No.6_村上竜一さん/フリーエディター、「納豆マガジン」編集長、「LOST BIRD」オーナー
PROFILE
関西のファッション誌「カジカジ」の編集スタッフを経てフリーエディターとして独立し、世界で唯一の納豆専門誌「納豆マガジン」を2021年に発行。神戸の和田岬に「ロストバード(LOST BIRD)」という古着屋も営むなどマルチなクリエーターとして注目を集める。
Instagram:@mikaramura_natto

Q1. 今日のコーディネートのポイントを教えてください。
村上: 足元の「トップテン」を含めて、ブルーの濃淡を効かせてグラデーションを出してみました。ツナギをメインにコーディネートしたんですが、中がロンTだと野暮ったくなりすぎるのでシャツに合わせたのもポイントです。キャップは手前味噌ですが、納豆と洋服が好きで作り始めた「ネバネバビーン(N.N.Bean)」のものです。
Q2.古着の魅力とはなんですか? 最近気になっている古着も教えてください。

村上: 人と被らないことが一番の魅力で、あとはアイテムのディテールで時代背景が読み取れたり、名前も聞いたことのないブランドのタグが付いていたりと、ディグる楽しさを与えてくれますよね。今も昔もですが〈エルエルビーン〉が好きでいつも探しています。ここらしいダサめのアイテムが見つかれば買うようにしていますね。
Q3.今作を履いてみた感想を教えてください。
村上: ワイズが日本人の足にフィットするように作られているのか、ややタイトなのでフィット感が抜群ですね。見た目的にも洗練されているので、ぼくのように土臭い洋服が好きな方にはバランスが取れてぴったりなんじゃないでしょうか。それとアウトソールにブルーを配色した、見えないディテールにも〈アディダス オリジナルス〉の細かな仕事ぶりが感じられます。歩く度にチラッと色付けされたソールが見え隠れするのも心躍りますね。


Q4.今作と古着の相性はいかがでしたか?
井上: バッシュってボテッとした鈍臭い印象がありますが、「トップテン」はそんなイメージを覆すような一足ですよね。それだけにカジュアルな古着はもちろん、ドレッシーなユーズドにも合うんじゃないでしょうか。スリーストライプスや履き口の色合いを活かすように、シューズでアクセントが付けられるように履きたいですね。