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アディダス オリジナルスのスニーカーと古着。-東京編-
TOP TEN LOW & FORUM LOW

アディダス オリジナルスのスニーカーと古着。-東京編-

〈アディダス(adidas)〉が80年代に発表し、その後、名プロダクトとして語り継がれることになったバッシュスタイルの名作「トップテン」と「フォーラム」。当時の面影を残しながら、2022年10月、レトロな配色を纏った最新カラーがリリースとなりました。クラシックとモダンが交錯するデザインは、古着と合わせればこそ、一層輝きを増していく…。そんなスニーカーを履いてくれるのは、東西の古着の名手たち。後編は東京編です。

  • Photo_Shingo Goya
  • Text_Takako Nagai
  • Edit_Keisuke Kimura

No.5_野﨑 亮佑さん/「ビームス」バイヤー

PROFILE

1991年、東京生まれ。「ビームス」には2014年入社。都内3店舗で販売員を務めたのち、2021年から、「ビームス 」メンズカジュアルのバイヤーに。若いときから音楽がそばにあり、そのなかでも1990年代の東海岸ヒップホップに影響を受けており、普段のファッションでも当時を思わせるコーディネートが多い。
Instagram:@r.nzk

Q1. 今日のコーディネートのポイントを教えてください。

野﨑: 「トップテン」の配色がオレンジ×ブルーなので、ざっくりしたシャツとウォッシュドデニムで色味を拾ってみました。普段から全体の統一感を出すために、色を合わせてコーディネートすることが多いです。リラックスムードのあるシルエットが好きなのはearly 90’sの東海岸のヒップホップが影響していて、そのスタイルが、いまの自分のスタイルの核でもあるんです。

Q2.古着の魅力とはなんですか?

野﨑: 古着を選ぶときは、年代やブランドではなく直感を大切にするタイプです。たまたま訪れた店で掘り出し物を見つけたり、思いもよらない価格でずっと欲しかった服を入手できたりする。そんな偶然の出会いにときめきを感じられるのが古着の魅力かなと思います。現行の服のルーツとして、学びにもなりますよね。バイイングや別注の際には、オリジナルへのリスペクトを忘れないように、より深く勉強しています。

Q3.今作を履いてみた感想を教えてください。

野﨑: オレンジとブルーの配色が可愛いですよね。パキッとしたホワイトじゃなくて、生成りがかったボディにはノスタルジックな匂いも感じます。あと、靴紐の結び方にこだわりを持つ人は多いですが、ぼくはギュッと締めずゆったり目にループにして結ぶ派。スニーカーカルチャー通にご指摘いただくことも多いのですが、単純に一発で解けるから楽チンで…。機能面を重視するタイプです(笑)。

Q4.今作と古着の相性はいかがでしたか?

野﨑: 足元ってカルチャーやスタイルを物語ってしまうものですが、バッシュの中でも「トップテン」は強く主張し過ぎずにニュートラルに履きやすい一足。コーディネートの邪魔をせず、レトロなムードを表現してくれます。ぽってりとしたシルエットだから、20代前半によく履いていたワイドデニムを久々に引っ張り出して履いてみました。このくらいのワイドさが、「トップテン」と相性がいいですよね。

INFORMATION

ABC-MART

電話:0120ー936ー610
https://gs.abc-mart.net/feature/17273/

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