四国、中国地方を中心に展開しているセレクトショップ『ジーンズファクトリー』。高知の卸団地というエリアにある本店は、今から約10年前にオープン。大きな店構えもさることながら、一歩店内に足を踏み入れると、天井が高い広々とした空間の中に〈ヘインズ〉をはじめとする様々なブランドをしっかりと丁寧にディスプレイ。いわゆるロードサイドのジーンズショップのイメージを良い意味で裏切ってくれる、スタイリッシュな世界で構築されています。
「『ジーンズファクトリー』は店舗毎にその土地の性格に合わせたブランドを取り扱っています。岡山店や高松店では、高価なデニムをセレクトしていたり。この本店のみで扱っている商品としては、〈ニードルス〉のような〈ネペンテス〉系のアイテムがあります。値段も安価なものから高価なものまで幅広く展開しています。都会にあるハイブランドの専門店に比べたら、入りやすい店づくりをしているので、ファッションに疎い方々でも本物のブランドに出会えるきっかけになれば良いなと思っているんです」
大学を卒業し新卒で『ジーンズファクトリー』に入社。4年目を迎えたというスタッフの米田さん。地元は愛媛の宇和島で、高校生まではサッカーをやっていたこともあり、私服でもジャージしか着ないような生活だったが、大学に入学してから地元の友達の影響を受け、ファッションに興味を持つようになったのだとか。
「都会の、お店とかが沢山あって目移りもする感じも良いなと思ったんですけど、自分が住むって考えたら、ちょっとゆったり過ごせる方が良いかなって。地元に近いアパレル企業である『ジーンズファクトリー』に就職しました。ファッションのスタイルとしては、ストリートとかスケーターっぽいテイストが好きです。なので、コーディネートではサイズ感を一番気にしますね。自分は身体の線が細いので、〈ヘインズ〉のTシャツも少し大きめを選ぶことが多いですね。1サイズアップくらいで」
「Tシャツだったら、透けるか、透けないかっていうところは気にしますね。店頭に立つっていうのは、他人に見られる仕事なので、夏場とかにTシャツ1枚でいる際に透けてたらダメだなって意識するようになったんですよね。USコットンの硬めの生地感のものをよく着ているんですが、この〈ヘインズ〉のジャパンフィットは着心地も良いのに、透け難いっていうのが最高だと思います」
Tシャツ:ヘインズ「ジャパンフィット クルーネックTシャツ」 ¥2,700+TAX
シャツ:ヴォートメイクニュークローズ
パンツ:ヴァルタ
キャップ:ブルーブックス
スニーカー:ヴァンズ