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FEATURE|テンボックスとチャーチャーが語る、トリップ、サーフィン、コラボレーション。

テンボックスとチャーチャーが語る、トリップ、サーフィン、コラボレーション。

LONG VACATION From TENBOX/ChahChah

テンボックスとチャーチャーが語る、トリップ、サーフィン、コラボレーション。

〈テンボックス(TENBOX)〉と〈チャーチャー(ChahChah)〉。サーフィンが好きで、遊びが好きで、そして服作りが好きで。何をしていても、いつも心はロングバケーション…そんな彼らが、〈リー(Lee)〉の普遍的モデル「ウェスターナー」を使用してコラボレーションアイテムを制作しました。旅好きの彼らが考えたアイデアは、皆のワードローブのなかでも長く主役級で着ることができるもの。その仕上がりはいかに?

  • Photo_ Reiji Yamazaki
  • Text&Edit_ Kana Yoshioka
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左からKOHEI( ChahChah)、YUTA(ChahChah)、 PIGU(TENBOX)、CAORI(TENBOX)

ウェスターナーという普遍的なデザインに、僕らのエッセンスをど れだけ加えられるか。

皆さんはどのようなことがきっかけで出会ったのですか?

PIGU3年前に波待ちをしていたときに、海の中でユータに話かけられて、そこでは少しの会話で終わったんだけど、次の週にちょうど台風でうねりが入っていたときに、湘南で俺1人で海に行ったんですよ。そしたら海沿いの国道での信号待ちで車が止まって、「PIGUくん!」って呼ばれて。で、一緒に(海に)入ろうよってなり、そこから仲良くなりました。

YUTAそれこそ前日にInstagramで、僕の友達とPIGUくんが一緒に写っていて、それで次の日に「あれ? 友達と一緒に写っていた人だ」ってなって。で、たまたま隣にいたんで、友達の話になり、そこから話をするようになりました。

KOHEIそのときはまだロン毛でね。

旅が今回のコレクションのテーマになっていますが、普段はそれぞれどんな旅をされているのですか?

PIGU僕らはとにかく寝ないんですよ。その土地土地で友達と会ったり、すごい好奇心があるから、知らないものを観に行く。だから尋常じゃないくらい移動距離が長いんですよ。旅に出るスパンは、3週間日本にいたら、出る。何かなくても旅に出ようみたいな。〈テンボックス〉は境目が難しいんですよね。仕事も遊びも一緒だから、同じ感覚で行くというか。結果、全部遊びなんですけど。なんかずっと一緒の場所にいられなくて、ずっと動いている感じですね。

YUTA僕らは基本仕事がベースで、年に1~2回、カリフォルニアへ行っています。毎回、1週間くらいなので、時間がいつも詰まっちゃっている感じなんですけど、今回は比較的フリーな時間があったので、普段は行かないところへ旅することができたかなと思います。あとはサーフィンばっかり、夏なんかはもうそれですね(笑)。

今回のコラボレーションを行うようになったきっかけは何だったのですか?

PIGUチャーチャーさんに、誘ってもらったんです。

YUTAきっかけは海で出会って、お互い会う機会も増えて、何か一緒にやりたいですね、という話をしていたんです。でも、実際に何をやろうか、ということは出てこない状況だったんですけど、PIGUくんたちも、僕たちも旅に出るし、旅に特化したものをカプセルコレクションとして見せることができたらいいなと。それで自分たちの作りたいものをミニマムでやれたらいいなと。それで〈リー(Lee)〉に相談させてもらって、そこからですね。しかも(フリークス ストア〈FREAK‘S STORE〉)とエクスクルーシヴでやれたら面白いなと。

ルックブックの一コマ。ロサンゼルスから北へ車で約2時間、サンタバーバラとの間にある自然に溢れたスピリチュアルな街、オーハイで撮影。

コレクションのタイトルを「LONG VACATION」にした理由は?

CAORIコラボが決まったときに、名前が必要となって、そのときに私が「ロングバケーションがいいと思います」と言ったら、皆が「いいね!」となりまして。それで決まったんです。私が考えた名前の由来は、いつも「〈テンボックス〉ってなんでそんなに海外へいくの?」と聞かれることから来ているんです。空港のイミグレーションでも聞かれるし、海外の友達にも「なんで来たの? バケーション? それともビジネス?」って聞かれるし。そこで私たちはいつも「バケーション!」と言っているんです。いつも期間が長くて、ロングバケーションなので、旅をテーマに何かをするっていいなと思って。

ロンバケフォーエバーということですね。

CAORIまさにそんな感じですね。それと私は観ていないんですけど、皆はドラマの「ロンバケ」を思い出すみたいで、「いいじゃん」「ロンバケ」でいこうって(笑)。

服作りにおいて、チャーチャーの2人から見た、〈テンボックス〉の魅力はなんでしょうか?

KOHEI今までのやり方からみると、すべてが斬新。展示会をやらないこととかも、いつも斬新だなと思いますし。

YUTA2人の人間的魅力がいちばん大きいですね。めちゃくちゃ面白いんですよ。だから面白い人とであれば、洋服も何か面白いことができるんじゃないかなと思って。やり方もこれまでのブランドの既成概念をぶっ壊すくらいのレベルだし、とにかく動いて遊んでいるので。そこはすごくリスペクトしていますし、あとは、お互いサーフィンをやっているというのがいちばん大きいかなと思います。マインド的にそこがあるのとないのとでは、大きく違うんで。

〈テンボックス〉の2人は、オファーを受けたとき、どんなコラボレーションにしたいと思いましたか?

PIGU〈リー〉の「ウェスターナー」でやると話を頂いたんですが、「ウェスターナー」をベースにやらさせていただくというのは、すごく光栄なことだなと思いました。そこから、あれしよう、これしようとアイデアがどんどん出てきましたね。

今回、「ウェスターナー」を選んだ理由は何故ですか?

YUTA〈リー〉の中でも、ファッション性の高いアイテムであることですね。「ウェスターナー」が登場した60年代、アメリカのアイビーリーガーの間でブームとなりファッション性の高いものとして認められていたんです。それを使ってやってみたいなと思い、PIGUくんたちに話をさせてもらいました。普遍的なデザインに、僕らのエッセンスをどれだけ込められるかを考えたんですけど、ヴィンテージ好きな人にも納得のいくデザインになっていると思います。

通常、〈リー〉ではワークラインのネームタグを使用してるが、今回のコラボレーションでは特別にタグを制作。日本限定でのリリース。

形自体は変えていないですか?

YUTA基本ベースはほぼ変わっていないですね。肩を少し落としたりだとか。

KOHEIあとは、ポケットにマチを付けたことですね。

YUTA普通はマチのないポケットが付いているんですよ。あとは脇や内側にもポケットを付けてみたりだとか。あとは、後ろのベンチ
レーションも通常は付いていないんですけど、動きやすくしたいので付けました。あとこれがいちばんポイントなんですけど、襟裏にボタンがついていて、リバーシブルハットがボタンで装着できるようになっているんですよ。

PIGU俺らは、旅をテーマにした服しか作っていないので、基本バックを持たないデザインなんです。あとは旅の最中でスケートボードセッションもあるから、ベンチレーションがある方が動きやすかったりだとか。

パンツですが、膝部分がとれるようになっているんですね。

PIGUこの話をいただいたときに、最初にパンツのデザインが頭に浮かんだんです。「ロングバケーション」という話をしたときに、僕らに共通しているカリフォルニアは、朝涼しくて、日中は暑い。僕は旅にあまり服を持っていかないんですけど、これ1本で、日中は短パンにして、寒くなったらくっつければいい。自転車に乗っている人は、片方の膝だけ外して乗るでも履けますし。

YUTAこのオーバーオールが凄いのは、このフロントポケットが取り外せてサコッシュとして使えるんですよ。

女性も可愛く着られそうですね。

CAORI私はポケットない派で穿いているんですけど、大人っぽく着られるかなと思います。私もどれだけ旅で快適に過ごせるかを考えていて、いちばんいいのは洗濯できるのがいいなと思って。カリフォルニアのひとって、汚れている服を着ていても格好いい。今回の商品も、長く着て汚していって欲しいなと思いますね。あとは、他のアイテムで差をつけてみて欲しいですね。女の人だったらブーツを合わせてみたり、ネイルやリップで女性らしさと出してみたり、男の人だったら、ノースリーブでオーバーオールを着るのもいいですし。

PIGUぼくらがアイテムを作る時に、地べたに座れる服を、とよく話しているんですけど、ぼくらは単純にファッションとして服を作るのではなく、ワークやミリタリーのように、実用性を重視して服を作るんです。結果、そのディテールが格好よかったみたいなノリで。まさに今回のアイテムはそうですね。

興味があるのは、ローカルカルチャーだけ。

ところで、何故旅をするのですか?

PIGUぼくの場合は飽き性っていうのがあるんです。あとは、いろいろなことを知りたいというこの二つですね。ぼくらはヒップな部分がまったくないんです。ぼくたちが興味があるのは、ローカルカルチャーだけ。おしゃれなコーヒー屋よりも、デニーズなんかのコーヒーの方が好きですしね。

ここ最近で、面白かったローカルカルチャーはありますか?

PIGUこの間、コスタリカへ行ったんですけど、次のシーズンで絶対に落とし込みたいものがありました。イグアナですね。あれこそ、まさにローカルカルチャー。イグアナをデザインしたら格好いいなとか。もうそこらじゅうに普通にいますから(笑)。

〈チャーチャー〉の2人はどうですか?

KOHEIぼくたちは、カリフォルニアが好きなんです。飛行場に着いたときのあの空間とか、何を観ても格好いいなと思いますし、だから行くんです。僕は、オレンジカウンティの大学へ行っていたので、5~6年住んでいたことがあるんですよ。最初は映画や音楽などから、アメリカに入っていったんですけど、そのカルチャーすべてが好きだし、そこで育っているんで、カルフォルニアへ行くと血が騒ぎますね。

YUTA2人で一緒に行けるのは年に1~2回とかなんですけど、でも一緒に行って、サーフィンをするだけでも、ぼくらのなかでリフレッシュして、新しいアイデアみたいなものが生まれてくる。俺らはサーフィンで知り合ってるから、ただただサーフィンすれば、いろいろなことがフラッシュバックするみたいな。

KOHEIいろいろ変わっていますけど、僕らは基本は変わっていないんで。その部分を感じに行くというか。

この先どんな旅を4人でしてみたいと思いますか?

YUTAサーフトリップかな。

PIGUもし本当にやるんだったら、いろいろなところに気がいっちゃうから、もう船から降りれないとか、ね。そうしないと、ボートトリップでサーフィンだとか。そういうのがいいですね。本当に気が多いんで。

YUTA本当にひょんなときにいろいろ生まれるんですよ。飲んでるときもそうですし、サーフィンの時間もそうですし、なんかこうしなくちゃいけない、みたいな決まりは本当になくて、お互い「これいいじゃん!」というときがタイミングだと思うんで。また皆で旅に行きたいですね。

ジャケットは胸のポケットにマチを付けたり、内側にもポケットを付けたりして、物がたくさん入って、旅先では手ぶらで行動できるようデザイン。ハットは、ジャケットの後ろ襟にボタンで留めることができ、ブラックとオフホワイトで被ることができるリバーシブルハット。 ジャケット+ハット ¥42,000+TAX

膝下がジップチャックで取り外しができるようになっているので、ショートにもロングにも。気温差や用途によって活用できる。 パンツ ¥25,000+TAX

〈リー〉の「ウェスターナー」で使用されているサテン地を落とし込んだオーバーオール。胸ポケットが外せるようになっていて、サコッシュとして持つことも可能。 オーバーオール ¥33,000+TAX

「ロンバケ」とプリントされた、心地よいコットン素材のTシャツは、ブラックとオフホワイトで着られるリバーシブル。Tシャツ ¥9,800+TAX

(問い合わせ)フリークス ストア渋谷店

電話:03-6415-7728
www.freaksstore.com

※3月9日(土)より、フリークス ストア公式WEB STOREにて、予約受け付け開始。
※3月16日(土)より、「フリークス ストア 渋谷店」にて販売スタート。当日販売イベントの他にアメリカで〈テンボックス〉&〈チャーチャー〉チームが撮り下ろした「LONG VACATION」のフォトストーリーや、〈リー〉のパッチをイメージさせるポニーやバディ・リー、そしてフラッグなど、今回のコレクションの世界観を表現したインスタレーションも合わせて開催します。

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