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FEATURE
NEAT PARIS。服の豊かな物語について。金子恵治×西野大士。
Narrative about NEAT PARIS.

NEAT PARIS。服の豊かな物語について。金子恵治×西野大士。

〈ニート(NEAT)〉と「レショップ(L'ECHOPPE)」。両者の協業により2018年に始動したのが、海外生産の別注シリーズです。大反響を呼んだ海外生まれの〈ニート〉は、USA、 ITALYと続いて、PARISへとたどり着きました。手がけるのは名だたるメゾンの生産を手がけてきた名門ファクトリー〈ベルナール ザンス〉。この対談では、「レショップ」バイヤーの金子恵治と、〈ニート〉デザイナーの西野大士に、ファッションのアンスペックな側面について尋ねました。機能、合理、品質だけではなく、大切なのは物語、情熱、ロマン。ファッションという奥の深い遊びに、新しい補助線が引かれてゆくような二人の対話を、服の楽しさを知るあなたに向けてお届けします。

  • Photo_Yuki Kawashima
  • Edit&Text_Taiyo Nagashima

ー改めて、〈NEAT PARIS〉が実現することになったきっかけを教えてください。

西野:〈カルーゾ(CARUSO)〉と一緒に〈NEAT ITALY〉をやったのはもう3年くらい前ですかね。その時から次はパリだなって話していた記憶があります。USA、ITALYの流れだと〈NEAT FRANCE〉ですよね、みたいな話もしました。でも、やっぱりPARISがいいねって。

金子:具体的に動き出すきっかけは〈ベルナール ザンス(ZINS)〉(*以降〈ザンス〉)の日本の展示会で、ツープリーツのパンツが出ているのを見たこと。それを超えるようなツープリーツのパンツをニートと共に作りたいと思ったんです。それが〈NEAT PARIS〉に繋がっていきました。

ー金子さんは、日常的に様々なブランドを見ていると思うのですが、自分の中の点と点を結びつけることを、常に意識しているのですか?

金子:いえ、自動的に繋がる感覚です。ツープリーツのパンツを見て、これを超えるパンツをつくろうという発想にはなかなかならないじゃないですか。自分はいろんなところで点となる会話をしていて、それが後々回収されて、線になって実現していくということが多いんです。喋ったり書いたり、発信やコミュニケーションの中で生まれた点が繋がって形になっていくんですよ。

INFORMATION

NEAT PARIS

発売日:7月8日(土)11:00 ~
(※オンラインストアは同日11時からスタート)
販売価格: ¥57,200
サイズ展開:36, 38, 40, 42
カラー: White, Olive, Navy, Black
発売店舗:L’ECHOPPE 渋谷店、BAYCREW’S STORE(EC)
Instagram:@lechoppe.jp
lechoppe.jp

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