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サンマルタン運河

「アルタザール」の前に、ゆったりと広がるサンマルタン運河。水辺はいつだって絶好のリラックススポット。
「アルタザール」前の道を渡ると、サンマルタン運河です。映画『アメリ』に登場する水門があるのもここ。
「夏になると、ピクニックするパリジャンで大にぎわいに! 昔も今も、お金をかけずに楽しむ術を知っているのが、パリっ子なんです(笑)
オレリアンさんのオススメは、人の少ない午前中のサンマルタン運河散歩。水門の開閉をぼーっと眺めていると、あまりの悠長さに時間の感覚を失って…『アメリ』の世界に滑り込んでしまいそう?

石畳を颯爽と走る「トゥインゴ」は、街乗りに最適な車です。細い路地や縦列駐車の多いパリ市内だって、問題なくラクラクとドライビング。その運転しやすさは、オレリアンさんも大絶賛。
「この車、本当にマジック! さっき大きなトラックの後ろに縦列駐車した時も、ギリギリかな〜と思ったら車の方が勝手にすっとおさまっちゃった」と、驚きを隠しません。
「僕の人生のファーストカーは、この車種の前の型の『トゥインゴ』だったので、自分の手足のようによくわかるんです。コンパクトな車体ならではの小回りの良さと、そのサイズに似合わないゆったりした車内、どんなオケージョンにも対応できるシートデザインの自由度が『トゥインゴ』の魅力。僕みたいに店をやっていると荷物を運ぶことも多いので、こんな車が本当に理想的なんです」
SPOT4
ル・カミニト・キャバレ

庶民的なパリ13区の裏通りにある、オレリアンさんの店「ル・カミニト・キャバレ」。
飾らない店構えとは裏腹に、トリップアドバイザーで高得点をマークする名店です。
サンマルタン運河散歩の後は、セーヌ川を渡って左岸へ。庶民的なエリア13区で、ランチタイムです。
「ようこそ、僕の店へ!」と、日替わりメニューの看板を片手にオレリアンさんが案内してくれたのは、「ル・カミニト・キャバレ」。オレリアンさんが受け継ぎ、5年目というカフェ兼レストランです。
「よく、レストラン業界に親戚がいるのかとか、親が料理人なのかとか聞かれますけど、全く無関係! 両親は教師で、姉もそうです。僕自身がやりたいことをしたくて、店を始めました。フランスの大学でマネジメントを学んだ後にオーストラリアで修士課程を修了して、『じゃあ、僕は本当はなにをやりたいんだろう?』と。最初はもちろん失敗も多かったけれど、今はこうして大勢の常連に愛される店になったので、うん、満足しています」


撮影のちょっとした空き時間にサッとカウンターに入って、手際よく仕事をこなします。
「ル・カミニト・キャバレ」のランチタイムは、いつも席取り合戦さながら!
オフィスワーカーや学生が一気に集まり席を諦める人も多いのですが、この日はバカンス中ということでゆったりムード。
「日替わりプレートは10ユーロ、ランチコースも前菜・主菜・デザートで18ユーロと、かなりリーズナブルなんですよ。オペラ座エリアなら、1品が18ユーロか、それ以上ですから!」
人気メニューは、種類豊富な自家製ハンバーガーです。注文すると、肉の焼き加減を聞かれるのが実にフランス的。そしてほとんどのお客さんが「レア」と答えるのも、フランス流です。

ボリュームたっぷりのチーズバーガーに挑む、オレリアンさん! 付け合わせのフライドポテトも絶品なのです。
SHOP INFO
ル・カミニト・キャバレ
31 Rue Cantagrel 75013 Paris