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日本一の古着屋を目指して。山田和俊が振り返る、ベルベルジンの25年とトゥルーヴィンテージ。
BerBerJin 25th Anniversary

日本一の古着屋を目指して。山田和俊が振り返る、ベルベルジンの25年とトゥルーヴィンテージ。

古着激戦区の原宿で98年にオープンして以来、名実ともに日本だけでなく世界一のヴィンテージショップとの呼び声も高い「ベルベルジン」。そんな同店が25周年を祝うべく、スペシャルヴィンテージを大量にストック中という情報をキャッチ。ファッションのトレンド目まぐるしく移り変わるなか、古着というアイテムはどう変わったのか。いまも変わらずとんちゃん通りに店を構え続ける「ベルベルジン」のこれまでの歩みや25周年に向けて用意した珠玉のスペシャルヴィンテージについて、オーナーの山田和俊さんにたっぷり語っていただきました。

  • Photo_Takeshi Kimura
  • Text_Shunsuke Hirota
  • Edit_Yosuke Ishii

25周年を祝うべく2年をかけて蒐集した珠玉のトゥルーヴィンテージたち。

圧倒的な仕入れ力が「ベルベルジン」の強みであることは、古着関係者だけでなくファッション業界にまで知られているところ。そんな同店が総力を結集してコレクトしたスペシャルヴィンテージたちが、2月23日と25日-26日の3日間のアニバーサリーデイには店先にズラリと並びます。取材時に集まっているだけでも〈リーバイス®︎〉のTバックは8着、後付けパーカは十数着、それにデッドストックや濃紺の501XXや人気沸騰中のキッズサイズのデニム、ミリタリー物のサンプルなどのイレギュラー品からTシャツに至るまで、古着好きなら頭がクラクラするほどの品揃えを誇ります。

―それにしてもアニバーサリー用のアイテムはすごい量と質ですが、全部で何点ぐらいあるんでしょうか?

山田:いまあるのは(1月下旬時点で)1000点弱。2年ぐらいかけて集めたんですが、もう一度現地で仕入れして強化する予定です。アニバーサリーに向けて商品をストックするために何とか資金を捻出しましたが、もう2度とやらないです。ちゃんと仕入れたものを毎月売ったほうがいいですから。

ベルベルジンスタッフ:アメリカだと25周年はクォーターイヤーで特別な年だから、20周年の時よりも気合を入れて集めたってことを言ったほうがいいんじゃないですか?

山田:うるせぇよ(笑)。でも改めて見直したらアイテムの質は20周年のときと同じぐらいだけど、量が圧倒的に多いですね。それに今回はレアだけどボロボロのものは省いて、どれもコンディションの良いものだけを厳選しています。とりあえず23日は本店の1階を全部使ってデニム以外のアイテムを並べて、25日と26日はデニムを陳列する予定です。23日と25日は朝9時から整理券を配布して11時にオープン。整理番号順に30人ずつお店に入れる予定です。26日は整理券の配布はなく、12時にオープンします。

―前回も徹夜組が出ましたし、これだけの量があっても争奪戦になりそうですね。

山田:1番から15番までは創業した頃からずっと通ってくれている古着好きのお客さんたちに配るので、並びでいちばん早いのは16番からです。普通ならショーケースに飾られているアイテムばかりですから見応えあると思いますし、ふたたび出会えるとは限らないものばかりです。

INFORMATION

BerBerJin 25th Anniversary

販売日:2月23日(木)、25日(土)、26日(日)
場所:BerBerJin 本店
住所:東京都渋谷区神宮前3-26-11
電話:03-3401-4666
整理券配布:9:00〜(23日、25日のみ)
時間:11:00〜20:00(23日、25日)、12:00〜19:00(26日)
Instagram:@berberjin_harajuku
berberjin.com
こちらに掲載されている商品は、2月23日(木)、25日(土)、26日(日)の3日間、ベルベルジン本店の店頭のみで販売されます。23日と25日は整理券を配布いたします。詳細に関しては以下のInstagramよりアナウンスされます。
@berberjin1

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