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monessay ─アボ

フイナム発行人、フイナム・アンプラグド編集長である蔡 俊行による連載企画「モネッセイ(monessay)」。モノを通したエッセイだから「モネッセイ」、ひねりもなんにもないですが、ウンチクでもないのです。某誌でずいぶん長いこと連載していたコラムが休載し、フイナムにて装いも新たにスタートです。今回は〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)〉の3WAYバッグ。

  • Text_Toshiyuki Sai
  • Photo_Kengo Shimizu
  • Edit_Ryo Komuta
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第二十二回 アボ

レビアニメ版『巨人の星』、といっても知らない人も多いかもしれない。ぼくらが小学生の頃放映されていた、ある意味国民的なテレビアニメだった。昭和を代表する作品のひとつと言っても言い過ぎではない。番組は、♪思い込んだら試練の道を~というオープニングソングから始まる。

メリカのメジャーリーグを大リーグと呼んだり、ジャイアンツのことを巨人軍などと表したのもこのマンガの影響だ。巨人ファンやアンチ巨人という野球ファンの拡大に貢献したし、競技人口の増大にも大きく影響したと思う。自分も小さい頃は空き地で野球やってたし。またど根性スポーツアニメ、いわゆる「スポ根」ジャンルの嚆矢である。

人になり飲みの席で学生時代の部活の話になった。

くはサッカー部で1年生は練習の前後、昼休みにグラウンドにローラーをかけるという伝統があるという話をしたら、友人のひとりが「ああ、コンダラね」というのであった。

ンドラ? なんだそれ?

の友人たちも話に入りようやくわかったのはコンドラ男が間違っていたということである。巨人の星のオープリングで主人公の星飛雄馬がローラーを弾く姿を見て「重いコンダラ~」と誤解していたのである。

ういう間違いは誰にでもある。自分もずいぶん年を取るまでに、人間ドッだと思ってたし、アボドと口にしていた。

ックパックのこともデイバッグ・・・だとばかり思っていた。なるほど一日分の荷物を運ぶからデイバッグ・・・なんだと、意外と間違っていないような誤解をしていた。正しくはデイパック・・・ですね。

イパック、若い頃は仕事に行くときによく使ってた。スケジュール帳やノート、筆記用具、カメラ、ウォークマンに財布、そして雑誌や文庫本。いまではそれらすべて携帯ひとつで事足りるというのもすごい。

年、サンフランシスコのサーフショップで〈パタゴニア〉のデイパックを買った。これなら最近増えている1~2泊の国内出張にぴったりだ。

りの飛行機に搭乗するとき、パソコンや身の回りのものを詰めるのにもすごく役立った。

かしよく考えると出張で使うには不便な点も多い。収容室がひとつしかないから、パソコンから着替えから書類やらすべてそこに入る。人前で開けられないという問題。

するに使い物にならない。やはりそれ用に作られたバッグというものが必要だった。

の〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉のバッグは非常によくできている。痒いところに手が届くというか、ここが痒かったんだというところまで気づかせてくれた。しかも軽いしね。

分で持つバッグを選ぶ基準はデザインや色もあるけれど、実はいちばん重視しているのが重さ。軽いに越したことはない。

かしいまさらこうした3ウェイのバッグの良さに気づくというのも、どうかと思う。世間で活躍されているビジネスマンの皆さんは先刻承知。まだまだ青いということです。

ド、もといアボカド。いまだに誤解している言い間違い、まだまだありそうだ。 

¥31,000+TAX

蔡 俊行

フイナム発行人/フイナム・アンプラグド編集長。マガジンハウス・ポパイのフリー編集者を経て、スタイリストらのマネージメントを行う傍ら、編集/制作を行うプロダクション会社を立ち上げる。2006年、株式会社ライノに社名変更。

nanamica MOUNTAIN

電話:03-5728-8716
www.nanamica.com

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