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FEATURE | TIE UP
自身のスタイルに合わせて自由に履きこなす。東京ストリートとワラビーの蜜月。
Clarks Originals Wallabee × Tokyo Street

自身のスタイルに合わせて自由に履きこなす。東京ストリートとワラビーの蜜月。

コンフォートシューズの代名詞として多くの人から愛される英国生まれのシューメーカー〈クラークス(Clarks)〉。その代表作のひとつである「ワラビー(Wallabee)」が、ここ数年、国内外のストリートシーンで絶大な人気を得ているのはご存知でしょうか? そこで本企画では、東京のストリートシーンで活躍する4人の「ワラビー」愛好家にご登場いただき、その履きこなしや魅力についてを語ってもらいました。自身のスタイルに合わせて自由に履きこなす。みんなの個性を足元から支える「ワラビー」。彼らが体現する東京らしいクールな装いと証言から、「ワラビー」再熱の理由を紐解きます。

  • Photo_Yuki Aizawa
  • Text_Yuho Nomura
  • Edit_Yosuke Ishii

Style 04_田中優也

PROFILE

田中優也
Diaspora Skateboards & Cabaret Poval デザイナー

1987年生まれ、長野県出身。学生時代からスケートボードに傾倒し、10代で上京してすぐにストリートブランドのアパレルスタッフを経験。その後、2010年に東京発のスケートブランドとして地元の仲間たちと〈ディアスポラ スケートボーズ(Diaspora Skateboards)〉を発足。そのデザイナーとして暗躍する傍ら、昨年自身のアパレルレーベルである「Cabaret Poval(キャバレット ポヴァール)」を始動させ、デザイナーとしての活動を本格化。映像の制作やクライアントワークによるデザイン案件なども手掛けるほか、最近ではサッカー好きが高じて、近日中にヴィンテージのフットボールシャツの販売イベントをテーマにするプロジェクト「フーバー ストア(huber store)」のオンラインショップも開設予定とのこと。ポップアップストアについては、今後も不定期で開催予定。
Instagram:@puzzlin_evidence

ー 〈クラークス〉に対して、どんなイメージを持っていますか?

田中: 本国であるイギリスのイメージは根強いですね。いまも創業当時から変わらず、小さな地方の田舎町であるストリートエリアに本社があるのも好感が持てます。

ー 普段も愛用されている「ワラビー」の好きなところは?

田中: 日常的に革靴を履くきっかけになった一足ですね。履き心地はもちろんですけど、実用性も高い。ぼくらのブランドのルックビジュアルでも頻繁に使用しているのですが、それくらい汎用性も高く公私ともに愛用しています。

ー 「ワラビー」を履くときのマイルールやこだわりがあれば教えてください。

田中: マイルールというほどではないんですが、シンプルな着こなしの時ほど履きたくなるんですよね。トレンドに左右されやすいスニーカーよりも馴染みやすいのかもしれないです。

ー 「ワラビー」を着用したスタイリングで参考にしているスタイルはありますか?

田中: 「ワラビー」以外もよく履いていますが、昔のノエル・ギャラガーなどオアシスをはじめとする90年代のブリットポップの影響は凄く受けていると思います。本当はあんな雰囲気を出したいんですけど、なかなか出ないですね(笑)

ー これまで印象に残っている別注やコラボレーションモデルはありますか?

田中: 2015年の春夏シーズンにリリースされた〈シュプリーム〉との別注モデルで、2トーンカラーで表現された「ワラビー」ですかね。発売中はそこまで興味がなくて、完売した後で急に欲しくなって、リセールでこっそり買いました。

ー どんなスタイルにワラビーを合わせたいですか?

田中: 夏なら無地Tシャツにデニムで合わせて、キャップを被りますね。ベーッシクなスタイルが一番似合うと思います」

ー 最近ハマっていることは?

田中: 最近はアトリエで、ずっとベース弾いています。

ー いま一番気になっているファッションアイテムは?

田中: デジタルのレフェリーウォッチが欲しいです。

ー 好きな映画や音楽は?

田中: いちばん好きなわけではないですけど、映画だと毎年一回は必ず『Lock, Stock and Two Smoking Barrels』を観ていますね。

個性を足元から支える、カジュアルシューズの代名詞。

クラークス オリジナルス ワラビー 各2万5300円(クラークス ジャパン)

1966年の誕生以来、〈クラークス〉の代表作として多くのファンを持つ「ワラビー」。モカシン・トゥによるボリューミーなフォルムや、U字型のモカシンステッチ、お馴染のクレープソールを有したアイコニックな見た目で、カジュアルシューズの定番モデルとして広く浸透しています。モデル名の由来は、カンガルーの小型有袋類であるワラビーから来ており、足元を優しく包み込むような履き心地が楽しめるのも魅力。近年は人気ブランドやセレクトショップとのコラボレーションモデルが話題となり、ストリートシーンでも高い人気を獲得している。新作のワラビーには、アレンジとして楽しめる変え紐がひとつ付属され、三角形の革パッチ(フォブ)と合わせて、シューズ自体のコーディネイトの幅もぐっと広がった。自身のスタイルに合わせて、自由なワラビーの履き方を楽しんでもらいたい。

INFORMATION

クラークス ジャパン

電話:03-4510-2009
Instagram:www.clarks.co.jp

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