「もう入社して26年になるんですが、新宿店のスタッフはサーフィンやキャンプなど、なにかしらのスポーツ、アクティビティをやっている人が多いですね。一方でファッションとしてアウトドアやスポーツの要素を捉えるスタッフもいるので、近年のアウトドアファッションの文脈も理解しています。フィールドからライフスタイルまで幅広くフォローできているからこそ、双方の異なる感覚が刺激し合える関係を築けているんですよね。それはお店にとって、とても良いことだと思います」
〈オッシュマンズ〉の新宿店で店長を務める野村さん。普段のファッションスタイルに強いこだわりは持っておらず、シンプルで当たり障りのないものが好み。そこにあるアイテムを着る、そのくらいのラフな姿勢でファッションを楽しんでいるのだそう。
「今日みたいに、〈ヘインズ〉の白Tが映えるコーディネイトは好きです。モノトーンの中に白があると際立つじゃないですか。わりと華奢な方なので、Tシャツを着ていても余りだらしなくならないように、意識して選んでいますね。今日着ているものより、若干小さいものを普段だったら選ぶんですけど、これくらいのゆとりがあっても良いですね。新しい発見でした」
90年代の渋カジ全盛期を経験してきた野村さんにとって、〈ヘインズ〉の白Tはもはや当たり前の存在。初めて自分の意思で服を手に取ったときから、まずはこれを選んでおけば間違いないという存在が〈ヘインズ〉の白Tでした。
「インナーというよりも、1枚で着るものとして最初から見てましたね。当時、読み方が分からなくて、ハーネスとか言ってた覚えがあります(笑)。まだ情報が無い時代だったんで。そういうときから知っているから、いまだに多くの人たちに愛されていたり、こういうジャパンフィットのものがアップデートを重ねているっていうのは、本当に凄いことですよね。実際、オッシュマンズでもずっと扱っていますし。〈ヘインズ〉が大々的に打ち出されてくると、いよいよ夏だなって思います(笑)。季節さえも感じさせてくれるブランド、それが僕にとっての〈ヘインズ〉なんです」
Tシャツ:ヘインズ「ジャパンフィット 5.3」¥2,700+TAX
ジャケット:アークテリクス
パンツ:グラミチ
シューズ:コンバース スケートボーディング