
PROFILE
ソウル、ファンク、アシッドジャズなどをベースにした音楽性で人気を博すバンド、Nulbarichのフロントマン及びプロデューサー。2016年10月、1st ALBUM「GUESS WHO?」をリリース。 その後わずか2年で武道館ライブを開催し、チケットは即ソールドアウト。これまでに3枚のフルアルバムをリリースし、昨年12月には配信限定のシングル『Its All For Us』をリリースしたばかり。
如何にかっこよく着られるか、大喜利みたいな感じで楽しんでいる。

ー この企画のVol.02で登場してくれた高橋ラムダさんが、「JQくんもスウェットにハマっている」というお話をされていました。
JQ:学生時代からよく着ていて、もともとスウェットは好きなアイテムなんです。ここ2年くらいでまた自分の中でブームが訪れて、またハマっていますね。
ー そのブームのきっかけは何なんですか?
JQ:完全にコロナの影響です。家で着ていてラクだし、そのまま外にも出られる。パールのネックレスとか合わせたりとかしながらコーディネートすると、グッと着こなしが引き締まるというか。そうやっていろいろ合わせるのが楽しくなって、この延長でステージ衣装までスウェットにしたりとかしています。
ファッションって、どこか抜きがあるといいなとぼくは思っているんです。ハイブランドに古着を混ぜたりとか、シルエットで遊びをいれるとか。でも、スウェットは完全に抜きの方向になっちゃうんので、ファッションとして成立させるのは難しい。だから如何にかっこよく着られるか、大喜利みたいな感じで楽しんでいるんですよ。

ー ファッションとして成立させるために、JQさんはどんなことを意識していますか?
JQ:サイズ感が本当に大事ですよね。同じスウェットのセットアップでも、ジャストとオーバーサイズ、もしくは小さめを選んで買っています。サイズ感の組み合わせで印象がガラッと変わるんですよ。
それに加えてシューズも結構重要で、上下オーバーサイズだったら、今日みたいに足元はローファーで引き締めたりとか。スニーカーを履きたいなら、ボトムはレギュラーサイズでシルエットをシュッとさせたりバランスを取っています。

ー あとは今日みたいにアクセサリーをプラスすると。
JQ:そうですね。アクセサリーとソックスもそう。インナーの裾の色を拾って、靴下の色とリンクさせたりとか。細かなところまで計算していて。
ー 結構ロジカルにスタイリングを楽しんでいるんですね。
JQ:スウェットのセットアップって、どこか引き締めないと完全にパジャマになっちゃうので。そうならないために、コーディネートは結構考えています。だけど、それがハマったときはもうこっちのもんで(笑)、スウェットで寝て、起きたらそのままの格好でコーディネートを足し引きして出かけちゃう。だから最近は家でも外でもスウェットばっか着ています(笑)。コロナの影響でオンとオフの切り替えがなくなっちゃったから尚更ですね。だから急に友達から呼び出しかかっても、すぐに外に出られるんですよ。
