01 藤井草馬さん/シンガーソングライター兼俳優

PROFILE
大学の卒業作品への出演を機に、本格的にオリジナルの曲を作り始める。また、俳優として映像作品に出演する一方で、いまは数多くの作品に触れながら、作品を観る目を養っている最中。多摩川近くで育ち、身の回りには、映画や音楽制作、出版関係者などものづくりに従事する友達が多い。趣味は、ファッションやスケートボードなど。
Instagram:@soma_fujii
変わって欲しくないこと、変わっちゃいけないことは必ずある。
ー 今日は、多摩川の河川敷での撮影でした。
東京の中でも自然のある場所が好きで、四季の移ろいや、花や草など、家にいてばかりだとわからないことをここで感じ取っています。思い出のある場所ですし、落ち着ける場所です。
ー この場所の気持ちよさは、草馬さんが作る音楽とも相通ずるものかもしれないですね。
ここは自分の中で原風景的な部分もあって、たしかに曲にはそういう部分が投影されているかもしれません。変わらない景色があって、変わっていく景色もあって、その変化を見せてくれる大切な場所でもあります。実際にギターを持ってきたりもしますね。
ー 音楽はどうやって作っているんですか?
基本的にはギターと声とで作っています。それ以外はあえてやり方を定めずに、どんな音を作りたいか、感覚的に探りながら作っている感じです。とにかく弾いて、歌って、撮って、聴いて、調整して、というような繰り返しの作業ですね。それに楽しみを覚えてしまった感じです。

映画を観てから、何気ない人間の営みに気づくようになった。

ー 影響を受けた音楽はなんですか?
小さい頃から、両親が家でもクルマでも音楽を流していて、その影響が一番かなと思います。あと、高校からスケボーをしているんですけど、これまでいろんなスケーターのビデオを観てきたなかで、なんとなく聴き覚えのある曲とか、曲は知らないけどアーティストの名前は知っていたりとか、そういうものにも影響は受けていると思います。
ー 俳優を志したきっかけや、いま好きな映画は何ですか?
小学生のときにアクションものの映画を観てハマってしまって、いつか自分もあの中に入ってみたいという気持ちが漠然とあり、高校3年のときに大学でお芝居を学ぼうと決めました。最近は台湾や韓国、タイなど、同じアジアで作られている映画にすごく興味があって、観る機会が多いです。


ー 俳優として、意識していることや目指すところはありますか?
音楽を作るときもそうなんですが、心から良いと思える作品を残していきたいです。題材やストーリーが毎回違うなかで、どういう作品にするのか、自分はどういう風にそこに居るのかを突き詰めていきたいですし、それを楽しみたいと思っています。
ー 俳優と音楽の比重はどれくらいですか?
いまはどちらか一方へのこだわりはなくて、分け隔てなくやっています。どちらにおいても、自分にしかできないことを作って、残していきたいですね。それを見たり聴いたりした人に面白いと思ってもらえたら何よりです。日々模索しながらですけど、どちらもずっと続けていきたいと思っています。

意思表示としてのブランド選択。
ー さて、今日のTシャツですが、オーバーサイズがご自身のデニムによくあってましたね。
〈無印良品〉のTシャツは何枚か持っているんですが、形もいいし、首元もよれません。スケートするので、すぐTシャツも汚れちゃうんですけど、価格も安いので、手が出しやすい。
ー 〈無印良品〉はどんなイメージですか?
環境のことを考えているブランドというイメージはありますね。自分も、どういうものを着て、どういうものにお金を落とすのかを考えるような年齢になりました。それは意思表示なので、自分でちゃんとチョイスしないといけませんよね。あとは、店舗に行っても空間が気持ちいいし、カレーもおいしい(笑)。
ー 確かに、店舗のBGMに草馬さんの音楽は合うかもしれないですね。
ぜひ、かけてもらえたらうれしいです(笑)。

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