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黄田駿
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須藤結理
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竹田崇真
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柴山英樹
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古賀結花

不協和音。
11月8、9日と櫻坂46のライブに行ってきました。いやはや、最高にかっこいいステージングとキャプテン菅井友香の感動的な卒業セレモニーに涙を禁じ得ませんでした。それにしても2日目の『不協和音』はシビれたな〜。以上、極少数の人だけに伝わればいい話でした。





COMOLI
コモリのセットアップ

縮めて、歪んで。
地味に見えて、ひとクセがある。そんな服がツボです。これなんかその典型例。何の装飾も飾り気もない。ただ一点。フロントのジップが蛇行しているという一点を除いては。強縮絨をかけることで、あえてゆがみを生み出しています。古着屋で見かける縮んだジップフーディーみたいな歪なラインですが、ふっくらと柔らかく、デコボコと起毛したウール地と相まって、味があります。四角四面じゃ何事もつまらない。
ジャケット¥68,200、パンツ¥52,800
ワグ インク
03-5791-1501
comoli.jp

BELPER
ベルパーのジャケット

老若男女不問。
最初に断っておくとこれはレディース服…ですが、合わせはメンズ。何が言いたいかというと両方のいいところがあるんですよね。肩の張ったボクシーなシルエットやお尻を隠すくらいの長い着丈、4つボタンの浅めのVゾーン。両親のクローゼットから引っ張りだしてきたようなレトロな表情をしています。ほのかにバブリーな香りもするというか。とかく、硬派な感じなんですが、蚤の市で買い集めたような不揃いの形のボタンがフロントと袖口にあしらわれていて、ほんの少しの茶目っ気ものぞく。テーラードジャケットだけど、のりしろがある。味付け次第で、如何様にも変化する一着だと思います。
¥69,300
BELPER
https://oobelper.com

MoMA Design Store × NEWERA
モマ デザインストア×ニューエラのビーニー

ゆるいテンションに、あがるテンション。
みんな大好き、モマ×ニューエラのキャップ。このタッグに、待ちに待ったビーニーが登場しています。黒やグレーもあるんですが、心惹かれたのはこのネオンカラーシリーズ。街にきらめくイルミネーションにも引けを取らないほど、眩くて、曖昧な「なんかいい」が訪れました。でも、そんななんかいいにも確たる証拠も。色はもとより、ビーニーの深さや被り心地も優秀。頭が締め付けられて、真っ青になるんじゃないかと思うくらい、テンションのキツいものがある中で、さすがは〈ニューエラ〉。ソフトに包み込んでくれます。普段身につけない色にも挑戦しやすいプライスで、自分用にもギフトにも使えそうです。リブのテンションはゆるく、でもテンションはグッと上げてくれるカラーリング。冬だし、もうすぐクリスマスだし、今年頑張ったし、多少はのぼせた頭でいたいのです。
各¥4,950
モマ デザインストア
https://www.momastore.jp/shop/default.aspx



patagonia
パタゴニアのバッグパック



白帯ジェットセッター。
札幌、仙台、山梨、新潟、金沢、名古屋、京都、大阪、和歌山、広島、福岡、韓国。ツアーTでもつくれるんじゃないかと思うくらい、今年はあっちゃこっちゃへ行きました。ホテルでなかなか寝付けないのと同じくらい、頭を悩ませたのはバッグの容量問題。夏場は30Lくらいのバッグパックなら余裕で対応できていたんですが、秋冬、しかも2泊以上になると余裕もかましてられなくなりました。そこで見つけたのが、〈パタゴニア〉のこのバッグ。脅威の45L! モデル名を変え、仕様を変え、30年以上も愛され続けるロングセラーシリーズ。アップデートを重ねているだけあって使い勝手も抜群。着替えやインナーダウン、ルームシューズは大きなメッシュポケットに入れて、PCやガジェット類はもう一つの居室へ。行きはすっきり空間を空けて、帰りはお土産や思い出なんかをみっちりパッキングできるというわけです。
Black Hole MLC 45L ¥30,800 ※パタゴニアオンラインで発売(パタゴニア直営店での取り扱いなし)

社員旅行ハイ。
つい先日、社員旅行に行きました。人生初というのはなんだってワクワクするものです。人生の走馬灯のなかにきっと残るだろうという出来事もありました。社長の背中をめがけてだるまさんが転んだをしたあの景色。そして後輩を負かして優勝してしまった恥ずかしさと嬉しさ(と心強さと)。最近は、ちゃっかり手に入れた賞金の使い道を考えながら日々過ごしてます。





NOWHAW
ノウハウのデイ パジャマ

ぐうたらデイを君と。
社会人になって着なくなったものがいくつかありますが、悲しいかなパジャマもそのひとつ。理由を考えてみたのですが、睡眠時間のプライオリティが低くなってしまったとしか言えません。睡眠が仕事と仕事のインターバルと化しているというか。よくない。寝間着も破けたスエット一択。情けない。〈ノウハウ〉からリリースが届くたびに、そんな自分の睡眠を見直すわけですが、やっぱり睡眠を豊かにしてくれるパジャマというのは大事なわけです。定番モデル ”day” をあらためて紹介します。こだわりはそこかしこにあるのですが、生地とポケットに注目。3色の異なる色の糸を1本の糸に撚り合わせて配色した綿100%の生地で、独特なフェード感/ウールツイード感がたまりません。さらに新書判サイズの本が入るというポケットは、まるで家のあちこちでぐうたらすること許してくれるかのよう。まだ一着も持っていませんが、これを機に〈ノウハウ〉のパジャマに貯金をベットして、ベッドの海にダイブするといきますか。なんつって。
35200
NOWHAW
03-6427-1485
info@nowhaw.com
https://www.nowhaw.com/

TEMBEA
テンベアのキャンプ グンテ

オールラウンダーで副キャプ。
長らくキャンプ用の軍手を探していた…というわけでもなく、なんならキャンプなんか全然しないのですが、こんなものがあるならちょっと行ってみようかしらという気持ちになっています。モノがひとに行動を促すのは、モノの勝利です。今回わたしが気持ちよく惨敗を認めたのは〈テンベア〉の「キャンプグンテ」。普通の軍手よりもすこし厚く、オーブンミトンよりもすこし薄く、「ありそうでないからつくっちゃおう」というデザイナー早崎さんのアイデアと行動力によって生まれた生地です。こまごまとした作業ができるうえに、薪の運搬に使用したり、すこし熱いものもストレスなく持てるというオールラウンダー。かといって、スペックの高さにおごり高ぶっているわけではなく、どんな着用者や環境にも馴染むデザインで、口が広いから着脱もラクラク。それはまるで副キャプテンのような包容力(異論は受け付けません)。つまるところ〈テンペア〉のさじ加減がいいって話でした。
¥3,300
TEMBEA
03-3405-5278
torso-design.com


大竹伸朗展
大竹伸朗展の時計


喰わず嫌いを一蹴。
展覧会グッズの意味を考えすぎて買えないひとです。モノとして作品を持ち帰ろうだなんて作家に失礼にあたらないか、数百円で手ごろに手に入れようだなんてずるいのではないか、うんぬん。なんですが、見逃せないグッズに出会ってしまったので、例外的に紹介させてください。ちょうど1ヶ月前からはじまった「大竹伸朗展」。大竹氏にとっては16年ぶりとなる大規模な回顧展だそうで、展示内容はもちろんのこと、カタログや会場構成まで綿密にこだわった展示だそう。そんななか発売されたグッズの種類は約100種類以上にもおよび、手のひらサイズのものからアパレルまでラインナップ。なかでも〈シチズン〉とのコラボ作が秀逸でした。80年代に登場した「アナデジ」モデルをベースに、大竹氏の代表作の絵本『ジャリおじさん』の横顔が文字盤に描かれています。クロノグラフやアラームなどの機能が搭載されていてメカニカルな雰囲気が漂いながら、このなんとも言えないキャラクターの表情が愛嬌をプラスしてくれています。シルバーとゴールドという主役級カラーをセレクトしているあたりもグッド。手元に広がる大竹ワールド、悪くない! むしろいい!
各¥35,000
Shinro Ohtake「ジャリo’clock 」アナデジテンプ(ゴールド、シルバー)各¥35,000
※各250本限定/東京展会期中はオンラインでの予約受付のみ。
展覧会名:大竹伸朗展
会期:開催中~2023年2月5日(日)
会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー、2Fギャラリー4
© Shinro Ohtake
https://www.ntvshop.jp/shop/

Apriori
アプリオーリのニットパンツ

厄介だけど。
ニットパンツって厄介です。洗いにくいし、合わせる服をミスるとダル着に見えかねないし、汚れもつきやすい。それでも他のパンツにはない魅力が多分にあるからこそ、どのブランドもその難所を攻略しようと汗水垂らすわけで。そんな盛り上がる戦線をふむふむと見ながらビビッときたのが〈アプリオーリ〉のこちら。スエットパンツのようなゆったりしたフォルムなんですが、厚手のカシミアかつ目が詰まっているおかげで、足を通しても重力に負けません。いや正しくは、重力に負けはするけど、負けすぎない。裾リブはぎゅっと絞っているものが多いなか、こちらは太めのゆるい設計。ゆえに裾のたまりが柔らかく美しい。なんでまたこんなバランス感覚をと思って、ブランドの背景を調べると富ヶ谷のセレクトショップ「Esmeralda Serviced Department」がオリジナルでつくっているものだそう。知らない方はまずはサイトをご覧ください。このニットパンツにたどり着いた道筋が感じられるはず。結論、厄介者も乗りこなせば味方になるみたいです。
¥68,000
アプリオーリ

ワールドカップで睡眠不足。
次の日辛いことはわかっていても、“4年に1度”を言い訳に夜更かししてしまう今日この頃。どこもかしこもみんながサッカーの話をしていて、サッカー好きとしてはたまらないひと時。2026年は現地で見たいです。






AVIREX
アヴィレックスのMA-1


時代を超えてきた名品。
ぼくのなかで、〈アヴィレックス〉といえばMA-1のイメージ。幼い頃、叔父が着ていた姿が洒落て見えて、もしかするとあれがファッションの原体験だったかもしれません。そんなMA-1をこのタイミングで着ようと思ったのは、ラッパーのC.O.S.A.さんに出演してもらったこの記事の影響。撮影で着てもらったのは主にレザージャケットでしたが、大好きなラッパーの背中を飾った“AVIREX”の文字に心惹かれました。基本的にロゴものは着ない派ですが、〈アヴィレックス〉ならすんなりと受け入れられる。それは流行り物ではなく、時代を超えてきた定番中の定番だからだと思います。
¥29,480
アヴィレックス
https://www.avirex-usa.com/

MARGARET HOWELL
マーガレット・ハウエルのジャケット

大人への第一歩。
ファッションは自由ですが、それはTPOが前提にあってのこと。この前、人生で初めてちょっとお高めの寿司屋さんに行ったとき、こういう場では大人として恥ずかしくない服を着ないとな、と思いました。ということで、大人の階段の第一歩は〈マーガレット・ハウエル〉に頼ろうと思います。このジャケット、端正なルックスながら、いざ着てみると着心地の軽やかさに驚きます。ジャケットの堅苦しさなんて一切なし。それは、「FOX BROTHERS」社製のウールフランネルやアンコン仕立て、ゆとりのあるシルエットのおかげ。かしこまった場でも、普段着にもすっと馴染んでくれる、優秀な一着なんです。
¥90,200
マーガレット・ハウエル
https://www.margarethowell.jp/home

SUNSPEL and BATONER
サンスペル and バトナーのニット

上質とはこのこと。
職人たちの技術を尊重し、伝統を次の世代へ継承していくモノ作りをする〈サンスペル〉と〈バトナー〉。そんな両者がつくりあげたニットは、映画『007 カジノ・ロワイヤル』でダニエル・クレイグが着用していた〈サンスペル〉の「リヴィエラポロ」の柄を、〈バトナー〉の技術を用いてニットで再現。デザインのアクセントになるだけでなく、その構造により通気性もいいので、冬のインナーにももってこいです。さらに、生地に使われた最高級ウールは、カシミヤのような軽さと肌触りを兼ね備え、これぞ〈サンスペル〉といった上質な一着に仕上がっています。
¥35,200

C.P. COMAPANY
シーピーカンパニーのジャケット

生地への絶えぬ探究心。
寒さに弱いので、中綿入りのアイテムが欲しいけど、動き辛いダウンジャケットは苦手。そんな自分にぴったりだったのが、〈シーピーカンパニー〉の一着。スタイリッシュな見た目なのに中綿入り、さらに「Chrome-R」というオリジナル素材は水も風もほぼ通さない撥水・防風性能を備え、機能性に死角なしです。ちなみに、「Chrome-R」はガーメントダイ専用に開発された素材。染色工程でダメージを受けることなく、明るく鮮やかな発色を可能に。生地への絶えぬ探究心があるからこそ完成したプロダクトというわけです。
¥77,000
トライステイトジャパン
03-6455-4332
https://www.cpcompany.com/ja-jp/

湘南国際。
今週末、久しぶりにフルマラソンを走ります。大学4年生以来なので約4年振りです。ビーチ沿いというナイスロケーションにワクワクすると同時に、膝の痛みがやや心配。いけるか、サブ3.5!





PWA
プアのスエットパンツ

モダンなデザインで、ラフに穿けて、そのうえコスパも良い。〈プア〉のパンツは、どれも“気の利いた”という表現がしっくりきます。今シーズン購入した一本は、明るいトーンながら落ち着きの感じられるライトグレーのスエットパンツ。フロントポケットには〈プア〉といえばのハイドジップポケットが備えられており、ベーシックな見た目に反して収納力は申し分なし。おまけに裏起毛なので暖かく、ストンと落ちるビッグシルエットと相まってストレスフリーな着心地を提供してくれます。足元はスニーカーばかり合わせているのですが、個人的には〈ニューバランス〉の900番台にすごくハマるな、という印象です。
¥11,000

adidas Originals STAN SMITH for TOMORROWLAND
アディダス オリジナルス スタンスミス フォー トゥモローランド

ありそうでなかったSTAN SMITH。
「もう持ってるよ」と思っていても、新色や別注モデルが出るたびに興味を惹かれるスニーカーってありますよね。〈アディダス オリジナルス〉の「スタンスミス」は、まさにその代表格だと思います。クラシックなシルエットのなかに散りばめられた絶妙なアレンジが、ファンの心をくすぐるのでしょう。ぼくが最近気になっているのは、先日こちらの記事で取り上げた「トゥモローランド」のエクスクルーシブモデル。チャコールグレーのヒールカウンターやエンボス加工のシュータン、オフホワイトのシューレース…。パッと見はいつも通り、よくよく見ると違いがわかる。この塩梅は秀逸です。
¥15,400
トゥモローランド
store.tomorrowland.co.jp/

asics
アシックスのスニーカー

機能性は言わずもがなです。
日米欧におけるランニング市場のシェア1位獲得に向けて、先進技術を盛り込んだランニングシューズを展開している〈アシックス〉ですが、「スポーツスタイル」カテゴリーを筆頭にストリートでの支持も上昇させている、ということはご存知の通り。なかでも注目されているのは、「GEL-KAYANO」や「GEL-QUANTUM」といった、目の荒いメッシュ素材をベースにしたレトロランニングスタイルのモデルです。ぼくも一足、ということでECをチェックしていたのですが、個人的にグッと来たのは、ジョギングシューズから着想を得た上品かつシャープな「JOGGER X81」でした。ポイントは素材使いと配色。グレーのナイロンを基調に同系色のスエードを組み合わせ、ストライプとシューレースはホワイトに設定。スエットパンツに合わせても品をキープできる、数少ないスニーカーだと思います。
¥12,100
アシックスジャパン(株) お客様相談室宛
電話:0120-068-806
www.asics.com/jp/ja-jp/

CASETiFY
ケースティファイのスマホケースとショルダーストラップ

師走はヘパリーゼとスマホ紛失対策を。
やってきましたね、忘年会シーズン。酔って馬鹿騒ぎするのは好きなのですが、個人的に注意したいのはスマホの破損と紛失です。夏にその恐怖を味わったので、耐久性抜群のスマホケースとスマホショルダーを探していたところ、〈ケースティファイ〉で納得のいくものを見つけました。ケースはサイドボタンが押しやすく黄ばみにくいモデルから、高さ6.5mからの落下試験をクリアするほどタフなものまで、さまざまなタイプがラインナップ。最大150cmまで伸ばせるショルダーは、どんなケースにも対応するなど、汎用性も抜群です。素材・デザインともに多彩なバリエーションがあるので、店舗やECでチェックしてみてください。カスタマイズのシミュレーションをするだけでも面白いですよ。
(左から)インパクトケース ¥5,500〜、
クリアケース ¥8,910〜、
スマホショルダー ロープ ¥5,500〜、
バウンスケース ¥10,230〜
※オンラインストアでは非課税
CASETiFY
www.casetify.com/ja_JP/

くらし愉快店。
ほがらか、とかそういった言葉が好きなので、味な店の看板にある煽り文句を見るのが地味な趣味です。“おしゃれ洋品店”やら“おもしろフロアー”やら。出会ったなかでいちばんよかったのは表題。目撃情報をお待ちしています。






BROCHURE
ブローシャーのシャツ


情熱の大人。
子供の頃の“なりたい大人像”は、飄々と世を渡っていくひとでしたが、実際に歳を重ねてみるとむしろ逆。目はキラキラ、ほっぺた赤く、子供のようにうきうきした大人にこそ魅力を感じます。〈ブローシャー〉のディレクター、加藤忠幸さんはまさにそんな人。インスタグラムの文章のアツさ! 頬の内側をやけどするほどの熱量です。「ビームス」で企画書をつくりまくったり、組みたい相手に手書きで何枚も作文を書いたり、アツアツの言葉をこんなに惜しみなく使う大人がいたんだと。出会いの多い仕事で本当によかったです。このシャツは加藤さんに敬意を表して、「ウィークエンダー」渋谷回で購入し、シルクスクリーンプリントまで入れた特別製。ジップ付きのサイドポケット、巨大な内ポケット、リーガルパッドを模したタグに至るまで、個人的に好きなギミックが詰まっていていいものです。アディクトちょこちょこ加藤さんのことを話してきましたが、今回で一旦、締めくくろうと思います。週末からのスタックスでの個展も行きます。
¥22,000
BROCHURE
brochure.inc
Instagram:@brochure_official

kobeeraystudio
コビーレイスタジオのスエット

コピーライターの卵。
あだ名をつけるのが上手いひとを、昔から羨ましく見ています。思うにあだ名というのは、いちばん身近なコピーライト行為です。コミュニティのなかで、そのひとにも周りにも浸透する名前をつけるのは、実は結構難しいことではないかと思います。小さい頃はガキ大将にあだ名をつけられるのが嫌だったけど、きっとそういう、おしゃべりで輪の中心にいた子がばんばんいいコピーを書いているんじゃないかなあ。大手広告代理店にイケイケな方が多いのも多分、そういうことですね。お笑いの世界でも、芸人の誰々にあだ名をつけてもらって売れた、というような話もあります。私ごとで恐縮ですが、1年前に編集部入りして以来、特定のフイナムメンバーには“コギー”と呼ばれています。このスエットのブランド名が〈コビー〉と知り、そしてこれが韓国人のディレクターさんの英語名であると聞き、親近感と共に感慨深くなっておりました。もちもちで気持ちのいいスエットです、売れるといいな、〈コビー〉。
フーディ ¥11,990
パンツ ¥9,900
kobeeraystudio
kobeeray.official.ec
Instagram:@kobeeray_studio

goodwalkin store
グッドウォーキン 上田歩武の刺繍キャップ

お笑いの素地。
お笑いを楽しむ素地が自分の中にあまり育っていないことに、最近気づいてしまいました。このキャップをつくっているグッドウォーキン上田さんへの取材を通して、改めてお笑いに触れてみようというのがきっかけ。で、さまざまなコンテンツをつまんでいますが、多いですね。日本はお笑い大国なんだと実感させられました。そしていま、次々上がっている「M-1」の予選動画を一生懸命観ていますが、見方がよく分からないのです。どのコンビも眺めていると、いつの間にかネタが終わっています。ハ、としてYouTubeのコメント欄などを見ると“めちゃくちゃ仕上がってた”“絶対決勝行ってほしい”と盛り上がっているのです。これは自分の側に問題があると見て間違いありません、由々しき事態です。上田さんの展示イベントで流れていたムービーは最初から面白く見れたんですが…。この面白さとお笑いライブの面白さって、多分ちょっと違うんですよね。ただ、うっすら閃きを感じるネタを何度も何度も見ていると、だんだん面白さが理解できるようになってくることを発見しました。才能がないわけではないのです。ということで、もう少し訓練を続けようと思います。
¥7,700
goodwalkin store
goodwalkin.base.shop
Instagram:@uedaayumu

MIZ DIALOGUE
ミズ ダイアログのメガネ

心はシャキシャキ。
最近めっきり目が悪くなってしまいました。ときどきかけていたメガネがもはや手放せない状態です。コンタクトは恐怖症、メガネもむず痒くて可能な限りかけずに生きてきましたが、あるとき自分が見ることを早々に諦めていると気がつきました。遠くにいるひとを探す、隣のひとが指差しているものの正体を見つける。目が悪いとそういったことが億劫になるのです。老いというのはこういうところからはじまってくるんじゃないかなとすこし薄寒く思いました。ということで、外出中も徐々にメガネをかける習慣をつけるようになりましたが、輪郭の定まった世界は想像以上に歩きやすい! 異世界転生した気分です。遠くの看板などを眺めながら歩くせいで、一時はめっきり歩くのが遅くなりました。そうなってくるとメガネも愛おしい道具。もっとこだわりたくなってきます。〈ミズ ダイアログ〉はベースの時点でなかなかにスマートなのですが、これにセルを巻いたり金メッキを施したりと組み合わせの妙を楽しむメガネなのです。歳を取る抵抗はまだ感じないけれど、心が老いるのは怖いので、こういう気分が乗る一本は持っておきたいところです。
¥51,700
MIZ DIALOGUE
mizdialogue.com
Instagram:@miz_dialogue