No.2_大谷善計さん/「ink」セールス
PROFILE
レギュラー、ヴィンテージ問わずにグッドルッキンな古着を現代の洋服へと再構築するリメイクマイスター〈インク(ink)〉のセールスを担当。阿倍野区の昭和町にある直営店「パーク(PERK)」で接客をこなしながら、ブランドの営業やブランディングも兼任する。
Instagram:@zenjiro726

Q1. 今日のコーディネートのポイントを教えてください。
大谷: ジャケットはアメリカ軍のスリーピングバッグを解体してデザインしたもの。中に合わせたシャツは“プッチ柄”と呼ばれる王道ストリートブランドのユーズドです。ベースのジャケットも資材も中のシャツも、すべて「フォーラム」へのリスペクトを込めて80年代のもので統一しました。
Q2.古着の魅力とはなんですか? 最近気になっている古着も教えてください。


大谷: 新品にはない面白いものが見つかることですね。例えば極端に着丈が短かったり、手の込んだ刺繍が入っていたり。「これ、いま作ったら相当な値段なんやろなあ」と、ついつい思ってしまいます。気になるものを探すというよりは、行きつけの古着屋に行って、そのときに並んでいるアイテムを探す一期一会の買い物を楽しんでいますね。
Q3.今作を履いてみた感想を教えてください。
大谷: 実はぼく、高校時代に「フォーラム」を履いてたんです。当時はゴリゴリのB-BOYだったんで超ルーズでしたけど(笑)。その印象から変わらず、白を基調とした爽やかなカラーリングとインパクトのあるボリューミーなシルエットはやっぱりカッコいい。高校生の頃とは違って、いまの気分で着こなしはジャストサイズを選んでいますが、さすがは「フォーラム」と言わんばかりにどちらのコーディネートにもフィットしますね。


Q4.今作と古着の相性はいかがでしたか?
大谷: 例えばビッグシルエットのシャツを合わせたり、ルーズなシルエットのチノパンツを穿いたりと、いわゆる王道と呼ばれる古着が一番フィットするのかなと感じています。それでいて今日のようなスッキリとしたスタイリングにも合うし、着回しができて便利なアイテムですよね。