「ファッションを意識するようになったのは、中学生の頃からですね、お洒落が好きな友人がまわりにたくさんいて。中学生で〈レッドウィング〉のどのモデルを誰が履いてるとか、そんな話ばかりしていたんですよ(笑)。そこからヴィンテージやモード、ストリートなど、あらゆるテイストのファッションを通っていって、どんどんその世界にのめり込んでいった感じですね」
現在は『ビームス』のプレス アシスタントとして日々、さまざまな角度からファッションと向き合っている田中さん。彼にとって〈ヘインズ〉は文字通りのデイリーウェア。1年を通してほぼ毎日、袖を通しているのが〈ヘインズ〉のTシャツだという。
「いや、もう、本当に365日着ています。普段からジャパンフィットをメインに、首元や裾の見え具合でサイズを調整したり、白を着たり、ヘザーグレーを合わせてみたり。ジャパンフィットだけでも、コーディネートがいろいろできるんですよ。とにかく肌馴染みがいいので、インナーとしても優秀。当たり前のように毎日着ているので、ぼくのなかで〈ヘインズ〉の無いスタイルが考えられないですね(笑)」
ここ最近は、ずっと敬遠していたという派手なアイテムを着ることも多くなってきたという田中さん。この日も〈オールドパーク〉の柄物のトップスに、同じく柄物の〈ヴァンズ〉を合わせた着こなしに〈ヘインズ〉の白Tを覗かせてくれた。
「ずっとシンプルな格好が気分だったんですけど、家にベーシックなものばかりになってしまい、何を着ても同じようになるのがちょっとつまらないなと思って(笑)。打破する為に派手なアイテムにトライしたら、意外とイケるなと(笑)。でも、Tシャツを1枚で着るときは、なるべくシンプルなものを選ぶようにしています。ポケットとかもなくて良くて、ソリッドな見た目のもの。そういった意味で、透けにくくなった今シーズンのジャパンフィットは、個人的に理想のTシャツだと言えますね」
Tシャツ:ヘインズ「ジャパンフィット クルーネックTシャツ」 ¥2,700+TAX
シャツ:オールドパーク
パンツ:フィンガリン
シューズ:ヴァンズ
メガネ:モスコット × ビームス プラス
キャップ:ビームス プラス