名古屋から車で30分ほどのところに位置する愛知県長久手市。近年人口の増加も進み、住民の平均年齢も日本全国の自治体のなかで最も若いという。かつては風情のある街並みを残していたものの、大型ショッピングモールや大学ができたことにより若者が増加。それに伴いお洒落な飲食店や服屋なども増えて来ている、いわゆる勢いのあるエリアと言えます。
「自分は地元がこの辺りなんですけど、子供の頃と比べてだいぶ街の雰囲気が変わりましたね。中学生くらいから服が好きになって、『マツヤ』にはその頃からずっと通っていたんです。次第にアパレル店員になるっていう夢を持つようになって、ずっと好きだった『マツヤ』に就職する道を選んだんです」
そう語ってくれたのは、『マツヤ』で働いて3年目になるという、長久手店のスタッフの鈴木さん。若者からお父さんお母さん世代、さらにお祖父さんお祖母さんまで、世代を超えて来店される『マツヤ』は、1960年代に日本にジーンズが出回り始めた頃にいち早くジーンズに注目。ジーンズを中心とした衣料品店として舵を切った。デニムとアメリカンカジュアルスタイルのアイテムに重きを置いた展開を50年に渡って続けている。
「そもそもウチの店で扱っていたんですよ。高校生の頃に目にしていて、ロゴやパッケージデザインにインパクトがあるので、鮮明に憶えていますね。こうやって〈ヘインズ〉を売る立場になって感じるのは、若者から年配の方まで本当に幅広い世代に愛されているブランドだということですね。クオリティも高いので、自信を持ってお勧めできる。おかげで反応もとても良いですね」
「Tシャツでこだわるのは、生地の厚さとバインダーネックの加減ですかね。ペラペラのTシャツは好きじゃないんですよね。透けたりするのも好きじゃない。今日着ている〈ヘインズ〉のジャパンフィットのクルーネックTシャツとかは良い感じですね。透けにくくなったから1枚でも着れますし。着心地もふんわりしているのに、しっかりしているところがお気に入りです」
Tシャツ:ヘインズ「ジャパンフィット クルーネックTシャツ」 ¥2,700+TAX
シャツ:マツヤオリジナル
デニムパンツ:ビッグジョン
スニーカー:スペルガ