ベイフローのファッションと、自分のメロウな部分を混ぜていく。
ー 〈ベイフロー〉とのコラボレーションについて教えてください。
Sho:自分の作品は好き勝手にやっているんだけど、クライアントワークでは、その世界観に合わせて、柔らかくしたりして調整する。今回は、〈ベイフロー〉の自然とファッションとの関係性と、自分のメロウな部分がちょうどフィットしたんだよね。
ー こだわったところについて教えてください。
Sho:まずはボディをオリジナルで作っていることかな。そこに〈クローバル〉のアーカイブコレクションからイラストを載せたんだけど、新しいボディとオーセンティックなイラストを組み合わせて提案している感じだね。絵は死なないので、こういう使い方はいいなと。
ー 〈クローバル〉との大きな違いはなんでしょうか?
Sho:〈クローバル〉では、シンプルで素材にこだわった無地Tもよく作るけど、今回のコラボでは、グラフィックが好きな人に向けたってところかな。絵のタッチで言えば、今回は普段の作品よりもちょっと柔らかいから、そこを入り口に僕の作品を知ってほしいなと。
ー 両ブランドのそれぞれのファンが、このコラボレーションをきっかけに“混ざる”といいですね。
Sho:絵に対して、僕は骨を埋める覚悟で描いているし、プライドもあって変なものは出せないと思ってる。でも、これだけ自分自身をぶつけていてもまだまだ世の中に知られてないという気持ちもある。〈ベイフロー〉とお仕事させてもらうことで、爆弾、刺激になるような作品を作ろうとしているこういう奴がいるってことを、たくさんの人に知ってもらえたらうれしいですね。