No.3_井上恭輔さん/「BEAMS」関西プレス
PROFILE
リースや取材の対応に加えて公式YouTubeチャンネル“BEAMSテレビ”の企画も担当。同チャンネルでは自身の豪快な散財ぶりが視聴でき、インスタグラムではデザイナーズも古着もフラットにコーディネートする着道楽なスタイリングがチェックできる。
Instagram:@kyosuketei

Q1. 今日のコーディネートのポイントを教えてください。
井上: 名作パーカを羽織ってアウトドアな雰囲気を出しつつ、太ピッチに編まれた古着のボーダーニットでストリートな印象に着こなしました。意識しているのは90年代ならではのミックス感覚です。昔懐かしい着こなしに「フォーラム」は違和感なくハマりますね。
Q2.古着の魅力とはなんですか? 最近気になっている古着も教えてください。

井上: ヤレ感や色褪せ具合が違って、同じものでも違った印象に映りますよね。年代に分けてそれぞれに特有のディテールがあり、底知れないほどの情報量が詰まっているのが男心をくすぐられます。ここ最近はずっとエロTを探してて、ストレートなデザインじゃなく、企業ロゴのパロディなどで表現したさり気ないエロデザインにグッときますね。
Q3.今作を履いてみた感想を教えてください。
井上: 自分自身が40歳手前になったからなのか、靴紐を結んだり解いたりするのが面倒で……。そういった意味で「フォーラム」はトップにアンクルストラップが付いているので、例え靴紐をルーズに結んでも脱げることなく快適なフィット感が得られます。また、最近のトレンドでもある太いパンツとも似合いそう。ぼくはチノを選びましたが、デニム・ウール・コーデュロイ・ナイロンと、素材を選ばずに履ける一足なんじゃないでしょうか。


Q4.今作と古着の相性はいかがでしたか?
井上: ユーズドってアジがあるので、どうしても着こなしの中で主張してしまいますよね。「フォーラム」はいい意味で主役になりすぎないクラシックなデザインなので、古着の引き立て役にはバッチリかと。また、ボリュームがあるので裾の収まりも完璧。クロップド丈のパンツに合わせて、アンクルストラップを主張する着こなしも良いかもしれません。