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ブレイクダンスの若き先導者が語るマキャベリック。

TAISUKE meets MAKAVELIC

ブレイクダンスの若き先導者が語るマキャベリック。

2013年に誕生し、都会的なデザインとあらゆるシーンに適応する機能を兼備したプロダクトによってその名を急速に広めるバッグブランド〈マキャベリック〉。2017年春夏シーズンの新作の魅力を紐解くべく、同ブランドからサポートを受けるダンサーのTAISUKEにインタビューを敢行。名誉あるダンスバトルの世界大会「Battle of the Year」では彼のチームが史上初の2連覇を成し遂げ、名実共にシーンを牽引する存在となった。インタビューの後半では、TAISUKEがブレイクダンサーとしての今後についても語った。

  • Photo_Tohru Yuasa
  • Styling_Masaaki Ida
  • Text_Yuho Nomura
  • Edit_Ryo Muramatsu
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自分に納得のいくモノで、こだわりが持てる。さらに他の人が持っていないようなブランド。

ーTAISUKEさんは〈マキャベリック〉からサポートを受けていますが、まずブランドとの出会いを教えてください。

TAISUKE:〈マキャベリック〉の原宿店にいる店長と昔から顔見知りだったので、その店ができるタイミングで遊びに行ったのが始まりでした。その時、初めて〈マキャベリック〉の存在を知ったのですが、置いてあるアイテムがどれもカッコよかった。ちょうどバッグを探していたので、バックパックを購入したんです。それからしばらくしてブランドのディレクターの北嶋(直人)さんに「Red Bull Thre3Style」のイベント(No.1のDJを決める世界的DJバトルコンテスト)で声をかけてもらって、サポートしてもらうことになりました。

ーもともとお客としてバッグを愛用していた、割と珍しいケースですね。

TAISUKE:バッグが好きで、今までいろんなブランドのものを使ってきたんです。でも、なかなか自分に合うものが無かった。〈マキャベリック〉のバッグを初めて見たときに気に入って、そこからトントン拍子に話が進んだんです。まさかって感じでしたけど、単純に嬉しかったですね。

ーやっぱり職業的にもバッグは重要ですか。

TAISUKE:シーンによって使い分けています。海外に行くときは、必ずパソコンを持ち歩きます。あとは衣装や靴なんかも持ち歩くので、サイズもそれなりに大きいものになります。練習のときだと、腕時計やネックレスなどもバッグに仕舞っておくので、取り出しやすいちょうど良いサイズのポケットがあるバッグを使っています。ダンスをするときはバックパックやボストンのタイプが多いんですけど、オフのときはトートバッグを使ったり、ちょっとした外出には小さなポーチも使っていますよ。

〈YOSHIO KUBO〉COAT ¥ 75,000+TAX(YOSHIO KUBO TEL.03-3794-4037)、〈JOHN SMEDLEY〉SWEATER ¥32,000+TAX(LEA MILLS AGENCY TEL.03-3473-7007)、〈LUI’S〉PANTS ¥15,000+TAX(LUI’S LUMINE MAN SHIBUYA TEL.03-5457-7131)、〈REGAL〉SHOES ¥28,000+TAX(REGAL CORPORATION CUSTOMER SERVICE TEL.047-304-7261)

ー普段から生活を共にするバッグを使う上で重要視することはありますか。

TAISUKE:やっぱり機能ですかね。〈マキャベリック〉はポケットがたくさんついたモデルが多いので、単純に利便ですよね。さらに言えば、機能だけに特化してるわけではなくて、デザインも魅力的なので普段使いしやすい。毎日使うものなので、僕にとって機能美っていうのは大事な条件です。

ーバッグにこだわりが強いと、普段着るものにも気を使っているのではないですか。

TAISUKE:服に関しては、トレンドを気にせず着たいものを着ていますね。なかでも黒と白のモノトーン系が多いと思います。〈マキャベリック〉もモノトーンが多いですよね。特に白のバッグって他では見ないので、普段のコーディネイトにも合わせやすくて良いですよね。

ーTAISUKEさん自身、〈マキャベリック〉に惹かれた理由はなんだったのでしょうか。

TAISUKE:僕にとってバッグはファッションの一部。ダンサーということもあって、周りからファッションをチェックされることが多いんです。だから、自分に納得のいくものでこだわりが持てる、さらに他人が持っていないようなブランドのバッグが欲しいなってずっと思っていました。ダンスと一緒で個性を大事にしたいんです。そういった意味でも、当時スタートしたばかりの〈マキャベリック〉に惹かれたというのはありますね。

ダンスシーンを今以上に盛り上げていくための次なるゴールを示していく。

ー話にあったようにTAISUKEさんと言えば、独自のスタイルで今では国内を代表するダンサーとして活躍されていることは周知の事実ですが、知らない人のためにもこれまでの経歴を教えてください。

TAISUKE:ダンスは、小学校の頃、姉の影響で始めました。近所のダンスサークルに参加したんです。最初は先生もいなくて、メンバーの大半を占める女の子たちのなかで僕を含めて2人の男子が端っこで練習している感じでした。それからインストラクターとして先生がやってきて、僕ら少数派の男子にブレイクダンスを教えてくれたんです。しばらくしてその先生と “Cool Crew Jrとパパ” というチームを結成して、当時のテレビ番組「RAVE2001」の大会などに参加するようになりました。その初めて参加した大会でオーディエンス特別賞をもらったんです。その経験がやっぱり大きかったですね。

ーそれがダンスを始めて僅か1年だったというのが、驚きですよね。それから加速的にキャリアを重ね、自然とプロのダンサーを志すようになっていったのでしょうか。

TAISUKE:「RAVE2001」の大会に出ながら、それなりに反響もあって小学校5年生のときに初めて出た世界大会で準優勝したんです。当時は「少年チャンプル」や「笑っていいとも!」などのテレビ番組にも出ていました。国内外問わず、いろいろな大会に出ていたので、その頃から漠然とこのままダンサーとして活動していくんだろうなっていう使命感のようなものがありましたね。

〈STILL BY HAND〉JACKET ¥37,000+TAX、PANTS ¥17,000+TAX(ALL ITEMS/STYLE DEPARTMENT TEL.03-5784-5430)、〈RAINMAKER〉SWEATSHIRTS ¥26,800+TAX、CUT&SEWN ¥15,800+TAX(ALL ITEMS/RAINMAKER TEL.075-708-2280) 、〈YOAK〉SNEAKERS ¥23,000+TAX(HEMT PR TEL.03-6721-0882)

ー今年、ドイツで行われた世界的にも名誉あるダンスバトルイベント「Battle of the Year」での2連覇も記憶に新しいですが、TAISUKEさんが所属するダンスチーム「The Floorriorz」を結成することになったきっかけは?

TAISUKE:「The Floorriorz」は2010年に結成しているんですが、自分が今までいろいろなチームに所属してきて、その中で出会った良い刺激を受けられる仲間が集まってできたチームなんです。始めはみんな掛け持ちだったんですけど、’12年頃から本格的にチームとして始動するようになったんです。それからはチームとして世界大会などに出場するようになりました。今回の「Battle of the Year」ではディフェンディングチャンピオンとしてのプレッシャーも大きかったのですが、それでも2連覇することができて良かったです。

ー最後に、「The Floorriorz」のチームとして、またTAISUKEさん自身にとっての将来の展望を聞かせてください。

TAISUKE:チームとしては、今年念願だったタイトルも取れて満足しつつも、アカデミーの活動もしているので、しっかり次の世代の教育に力を入れたいと思っています。そのためにもまだチームの中でリーダーとしてできることもまだまだあると思うのですが、個人的にはプレイヤーから退くことも考えています。

10年近くこのシーンで第一線に立ってきたと自負しているので、そろそろ世代交代も考えないとネクストレベルにいけないだろうなと。大会での勝ち方やダンスのスキルはきっと現場で伝えられたと思うので、これからはダンスシーンを今以上に盛り上げていくための次なるゴールを目指したい。それが今、僕の使命だと思います。

TAISUKE
1990年長崎生まれ。8歳でブレイクダンスのキャリアをスタート。テレビ番組「RAVE2001」(テレビ東京系)の出演を機に、国内外を問わず数々の大会で好成績を収める。2007年に単身上京し、「Red Bull BC ONE 2008」では日本人初となる準優勝に輝く。また「The Floorriorz」のリーダーとして、今年「Battle of the Year」では二連覇を成し遂げ、名実ともにブレイクダンスのシーンを牽引するカリスマ的存在。www.bboytaisuke.com

写真左:BULLET BACKPACK OF NEW SERIES “LUDUS”
〈マキャベリック〉の新シリーズ「LUDUS」。写真はスケーターには嬉しいボードストラップをフロントの上下に配置したデザインの「BULLET BACKPACK」。15インチまでのラップトップPCの収納も可能で、豊富なポケットは用途によって使い分けたいところ。ビジネスシーンでも十分に活躍してくれる。底やショルダーにはリフレクターを配すなど、夜間を想定したシーンにも対応する。縦510×横300×幅170ミリ。¥23,000+TAX

写真右:STREAMLINE DUFFLEBAG OF NEW SERIES “LUDUS”
シーンによって使い分けできる「STREAMLINE DUFFLEBAG」。ショルダーと手持ち用のハンドルに加え、背面に収納できるストラップを取り出せばバックパックとしても活用できる3WAY仕様。シューズも収納可能な防水の収納ポケットもあり、旅行などにも役立つこと請け合い。従来のモデルとは異なるラバー製のロゴもポイントだ。縦240×横490×幅260ミリ。¥24,000+TAX

写真左:SUPERIORITY DOUBLE BELT BACKPACK OF SERIES “SIERRA”
高密度ナイロン生地で知られるN/ROBIC®を使用した定番のバックパック。今季はブランドの世界観をより体現するオリジナルのカモフラージュ柄をあしらい、スタイリッシュな印象へとアップデート。カウレザーとの相性も良く、素材特有の光沢が都会的な表情を演出する。内側には、PCスリーブも内蔵し、左右からアクセス可能。縦475×横275×幅140ミリ。¥25,000+TAX

写真中:CYCLIST WEST BAG OF SERIES “CHASE”
ロールトップタイプのボディバッグは、耐久性に定評のあるCORDURA® EcoMade Canvasのファブリックを採用。フロントポケットは3層構造になっており、中に防水ポケットや小物用のポケットが内包される。さらに止水ジップを搭載するなど、防水対策も万全。スタイルや容量も変えられるので自転車乗り以外にも人気の高いモデル。縦190×横340×幅120ミリ。¥15,000+TAX

写真右:CP312 OF SERIES “MONARCA”
ブランドのハイエンドラインに位置する同モデルからは、レインカバーを付属したミニマルなバックパックが登場。信頼性のあるCORDURA®1680をボディに使用しながら、高級感のあるスエード製のカウレザーを随所に配したことで、シックな表情へと昇華。シンプルな作りでありながら、PCスリーブなどの最低限の機能も搭載している。縦500×横280×幅140ミリ。¥29,000+TAX

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