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クリエイターを支えるiPad Proの魅力。

Creative INSIGHT with iPad Pro

クリエイターを支えるiPad Proの魅力。

最大12.9インチという画面サイズとシームレスな描写を可能にするApple Pencilにより、タブレットの可能性を飛躍的に向上させた「iPad Pro」は、もはやPCを超える存在と言える。事実、名古屋を拠点にセレクトショップやカフェのディレクションを行う「THE VIEW」の五十嵐光一さんは、ほぼ100%の作業を「iPad Pro」で完結させるという。“ワークフローが劇的に変わった”というほど信頼を寄せるツールの魅力は、一体どこにあるのか。五十嵐さんに話を伺った。

  • Photo_Shin Hamada
  • Text_Satoru Kanai
  • Edit_Jun Nakada
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五十嵐光一|THE VIEW 主宰

1980年生まれ。福井県出身。名古屋在住。
アパレルブランド、デザイン事務所を経て「COFFEE, PLEASE」や「Inter view」などの形態で総合ディレクションを務める。ローカルにおける様々なヒトやモノをリアルな現場に展開し、クリエイティブをよりユニークな形で見出す活動を行う。
www.the-v-i-e-w.com Instagram:@igarashi_51 @the_view_japan

無意識のうちに芽生えていた建築への思い。

ーまず、五十嵐さんご自身について教えてください。

五十嵐:名古屋の大学で経営・経済を学んだ後、ビームスに入社しました。そこから10年ほどファッションに関わり、31歳になったとき、このまま行くか別の道に進もうか悩みました。結局、なんの知識もないまま、リノベーションのデザイン事務所に入社しました。大学時代、ファッション目当てでイタリアに行ったのに、目に留まるのは建築物で、家業も建設だったので、建物のなかにものを置くということを、自ずと意識していたのかもしれません。


転職後、ふたつの転機が訪れます。当時は建築事務所によるカフェ運営が流行っていた時期で、建築に携わりながらカフェ事業部のディレクションも担当することになりました。

それから、「THE SHOP」という企画。これは“お店を創造する”をコンセプトに、内装も自分たちでデザインして、ぼくがいいと思ったショップや職人さんを集めて、1ヶ月限定のお店をやる、今でいうポップアップショップのようなもので、当時は、目新しいものとして捉えてもらえました。

名古屋の「ラシック」というファッションビルで開催したんですが、「THE SHOP」によって、館内の人の流れが変わったそうなんです。それまでは1階から3階くらいで帰っていたお客さんが、まず「THE SHOP」のある6階に上がって、そこから下に降りていくようになった。

ー五十嵐さんが手がけたショップが、導線自体を変えてしまったのですね。

五十嵐:ビルの一番偉い方から「景色が変わったよ。五十嵐くん、景色が変わったよ!」って、なぜか2回言われたんです(笑)。それが入社して3年くらい経った頃で、それまで学んできたファッションと建築とカフェを混ぜたら新しい景色がつくれると思い、独立して「THE VIEW」を立ち上げました。

ー「THE VIEW」では、どんな活動をしているのでしょう?

五十嵐:「景色を創造する」をコンセプトに、空間や場所、ヒトやモノ、様々な隔たりを超えたコラボレーションの実現を目指しています。ショップのディレクションから、呼ばれればどこにでもコーヒーを淹れに行く「COFFEE, PLEASE」、名古屋のガイド本のコーディネートなど、幅広く活動しています。

iPad Proがすべてを変えた。

ー五十嵐さんは、iPad Proで、ほぼすべての作業を完結させるとのことですが、使い出したキッカケは何だったのでしょう?

五十嵐:たまたま、発売されたタイミングでアップルストアに行ったんです。そのとき、「Paper」という写真に文字や絵を描き込めるアプリを教えてもらったんですが、直感的にこれは仕事に使えるぞと感じて。その後、すぐに買いました。

ー実際にiPad Proをどう活用しているのか教えてください。    

五十嵐:内装デザインをディレクションすることが多いのですが、ぼく自身、設計ができるわけでも、デザインをするわけでもないので、そこにジレンマを感じていました。絵も得意ではないので、頭の中にあるイメージを写真で説明するほかになかったんです。

なので、設計事務所から上がってきた図面を何枚もコピーして、手書きでイメージを描き込んで、スキャンして送る。イメージが伝わらなければ、電話したり、それでも伝わらない場合は、直接行って資料を見せたり…。最終の図面に辿り着くまでに、2週間くらいの時間がかかっていました。

それが、iPad Proを使い出したら、その作業が5日まで短縮できたんです。ちょっと違うなって思っても直接描き込めばいいし、そのまま設計担当にメールで送れますからね。そうすると、アップデートされた図面が届いて、また確認して。じゃあ、ここのテーブルはこれくらいの大きさにしようとか、さらに細かい修正指示を描き込んだりして、その繰り返しです。

現場で設計しているときも、その場でイメージを描いてみせられますし、立体図面が上がってきたら、この空間は絶対に空けてくださいといったイメージを的確に伝えられるので、スムーズに作業が進むようになりました。

ーiPad Proを使う前と後では、何が変わりましたか?

五十嵐:なんといっても、コミュニケーションがしやすくなりましたね。ビジュアルで伝えることで、意見の食い違いがなくなったので、とても役に立っています。

ビームスで得たヒト・コト。

ー活動が多岐に渡るとのことでしたが、それはなぜなのでしょう。あるひとつのことにこだわるのではなく、常に新しいものを求める理由はなんですか?

五十嵐:飽きやすいのかもしれないですね(笑)。あと、お客さんって思っているよりも
流動的なんです。なので、ぼくらは、今の旬を見せる場をつくり、最短で1ヶ月、最長でも半年間でお店をクローズさせる。そうして、また別の場所で次の新しいものを発表していくというスタイルが合っているんだと思います。

あとは、ビームスの影響ですね。カルチャーを大事する会社なので、集まるスタッフも個性的で、様々な趣味嗜好をもっていました。そこで、マンガやアニメ、映画、スケートにサーフィンと、多くのことを教えてもらいました。それが、いろんなことを面白がるようになった要因だと思います。

ー五十嵐さんの周りでもiPad Proを活用している人はいるのでしょうか。

五十嵐:あんまりいないので、今勧めているところです。これもビームス時代に培った精神ですが、服は袖を通して初めて自分の意見が言えるので、着ないで否定するなと、後輩に教えていました。だから、良いものは勧めるし、良くなかったものは勧めない。

最近は、インターネットでの情報収集もしなくなりましたね。誰かが褒めていたものや場所、良くないと言っていたものも、実際に自分で行って体験してみることにしています。それで、気になったところはiPad Proで写真を撮って、そのままメモを描き込むんです。

ーどこに行くにも持っていく、とうことですね。

五十嵐:名刺や財布を忘れても、iPad Proは持って行きます。持ち運びが簡単になったのはもちろん、いつでもノートパソコンのように使えるので非常に助かってます。前までは、MacBookとiPadの2台持ちだったのが、これ1台でほぼまかなえますからね。オフの時も、音楽を聞いたり、YouTubeを観たりと、とにかく手放せない存在です。

ーでは、iPad Proはどんなひとに向いていると思いますか。

五十嵐:あれもやりたい、これもやりたいっていう、ぼくみたいな人向けですね。ぼくは、頭の中にあるイメージをできる限り用意して、物理的、もしくは専門的にできないことはその道のプロに任せるというスタイル。iPad Proは、そのイメージを最大限に高めて、簡単にプレゼンテーションできるようにしたツールなんです。これがあれば、建築やファッション、新商品の会議など、クリエイティブの現場をもっと刺激的に変えられるんじゃないかなって思います。

Apple Storeコールセンター

電話:0120-993-993

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