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ボクとJeep®の暮らしかた。  vol.11「湖の上での持久戦! 氷上ワカサギ釣りにチャレンジ!」

My Jeep®, My Life.

ボクとJeep®の暮らしかた。 vol.11「湖の上での持久戦! 氷上ワカサギ釣りにチャレンジ!」

アメリカが生んだSUVの代名詞的存在として、クルマ愛好家のみならず幅広い人たちに愛される〈ジープ(Jeep®)〉。このブランドのクルマを相棒に、各界で活躍するクリエーターたちが冬のアクティビティーに挑みます。全4回に渡る本連載はこれで最終回! 今回は凍った湖の上でワカサギ釣りに挑戦してきました。メンバーは、ラジオ・パーソナリティーとして活躍する井手大介さん、「ジャーナル スタンダード」のウィメンズ・プレスを務める内藤有希さんとメンズ・バイヤーの村田生平さんの3名。都会とアウトフィールドを繋ぐ名車「ジープ レネゲード」に乗って、群馬県の赤城大沼を目指しました。地味な見た目とは裏腹に、奥深いカルチャーを持つワカサギ釣り。果たして、釣りの成果はどうだったのでしょうか?

  • Photo_Fumihiko Ikemoto
  • Creative Director_Noriaki Kaneda(Kitchen and Company)
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Shinri Kobayashi
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大漁を目指して赤城大沼へ出発進行!

冷たい冬の空気のなかに春の気配を感じはじめた3月のとある日。3人の男女が都内某所に集まりました。いくつものラジオ番組でパーソナリティーを務める井手大介さん、セレクトショップ「ジャーナル スタンダード」にてウィメンズのPRを担当する内藤有希さん、同ショップのメンズセクションにてバイヤーを務める村田生平さんの3名です。

今回、彼らは「ジープ レネゲード」に乗って群馬県にある赤城大沼を目指します。そこではわかさぎ釣りに挑戦する予定。凍った湖に穴を空け、黙々と魚と対峙する、持久力と集中力が必要なアクティビティーです。

「内藤さん、村田さん、今日はよろしくお願いします! おふたりは釣りってやったことありますか?」(井手)

「私はないですね。だから今日はすごく楽しみなんです!」(内藤)

「おなじく、ぼくもはじめてです。いろいろとご指導よろしくお願いします!」(村田)

今回の指南役となる井手さんは、むかしから釣り好きとして知られる人物。赤城大沼へと向かう車中では、井手さんの釣りトークが弾みます。

「ぼくが釣りにハマったのは20代のとき。むかしバンドをやっていたんですけど、その仲間で釣り好きのやつらが何人かいて。彼らに教えてもらってやったのがきっかけですね。自慢のリールとかを見せられて、うわー! すげぇー! て思ったのを覚えていますね」(井手)

井手さんの快活な口調はラジオのみならず、普段の生活でも健在。まるでラジオの生放送を聞いているような気分です。「釣りのどんなところが楽しいんですか?」という問いかけに対しても、張りのあるイキイキとした声で答えてくれます。

「ふたりはギャンブルをやったことありますか? 釣りの楽しみって、それに近いところがあるんですよ。釣り糸を水のなかに垂らすでしょう? それで魚が引っ掛かるのを待つわけです。来ない、来ない、来ない、来ない…って思っていると、急に『ピクッ』っていう反応が手に伝わってくる。その瞬間にリールを巻いて、魚の抵抗を感じながら一生懸命手を動かすんです。で、海面に魚の姿が現れたときに『来たー!!!』っていう喜びを感じることができる。それはね、ギャンブルで勝ったときの感覚と一緒なんです。きっと脳内に分泌している成分もおなじだと思うな(笑)。アドレナリン出まくりです」(井手)

「へぇ! そうなんですね! 今回ぼくたちもおなじ感覚を味わえるといいなぁ」(村田)

今回はワカサギ釣りに挑戦しますが、話によると井手さんは、海や湖、河など、いろんな場所で釣りをするオールラウンダーの釣り人なんだそうです。

「釣りの魅力って季節によって楽しみが変わるところにあるとぼくは思ってます。今日みたいに冬はワカサギを釣ったり、春になれば真鯛を釣ったり。ぼくは年間100目釣りというのを2年連続でやったことがあるんですよ。一年間で100種類の魚を釣るというチャレンジだったんですけど、挑戦しているあいだに色んな人に出会える。達人たちにアドバイスを乞うたりして、コミュニケーションが生まれるでしょう? そういった出会いってやっぱり大切で、釣り自体ももちろん楽しいんだけど、それ意外の部分で得るものも大きいんです。だからやめられないんだよな~(笑)」

雪景色に映えるレネゲードの性能と魅力。

釣りの話をしながら順調に赤城大沼へと近づく御一行。トピックは一転し、今回3人が乗っている「ジープ レネゲード」についてトークを繰り広げます。

「それにしてもこの『ジープ レネゲード』はいいクルマですね。このサイズなら都会を移動するにも便利だし、コンパクトなのに力強い走りを見せてくれる。運転していて気持ちがいいですね。釣りの道具もしっかりと載せられて、収納力も問題なかったし。都会とアウトドアを結ぶ最高のクルマだと思う」(井手)

「スムーズに加速しているのが、乗っているだけでもわかります。デザインもいいですよね。ジープらしさを残しつつも、程よく都会的にアレンジされている」(村田)

「私もこのデザインが好きですね。〈ジープ〉ってちょっと角張ったイメージだったけど、この『ジープ レネゲード』はどことなく丸味があって親しみやすいところが魅力的だなぁ。私もコレなら運転してみたいです。サイズも大きすぎないし、女性でも安心してドライブができそう」(内藤)

そんな話をしていると、景色は次第に雪化粧をまとうようになってきました。目的地に近づくにつれて白さがどんどん濃くなってゆき、気がつけば辺り一面が銀世界に。〈ジープ〉の四駆車としての性能が活かされるときがやってきたわけです。

「うん、やっぱり〈ジープ〉はすごいですね。こんな雪道のなかでも安定した走りを見せてくれる。四駆車はやっぱり頼りがいがありますね。雪道でも山道でも泥道でも、どんなところへでも安心して進んでいける。もはやアウトドアの頼もしい相棒だな、〈ジープ〉のクルマは」(井手)

「ジープ レネゲード」は路面状況に適した四駆性能を選べる「セレクテレイン™システム」を標準装備しています。「AUTO」、「SNOW」、「SAND」、「MUD」、「ROCK」の5つのモードを切り替えて走行することで、より安全にドライブを楽しむことができるのです。今回、井手さんは「SNOW」モードに設定して運転していた様子。だからこそ、雪道やすべりやすい道路でも安心してドライブができたのです。

(左から)村田さん 〈ザ・ノース・フェイス〉ダウンジャケット ¥72,000+TAX(ザ・ノース・フェイス 原宿店)、〈ソレル〉シューズ ¥18,000+TAX(コロンビアスポーツウェアジャパン) 井手さん 〈ザ・ノース・フェイス〉ダウンジャケット ¥54,000+TAX(ザ・ノース・フェイス 原宿店)、〈ソレル〉シューズ ¥20,000+TAX(コロンビアスポーツウェアジャパン) 内藤さん 〈ザ・ノース・フェイス〉ダウンジャケット ¥54,000+TAX(ザ・ノース・フェイス 原宿店)、〈ソレル〉シューズ ¥19,000+TAX(コロンビアスポーツウェアジャパン)、ほか本人私物。

奥深き世界を有するワカサギ釣りの魅力。

車中の話題は尽きませんが、トークに花を咲かせている間に「ジープ レネゲード」は無事に目的地である赤城大沼に到着! まずは荷物を降ろし、湖畔にある「バンディ塩原」にて遊漁券を購入します。

そしてお店でレンタルした“カタツムリ”と呼ばれるワカサギ釣り用のギアに荷物を乗せて、釣りのポイントまで凍った湖のうえを歩きます。

「すごい! 凍った湖の上なんてはじめて歩きました!」(内藤)

「いまは70センチくらいの厚さになっているらしいです。だから割れることもなく安心。心配せずに堂々とあるいてください(笑)」(井手)

「穴はどうやってあけるんですか?」(村田)

「専用のドリルがあるんです。電動ドリルの先端にそれをつけると、湖面をどんどん掘ってくれて、それで穴が開くんです。手動でやる場合もあるんだけど、70センチの厚さの氷を手の力だけで掘るのは相当な体力が必要。今日は電動に頼りましょう(笑)」(井手)

湖畔から500メートル近く歩いて、釣りのポイントに到着したメンバーたち。近くにはベテランの釣り人たちもいて、みなさん黙々と釣りに集中しています。

「みんなテントのような、屋根付きのスペースを用意していますね」(内藤)

「そう、これがいわゆる“カタツムリ”なんですよ。みんなあのなかに魚群探知機や釣りのギアをいっぱい用意していて、寒さをしのぎながらあのなかでワカサギと対峙しているわけです。ベテラン勢はみんな自分でカスタムしたカタツムリを持っているんです。居心地をよくするために自分で空間をデザインするわけ。それで朝から夕方までずっと釣りをしているんです。湖の上を歩いていると、遠くにカタツムリの群れがいくつか見えたでしょう? あれは“村”といって、ひとつのコミュニティーみたいになっているんですよ。釣り人たちが情報交換をしながら釣りを楽しんでいるわけです」(井手)

「それはすごいですね! ワカサギ釣りってなんだか地味なイメージがあったけど、すごい奥深いカルチャーがあるんだなぁ、俄然興味が湧いてきました!」(村田)

〈コールマン〉アイスフィッシングシェルター(M) ¥33,000+TAX(コールマン ジャパン株式会社 カスタマーサービス)

今回は井手さんに教えてもらいながらのワカサギ釣りになるため、レンタルしたカタツムリは荷物を運ぶ用に使いました。3人の拠点となる屋根付きスペースには、〈コールマン〉の「アイスフィッシングシェルターオート」を用います。

ワカサギを釣るときは『与作』のリズムで!

もろもろ準備が整ったら早速穴あけからスタート! 電動ドリルを使って、氷を掘っていきます。

「うわぁ! すごい! 掘っている感触が手に伝わってきて、穴があいた瞬間になんだか達成感を感じます。ちょっとした快感ですね、これ(笑)」(村田)

「これから私たちはどうすればいいんですか?」(内藤)

「椅子に座って釣り竿のセッティングをしましょう。といっても、竿の先に針をつけるだけなんだけどね(笑)。餌は“サシ”という虫を使います。こいつを針に引っ掛けて、体の端をハサミで切ります。そうすると中から汁がでてきて、そいつがワカサギを誘うんです」(井手)

井手さんの教え通りに自分たちの釣り竿を整える内藤さんと村田さん。すべてのセッティングが完了し、ようやくワカサギ釣りのスタートです!

「ワカサギ釣りって、なんかすごい釣れるイメージがあるでしょう? でもね、この赤城大沼は簡単には釣れない湖なんです。ワカサギはプランクトンを食べながら生きているんだけど、釣れる湖にはプランクトンが少ないんですよ。だから餌に食い付く。でも、ここはワカサギの数に対してプランクトンの量が多いから、なかなか針に引っ掛からないんです」(井手)

「えぇぇ! そうなんですか!? 私たち、どうしても釣りたいんですけど、コツを教えてください!」(内藤)

「やっぱり待っているだけでは釣れません。ワカサギを誘うような釣り竿の動かし方をしないとダメ! まず糸を湖の底まで垂らすでしょう? そしたら今度は糸をチョンチョンチョンと揺らして、すこしだけ待つ。例えるなら、『与作』のリズムです! 『ヘイヘイホ~♩』のリズムで揺らして、待つ。それを繰り返しているうちにきっとヒットするはずです! 手にピクピクって反応が来たら、竿を引かずに上へ持ち上げるようにして針を食い込ませる。それでようやく釣れるんですよ」(井手)

「テクニックも必要ということですね! やる気が出てきました!」(村田)

「あとはね、餌を小まめに付け替えるのも大事ですね。さっきも話しましたが、ワカサギは餌から出る汁に寄せられてくるのに、ずっとおなじ餌のままだと汁が出てこなくなっちゃって、魚が寄ってこない。だから餌替えの頻度も重要なポイントなんです」(井手)

釣りをスタートして30分経過。果たして成果は?

井手さんのアドバイスを頼りに、手を動かしながら、穴と魚群探知機のモニターをチェックする3名。魚の群れは確実に釣り糸の付近を泳いでいるのに、30分経過してもヒットの手応えは誰にもなさそうです。

「こうやって魚探の画面を眺めながら、魚の群れに合わせて手を動かすのは、なんだかゲームをしている感覚になりますよね。まるでワカサギと一進一退の攻防戦を繰り返しているような気分になる」(井手)

「ワカサギ釣りは無心になれますね。ふと気がつくと脳内の至る箇所をワカサギが支配しているんです。ワカサギを釣ることに集中してて、仕事のことなんて一切考えてなかったですね(笑)。井手さんがハマる理由がわかります」(村田)

そんなトークをしていても、内藤さんは神経を釣り竿に集中している様子。

「き、きたー!!」(内藤)

ワカサギ釣りをスタートして30分とちょっと。内藤さんが一匹のワカサギを釣り上げました!

「ピクピクっていう反応が来て、スッと竿を持ち上げたら釣れました! やった! 本当にうれしい!!」(内藤)

全長10センチに満たない小さな魚ですが、ワカサギ目線で考えたら大物! ようやく突破口が開けた3名はシェルターのなかに移り、釣りに集中します。

すると、移動するやいなや、井手さんの竿にも反応が?

「おおおお!! よっしゃー!! きたー!!」(井手)

お見事! 井手さんも一匹のワカサギを釣り、勢いに乗るメンバーたち。この調子で大漁を目指したいものです。

その後も釣りを続けた3人ですが、井手さんがもう一匹のワカサギを釣り、合計3匹の釣果でした。そんな3人を見た“村”の人が「これを唐揚げにしなよ」と大量のワカサギをお裾分けしてくれました。「ありがとうございます!」と大喜びでお礼を伝えたあと、湖畔に戻り、釣ったワカサギを唐揚げにする準備にとりかかります。

ワカサギの唐揚げに舌鼓を打つ!

湖畔の駐車場に停車した「ジープ レネゲード」の元へ戻り、早速唐揚げづくりの準備に取りかかるご一行。いただいたワカサギの表面の水分を取って、唐揚げの粉をまぶし、そのまま一気に油のなかへとダイブさせます。

「いい香りがしますね~! 早く食べたいなぁ」(内藤)

揚げているあいだはもちろん、カラッと揚げ上がったワカサギからも香ばしい匂いが漂ってきます。塩で味を調整したあと、そのままいただきます。

「ん~! うまい!! ワカサギの甘みと旨味がバランスよく口のなかで広がりますね」(井手)

「本当だ! 全然魚くささがないですね。フワフワで、すごく食べやすい」(村田)

「おいしいですね~! はじめてワカサギを食べたけど、こんなにおいしいとは思わなかったです」(内藤)

揚げたあともヒレがぴーんと真っすぐ伸びているのは、天然でとれたての証拠。みんな食べる手が止まらず、釣りとおなじように無心になってワカサギをむさぼります。

「今日のワカサギ釣りどうでした? 楽しかったでしょう?」(井手)

「すごく楽しかったです! またやりたいですね」(内藤)

「ぼくもおなじく。今日は釣れなくて悔しかったので、その思いを晴らしにリベンジしたいです! そしてまたワカサギの唐揚げを食べたい(笑)。井手さん今日はありがとうございました!」(村田)

「ふたりに釣りの楽しさが伝わっただけでもぼくはうれしいのに、こんなにおいしいワカサギまで食べられて今日は幸せです! こちらこそ本当にありがとうございます!」(井手)

ということで、ファットバイク、雪板、スキー、ワカサギ釣りと、冬のアクティビティー篇としてお送りしてきた全4回の連載もこれにて終了! 4月以降の「My Jeep®, My Life.」は、また違ったスタイルで記事をお届けする予定です。そちらもご期待ください。

ジープ フリーコール

電話:0120-712-812
Jeep® Renegade Trailhawk(ジープ レネゲード トレイルホーク)
¥3,456,000(全国メーカー希望小売価格[税込])
【主要装備】
・右ハンドル
・4,260mm × 1,805mm × 1,725mm
・乗車定員:5名
・直列4気筒 マルチエア 16バルブ
・総排気量:2,359cc
・最高出力(kW/rpm):129(175ps)/ 6,400(ECE)
・最大トルク(N・m/rpm):230(23.5kg・m)/ 3,900(ECE)
・4輪駆動(オンデマンド方式)・電子制御式9速AT
・無鉛レギュラーガソリン
Jeep® Renegade
http://www.jeep-japan.com/renegade/
ザ・ノース・フェイス 原宿店
電話:03-5466-9278
コロンビアスポーツウェアジャパン
電話:0120-193-803
コールマン ジャパン株式会社 カスタマーサービス
電話:0120-111-957
Jeep®が展開しているライフスタイル・ウェブマガジン「Real Style」では、ラジオMCの井手大介さんがおすすめする釣り道具9選を公開中!
http://jeepstyle.jp/houyhnhnm-wakasagi-fishing-renegade/
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