古くからアメカジを日本に伝えて来た、セレクトショップの草分けの1つである「シップス」。アメリカ発のブランドを、時代毎にしっかりと伝えて来た彼らにとって、〈ヘインズ〉は切っても切り離せない存在です。シップスのプレスを務め始めて1年が経つという目黒さんは、プレスに異動する前の店舗での販売員時代を通して、改めてその〈ヘインズ〉というブランドの魅力を実感したと言います。
「Tシャツのブランドって凄い沢山あるじゃないですか。シップスでも色々なブランドを取り扱わせてもらっているんですが、そのなかでも〈ヘインズ〉が一番知名度があるし、お客様から信用されているブランドなんですよね。本当に誰しもが着たことがあるブランドなんだなっていうことを改めて思いました。自分も本当に沢山売らせてもらいました(笑)」
目黒さんがファッションに目覚めたのは、中学生くらいの頃で、当時流行っていた西海岸系のアメカジテイストのドメスティックブランドに興味を持ったことをきっかけに、そのルーツであるアメリカのカジュアルなファッションスタイルを辿り、探求するようになったのだとか。
「シップスはアメリカものも取り扱っているし、若い日本のブランドもやっているし、そのバランスが面白いセレクトだなと思ったんですよね。今日のコーディネイトは、パットさんていうニューヨークのスケーターの方がやってる〈パッツ パンツ〉っていうパンツブランドに、シップスで昔から取り扱っている〈サウスウィック〉のジャケットを合わせて、インナーの白Tが目立つように。シップスらしいアメリカ感を、ジャンルを織り交ぜて表現してみました」
「Tシャツは、ありきたりですけど、ちょっとゆったり着るのが好きですね。無地だったらクルーネックの白を着ることがほとんどになりましたね。インナーとしても着ますし、もちろん1枚でも着ますし。どちらでも使えるのが、〈ヘインズ〉のジャパンフィットの強みだと思うんです。着心地もいいので、朝起きたらとりあえず袖を通してしまう、そんなTシャツかなと」
Tシャツ:ヘインズ「ジャパンフィットクルーネックTシャツ」¥2,700+TAX
ハット:ニュー ハッタン
ジャケット:サウスウィック フォー シップス
パンツ:パッツ パンツ
シューズ:リーボック クラシック エクスクルーシブ フォー シップス