L.L.Bean Japan Editionとは?

2023年3月にデビューした〈エル・エル・ビーン〉の新しいライン。日本のデザインチームが手がけていて、往年のアーカイブスにリスペクトを払いつつ、日本の気候やライフスタイル、日本人の体型に合わせて再構築したアイテムが揃う。特設ページ
DAY1. MEETING 懐かしくて新しい、を街で着る。

時代の流れも相まり、さまざまな境界線がなくなってきています。家と外、仕事と趣味…挙げればキリがないけれど、「街」と「自然」のフィールドだってそう。そしてそれとともにファッションもジャンルを横断するようになってきました。
ブームが落ち着き、一種のカルチャーとして定着しつつあるアウトドアシーン。アウトドアウェアもいかに街や日常で取り入れるかがポイントです。

明日の遠出に向けて雑談中の3人。こんな風にアクティビティをしない日にだって相応しいのが「L.L.Bean Japan Edition」です。
彼のニットにデザインされているのは、70年代に〈エル・エル・ビーン〉が使用していた筆記体のロゴ。当時は商品タグや胸元のワンポイントデザインとして使っていましたが、今回はニットのフロントに大きいサイズで配しました。当時を彷彿とさせながらもサイズアレンジを施すあたり、ニクいです。


古着文脈で言うなら、この白いパーカについてもすこし。90年代にリリースされていたヘンリーネックのスウェットパーカを元に、カンガルーポケットを付属。ハーフボタンのパーカは意外とありそうでないし、インナーはタートル、シャツ、なんでも相性がいい。そんな懐の深さも持ち合わせています。ワイドが主流のグルカパンツも細身の設計にしているおかげで、無骨すぎません。
アウトドアウェアを着るときにむずかしいのが、レイヤードスタイル。ともすれば、女性は野暮ったく見えてしまいます。ただ、素材使いやサイズ感次第で、立派なシティウェアに。バーズアイのカーディガンだって、こんな奥行きのあるスタイルになるんです。

東京からすこし足を延ばせば、喧騒を離れ、自然に触れることができます。明日の目的地は近場で、海が見える公園に決定。格好はちょっとアクティブにしよう。でも海風に耐えられる重ね着で。
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