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いまこそ知っておきたい、アークテリクスのあれやこれ。
Knowledge about ARC’TERYX.

いまこそ知っておきたい、アークテリクスのあれやこれ。

クライミングやバックカントリーといったエクストリームなユーザーはもとより、ストリートからの支持も集まる「アークテリクス(ARC’TERYX)」。けれど、その実態は曖昧で、出自を知る人はそう多くない。今回は、3月18日に「二子玉川ライズ S.C.」内にオープンした首都圏最大の売り場を誇る「アークテリクス」に、日本のブランドヘッドを務める高木賢さんを招聘し、二子玉川店のことをはじめ、ブランドのあれやこれを聞きました。知れば知るほど、このブランドは魅力的なのです。

首都圏最大のアークテリクスで聞く、今年のおすすめ。

ー 現在、〈アークテリクス〉の直営店は全国で何店舗ぐらいになるんでしょうか?

高木:この「二子玉川ライズ S.C.」を含めて10店舗になります。

ー 二子玉川に出店した理由を教えてください。

高木:実は、5年前ぐらいから出店したいなって思っていたんです。この辺って、都心とはちょっと違う雰囲気がある。自然が近いし、周辺に住んでいる方のライフスタイルはインドアというよりも、休みの日は外に出て散歩したり、ハイキングしたりする文化がある。そんな土地には、私たちのブランドはマッチすると思ったんです。

ー 他のお店との違いはありますか?

高木:やっぱり、スペースが大きいですよね。だから商品のラインナップも、とくに都心の店舗と比べると圧倒的に多いです。導線も広いので、ゆっくりショッピングを楽しんでもらえるんじゃないかと思っています。

ー では、今日は高木さんに、おすすめのアイテムを3つ選んでいただきたいのですが、お願いできますか。

ベータ ジャケット ¥49,500

高木:まずは、ベータシリーズの新作のジャケットになります。これは、GORE® C-KNIT™ バッカーテクノロジーというものを使っていて、裏側が丸編みのニットになっているんです。なので、ゴアテックス特有のパリパリ感もないし、とても軽くて透湿性も高い。もちろん完全防水です。

ー 本当に軽い。そして柔らかい。

高木:ハードユースのものって、実はそこまで必要なかったりします。私も厳冬期の1月2月はバリッとしたシェルを使いますけど、それ以外の季節はこのくらいでいいんですよね。街でも着られますし。

ー これも、絶妙なオレンジですよね。

高木:「低山で使う」というところから、森林限界を超えないところで映える色はなんなのかという発想になり、アイデアをいろいろ出し合ってカラーを決めていくんです。本当に〈アークテリクス〉のカラーデザイナーは、ずっと色のことを考えていて。

ー お次は、なんでしょうか?

高木:次がこちらのソフトシェルです。「ガンマ LT フーディ」というモデルです。定番でやっているものです。

ガンマ LT フーディ メンズ¥29,700

ー いまのアウトドアブランドはハードシェルとかインサレーションが多いなか、〈アークテリクス〉はソフトシェルのラインナップも豊富ですよね。

高木:ソフトシェルのカテゴリーをここまで豊富に展開しているのは我々だけかもしれないですね。どんなシーンで使えばいいかわからないと思うんですけど、非常に便利なんです。ある程度雨を防ぎ、保温性もありながら、透湿性は抜群にいい。だから例えば、800メートル ぐらいから1800メートルぐらいまでハイクアップするときは、ハードシェルはいらない。これだけで完結します。

ー 自転車乗る人たちにも、おすすめですよね。

高木:そうですね。いま時期くらいはある程度風を防ぎながら、服のなかの熱も逃がしてくれるので。

ー では最後に、もうひとつ、お願いできますか?

アクルックス LT ゴアテックス ブーツ ¥49,500

高木:街履きはできませんが、〈アークテリクス〉が出したアイゼンがつけられるブーツです。アッパーは柔らかいんですけど、アイゼンとの相性は非常にいい。かつ、見かけの割には非常に軽いんです。冬山に行く方はぜひ試していただきたい。

ー そのほか靴のラインナップも豊富ですね。

高木:〈アークテリクス〉のシューズのほとんどのモデルが揃っています。首都圏でここまでのラインナップが見られるのはここだけです。

INFORMATION

アークテリクス 二子玉川ライズ S.C.店

住所:東京都世田谷区玉川1丁目14−1 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット1F
電話:03-6805-6862
公式サイト