体感しなければわからない、この場所の空気感。


「フリークス ストア」1号店として1986年に開業した当館。2020年に和歌山のアウトドアショップ「Orange」を迎え大改装が行われたのも束の間、2022年4月にまたしてもリニューアルを果たしました。外にはグリーンカーペットやウッドデッキが広がり、目を引く植栽とともに太陽との相性も抜群。

そして、2Fには新しくコワーキングスペースが設置されました。その名も「&FREAK.(アンドフリーク)」。フリーアドレス用のテーブルや大小の個室にアトリエ、ミーティングルームなどからなるスペースは、働くことが楽しくなるようなしつらえに。ほかにも、誰でも利用できるイベントスペースもあれば、コーヒーとカレーなどを提供する「Cafe FUJINUMA」もあります。
長い時間をかけ、行政とも手を取り合い、この場所のコンセプトメイキングからデザインに至るまでをディレクションしてきたのが「フリークス ストア」の内装を長年手がけてきた柴田恭亨さん。ここからは柴田さんのインタビューを通して、この施設の裏側に迫ります。時代に逆行しつつも、最先端でもあるこの施設を介して、どのような未来像を描いているのでしょうか。