靴紐をキュッと締める瞬間、私のなかで1日のエンジンがかかる。
こんがり焼けた素肌に、引き締まった手足。アクティブな見た目そのままに、身体を動かすことが大好きだと話すのは、フィットネスモデルの小川梨花さん。今年春には、女性向けフィットネス媒体主宰のクライミング部のキャプテンに抜擢。

ランニング後は、入念なストレッチで身体をいたわる。
自らもフィットネスの体験レポートを発信していく活動を開始させた。学生時代は陸上の短距離選手として活躍していた彼女に「走るとは何か?」を尋ねてみると、実にユニークな返答が。
「私にとって走ることは、生活の一部です。朝起きて、顔を洗って歯を磨く。それと同じような感覚でランニングシューズに足を通します。靴紐をキュッと締める瞬間、私のなかで一日のエンジンがかかる」。

直線でほどよい傾斜が続く陸橋は、お気に入りのランニングコース。

友人のシュミッツ・モニカさんとともに海沿いのコースを。
この日は友人を誘い、約10キロのオリジナルコースをラン。息つく間もなく100メートルの坂道を全力で駆け抜け、ワークアウトを締めくくった。「平坦なコースでは満足できず、ランの最後に坂ダッシュをプラスするようになりました」。
ランニングシューズは走るペースや、その日の気分によって使い分けるという小川さんの足元は、近年ランナーから注目を集める〈サッカニ―〉の「RIDE ISO 2」。「つま先から踵までの高低差が小さいので、素足のような感覚で走れます。

小川さんは〈サッカニ―〉の「RIDE ISO 2」¥10,000(左)、シュミッツさんは〈アシックス〉の「GEL-PULSE 11」¥9,000(右)をセレクト。タウンユースでも使いやすいデザインが人気。
あとは、パフォーマンスシューズには珍しい淡いピンクもお気に入り。息を切らして思わず膝に手をつけてしまったときも、この色が目に入れば奮い立たされますね」。彼女は今日も、こだわりのランニングシューズとともに、ストイックに自らを追い込んでいる。

御茶ノ水のボルダリングジム「ビーパンプトウキョウ」へ体験取材に。

自らも壁を登り、上級者向けの課題にも積極的にチャレンジ!

大好きなバーガーハウス「シェアーズ」で、アボカドたっぷりのカリフォルニアをガブリ!
PROFILE

1992年山形県生まれ。学生時代は陸上の短距離選手として活躍。4×100メートルのリレーで日本一の経験も。トレッキングやヨガ、水泳などさまざまなフィットネスを私生活に取り入れながら、自ら身体を動かす素晴らしさを追求している。
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