自分が持っていたものを、どんな風にコーディネートするのか見てみたい。
ー 今回のイベントでは何点くらいのアイテムがあるんですか?
熊谷:全部で何千点とあるけど、季節にあったものだと1000点いかないくらい?
管野:たぶん700点くらいだと思います。
ー 熊谷さん的に、「これ出したくないな」と思うアイテムもあるんですか?


熊谷:ありますよ。正直、〈ステューシー〉の「Naomi」も残しておけばよかった。
管野:改めて見ないでください。気が変わって「売りたくない」ってなったらやだから(笑)。
ー 秋冬にまたやる予定もあるんですか?
管野:そのつもりですね。アウターとかもいっぱいあるし、一発で終わらせるのはもったないから。毎回楽しいイベントになっているんですけど、今回は熊谷さんと一緒ということで、自分的にもすごく楽しみですね。高校生の自分からしたら想像できないですから(笑)。あの頃の管野少年に言ってやりたいです、「お前、いま見てる雑誌のスタイリストと一緒に仕事すんだぞ」って。
ー 熊谷さんも接客されるんですか?
熊谷:その予定です。スケジュール空けているので。
管野:熊谷さんのファンの方々が来られるのも楽しみですね。以前やったイベントで、熊谷さんがインスタで宣伝してくれたんですよ。そしたらおしゃれな方々がたくさん来てくれて。
熊谷:〈グランドキャニオン〉のファンがいまだに好きでいてくれて。そういうお客さんが来てくれると思うよ。
管野:熊谷さんがこれまでやってきたブランドのサンプルソースもでますよね。
熊谷:そうだね。〈グランドキャニオン〉もそうだし、あと〈ネサーンス〉はヨーロッパの古着から影響を受けているから、そういうアイテムももちろんあるし。
ー 熊谷さんといえばインディアン・ジュエリーのイメージもあるんですが、アクセサリー類も充実しているんですか?

熊谷:あれはちょっと自分でつけるので。年取ってもつけるものだから。だけど、コンチョベルトとかはありますよ。あとウェスタンブーツも。若い子のあいだでそういうアイテムが流行っているみたいだから、20代の人たちにも来てほしいですね。〈ジャスティン〉とか、〈トニーラマ〉があるので。
ー では最後に、おふたりが今回楽しみにしていることを教えてください。
管野:さっきも話したように、熊谷さんのお客さんに会うのが楽しみですね。あとは、スタイリストって見え方にこだわる仕事じゃないですか。そういう人と一緒にやるということで、いい意味でのプレッシャーは感じてます。ちゃんと見せろって怒られないようにしないとなっていう(笑)。スタッフは自分以外に3人いるので、手を取り合いながらがんばります。
熊谷:このイベントで買ったものを自分でスタイリング組んで、インスタグラムとかでアップして欲しいですね。自分が持っていたものを、みなさんがどんな風にコーディネートするのか見てみたいです。あとは本当におもしろいアイテムがたくさんあるから、みんなでワイワイできたらなと。楽しいイベントになるといいね。
管野:そうですね。本当に楽しみです。よろしくお願いします!
