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杉野遥亮
1995年千葉県生まれ。モデル、俳優。映画『キセキ-あの日のソビト–』でGReeeeNのメンバーSOH役で俳優デビュー。映画『兄に愛されすぎて困ってます』(6月30日)、『覆面系ノイズ』(11月25日)の公開を控える。モデルとしてはもちろん、俳優としても注目を集めている。
adidas Originals Stan Smith Comfort ¥11,100+TAX(アディダスグループお客様窓口 0570-033-033)
〈ユニバーサル プロダクツ〉のコート ¥42,000+TAX (1LDK 03-3780-1645)、 〈ビューティ & ユース〉のシャツ ¥11,000+TAX (ビューティ & ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店 03-5428-1893)、〈アン デコレイテッド マン〉のパンツ ¥28,000+TAX (アンデコレイテッド マン 03-3794-4037)
人とは違うアイテムを探し求める。
- -モデルを務めていただいた最新号の「フイナム・アンプラグド」は、“賢い消費”がテーマです。杉野さんが考える賢いスニーカーの買い方とはなんだと思いますか。
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杉野:デザインはもちろん、フィット感やクッション性、値段まで加味して選ぶこと。あとは、お店に足繁く通って、実際に手に取るのが大事なのかなと思います。ぼくは、そういう買い方ができないんです。「これがいい!」って思ったら、誰かに取られる前に買っちゃう。人とかぶるのが嫌なので、古着が好きっていうのも同じなのかもしれません。
- -撮影で履いて頂いた〈アディダス オリジナルス〉のシューズは、どちらも「ABCマート」限定。知られざる限定モデルという意味でも狙い目です。
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杉野:ぼくも「ABCマート」には行きますけど、限定モデルの存在は知りませんでした。掘り出し物感があっていいですよね。撮影で履いた「スタン・スミス」も白でしたけど、ちょっと前に引っ越した部屋も、白・グレー・黒で統一しているんです。賢い買い物には、そうした自分に合うカラーリングを知っておくことも重要だと思います。
杉野遥亮が考える「かっこいい人」。
- -以前にある監督から「芯からカッコイイ人間になれ」と言われたそうですが、杉野さんが考える「かっこいい人」はどんなイメージでしょう。
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杉野:立っているだけで魅力的な人、ですね。立ち姿や振る舞い、ビジュアルだけじゃないもの。ぼくにはまだ備わってないなと、日々、感じています。
- -事務所の先輩である松坂桃李さんに憧れてオーディションを受けたというエピソードが有名です。また、同じ事務所には菅田将暉さんもいらっしゃる。そうした先輩方からも影響は受けますか?
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杉野:菅田さんの奇抜さや考え方、それらをファッションで表現できる感性には憧れます。「そういう組み合わせ方をするのか」って、いつも思っています。ただ、自分ができるかっていうとそうじゃないので、完成されたものをみている感じ。ほぼファン目線です(笑)。
松坂さんは、とにかく“なりたい人”なんです! 初めてお会いしたのが、まさに今日この撮影したスタジオで。そのときは手汗が止まらないし、しゃべることもできない。自分がなにを見ているかも理解できない状態でした。でも、『キセキ-あの日のソビト–』という映画でご一緒させていただいたら、思っていた以上に親しみやすくて。あれだけのスターなのに、この親しみやすさは何だろうなって。
- -その答えは出ましたか?
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杉野:まだ、探し中です。ぼく自身、まだまだ知らなきゃいけないこと、学ぶべきことだらけですから。この先ずっと仕事を続けても、初心を忘れないようにしたいなって思っています。叶えたい目標もあるし、それをクリアするために、まずやるべきことをやる。その積み重ねの結果、役者として長く生き続けることが最終的な目標です。その先に、松坂さんが持つスター性と親しみやすさの答えも見つけたいですね。