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CBDのある生活。 エンドカで心と身体をととのえる。
NEW NORMAL LIFESTYLE

CBDのある生活。 エンドカで心と身体をととのえる。

近年、急速にその認知を拡大させてきたCBD。このコロナ禍において“ウェルネス”という概念に改めて注目が集まったことも、その要因のひとつでしょう。とはいえ、CBDの全容がきちんと周知されているかといったらまだまだこれから。玉石混合ともいえるCBD業界において、北欧デンマークで設立された世界初の国際的なCBDオイルカンパニーが〈エンドカ(ENDOCA)〉です。多方面から注目が集まっているものの、未だ謎が多いCBDに関するあらゆる疑問を解き明かすべく、今春鎌倉山にオープンした「エンドカ ショップ(ENDOCA SHOP)」に向かいました。

  • Photo_Junji Takahashi
  • Edit_Ryo Komuta

ー 改めて作用について教えてください。

松本: リラックスしつつ、集中力が上がる感じをイメージしてもらえれば。ちょっとフローやゾーンと呼ばれる状態、また瞑想の状態に近いかもしれません。ノイズがなくなる感覚というか。人間ってなにかを考えようとしても、いろいろな雑念が邪魔をしてくるので、それらを取り除いて、きちんと意識することをサポートしてくれるんです。だから寝ようと思ったら寝れますし、いわゆる心が整った状態を作ってくれます。このフィーリングって、サウナで“ととのう”感覚に近いものだと思っています。マインドフルネスもヨガもサウナもメディテーションも、同じ感覚を求めているものではないでしょうか。

左:カプセルヘンプオイル 1500mg CBD ¥21,600、カプセルヘンプオイル 300mg CBD ¥4,860

ー なるほど。あとはカプセルも代表的なアイテムですよね。

松本: そうですね、腸まで届けるのであればカプセルが一番適しています。とにかく効果を感じる時間が長いので、眠りの質が悪かったり、寝てる間に起きてしまう人は寝る前に飲んだりすると、朝すっきり目覚められると思います。

ー 効き目に関しては個人差もあるんですよね。

松本: はい。自分がどれくらいの濃度のものを、どのくらいの頻度で取り入れたらいいかは、試しながら探っていくのがいいと思います。どちらかというと、男性の方が効果を感じにくい傾向にあります。身体へは作用しているんだけど認識しづらいというか。認識するかしないかで、価値がまったく変わってくるんです。女性の方がより感覚的で、身体の変化に敏感なので、身体の内側に意識が向いている方も多く、すぐに効果を感じるひとが多いですね。何かしら身体に不調やアンバランスを感じているひとは分かりやすいのですが、皆さんが初めてコーヒーを飲んだときに、すぐにカフェインの効果が分からなかったように、CBDも同じで多くのひとはCBDのもたらす感覚にある程度慣れが必要なのかもしれません。一度それを感じとるようになると、生活のQOLをグンと引き上げてくれます。

〈エンドカ〉が提携する南米のコーヒー農園からオーガニックな生豆を輸入して、鎌倉で焙煎しているコーヒー。コーヒーのネルもヘンプ。目が粗いので、油分が落ちやすいそう。お客さんが来たときにコーヒーとチョコレートを出しながら、カウンセリングを行っている。

左:ヘンプボディバター 450mg CBD ¥5,500、右:ヘンプサルヴ 750mg CBD ¥11,000

ー 塗布するタイプの、ボディバターとかバームもありますが。

松本: ボディバターは、凝っている部分や固まっている部分に直接アプローチし、多くの方は肩こり腰痛の為に利用しています。〈エンドカ〉ではCBDをどこに届けるかが大切だと考えていて、これは人間の体温で溶けるような設計になっていて、溶けたあとに皮膚の奥の方、筋膜に届けるためのものなんです。アスリートの方々やマッサージサロンでの利用も多いです。

バームの方は蜜蝋をベースにしていて、ちょっと硬いんですが、肌の上に乗るようになっています。お肌の荒れやニキビに使う方が多いです。あとはやけどとか捻挫とか。こちらはアトピーとか乾燥肌のひとに、すごく好評ですね。乾燥を抑えるというよりも、皮膚のバランスを保ち、整えているというのが正確かもしれません。けど、バターの方でも肌をカバーできますよ。脂質肌の方は、バームがいいと思います。

お店の壁にはヘンプが入っている。ヘンプには磁場を整える効能があり、神社で使われるのも、魔除けの意味合いがあったりするからだそう。壁に入れることによって湿気を軽減してくれるのだとか。

ー 本当に色々な取り入れ方があるんですね。

松本: CBDが面白いなと思うのは、それこそ皮膚から内臓まで人間の体全体に、カンナビスから抽出できるCBD成分をキャッチするレセプターが備わっていることなんです。だから飲んでも、皮膚に塗っても反応が起きるんです。CBDとレセプターは鍵と鍵穴の関係ってよく言うんですが、なぜ人体にそんなにもカンナビスに合うものが備わっているのかは謎で、そこがカンナビスの不思議なところなんです。これほどまでに全身にレセプターが備わっているのでは、古代より人類はカンナビスと共に生活してきたからだと言うひともいます。

上段:CBDチューインガム 100mg CBD 各 ¥1,836

松本: リップは目の周りに塗って、PCをやったあとの疲れをとったり、クマ取りとかにもすごくいいですよ。あとはガムもあるんですが、それは口のなかの粘膜の吸収にすごく効率がいいです。タイガーウッズが復活したときに、CBDのガムを噛んでたことで話題になりました。

CBDリップ&スキン 20mg CBD ¥1,650

松本: 日本人はサプリメントを摂る文化がないので、CBDを口に入れることに対して抵抗があるひとが多いんですが、塗ることに抵抗あるひとってほとんどいません。なので、最初はバームやボディバター、リップから取り入れ初めて、そこからカプセルとかオイルにいったりするといいと思います。

日本では、とにかくヘンプに対するネガティブなイメージがあるので、メディアでもあまり取り上げません。ヘンプ=大麻が植物だということすら知らないひとが多いくらいです。〈エンドカ〉のように、ヘンプ、カンナビス、CBDを取り扱うブランドが、きちんと正しいエデュケーションをしていくことで、徐々に日本でも理解は深まっていくことでしょう。

鎌倉市はもともと、オーガニックに対する意識、そして自然派と呼ばれる文化と相性がいい街です。豊かな自然と共生しているこのウェルネスシティは〈エンドカ〉の拠点として、どこよりもふさわしい場所だと言えるのではないでしょうか。

「2030年までに、CBDを塩やガーリックと同じように当たり前に食卓に並ぶようにしたい」という高い志を持っている〈エンドカ〉。奇しくもいま世界を覆うコロナ禍によって、リラックス、リフレッシュ、リトリートなどという概念に改めて注目が集まっています。この記事を読んで少しでも興味が湧いた方は、ぜひ鎌倉山の「エンドカ ショップ」に行ってみてください。これまでCBDを得体の知れないものとして捉えて、二の足を踏んでいた貴方、きっと今がそのときなんだと思います。

INFORMATION

ENDOCA(COFFEE)SHOP

住所:神奈川県鎌倉市鎌倉山2丁目16-36
営業:月~金 (土日、祝日休)
時間:11:00~17:00
完全予約制
endoca.co.jp/kamakurashop/

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