そこでノウハウを学んだあとに独立しました。

植物の魅力はどんなところにありますか?

有機的な力ですかね。たとえばひとつの新しいお店ができたとして、什器や商品を並べたあと、そこに植物をプラスすることで、空間に命が吹き込まれたような感覚が生まれる。その瞬間がすごくたのしいし、うれしいんです。

お仕事をするうえでどんなことを大事にしていますか?

施主さんと話をするなかで、その人がちゃんと上手に育てられる植物を置くことですね。植物にも流行があるんですけど、それに捉われずに、まずは植物を好きになってもらえるようにするのが私たちの役割なんじゃないかと思ってます。あとは、本当にありふれた植物でも鉢を変えるだけで見え方が変わるんです。人が服で着飾るように、植物と鉢を上手に組み合わせてご提案することも意識しています。

働きながら、時計を見たり、時間を気にすることはありますか?

この10年間、本当に忙しなくて、腕時計を巻く習慣を忘れていました。でも今回〈ブリストン〉の時計をつけて、久しぶりに腕に巻くのもいいなって思ったんです。仕事柄、腕に土や水がつくことなんて当たり前のようにあるけど、この時計は防水なので大丈夫ですし。ベルトが汚れても取り替えられるのもうれしいです。あと大人っぽい素敵なデザインだから、そのまま夜にお食事へ行ったりできるところもいいですね。

〈BRISTON〉Clubmaster-Chic ¥21,500+TAX、ベルト ¥3,500+TAX

norbit デザイナー

野澤 広志 さん

〈ノービット(norbit)〉のコンセプトを教えてください。

ファッションブランドという立ち位置ではなくて、むしろアンチファッションなところがあります。人に見られてかっこいいとかではなく、休日や外遊びの機能をフィーチャーした実用着をつくっています。海外には老舗と呼ばれるブランドがたくさんありますが、それはファッションというよりもワークであったり、ハンティングであったりさまざまな用途がありました。〈ノービット〉もそれと同じように実用の世界で100年、200年続くようなブランドでありたいなと思っているんです。

デザインはどんなことにこだわっていますか?

いまの時代だからこそできることをやっていきたいと思っています。今日着ているジャケットも一見するとクラシックに見えるかもしれませんが、表地は撥水加工のツイードで、内側に防水・透湿のフィルムを貼って、裏地は伸縮性のあるトリコットという生地を使っています。肘のパッチはコーデュラナイロンをレーザーカットして縫い合わせることで、エッジがスッキリと見えるように工夫したり。むかしの服のいいところと、現代の技術を上手に組み合わせているんです。

〈ノービット〉で時計をつくりたいと考えたりしますか?

たまに思ったりはしたんですけど、自分は機械に弱いので…(笑)。でも〈ブリストン〉の時計を見たときに、文字盤の周りをセルロイドで囲っていて、そうしたアイデアがおもしろいなと思いました。モノをそんな視点で眺めることはよくあるんですけどね。

実際に〈ブリストン〉のアイテムを着用されているそうですが、デザインをご覧になられていかがですか?

ありそうでないデザインがいいですよね。まったく新しいデザインってすぐに飽きてしまうんですが、これは過去と現代のデザインがミックスされていて渋い。派手じゃないし、しっくり馴染む感じがします。すごくバランスがいいですよね。

BRISTON

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