目移りするほど充実したラインナップ。
「キャスティング」のなかでもアパレルが充実している東久留米店。〈ダイワ〉の製品を中心に、秋冬の新作がずらりとラインナップしています。そのメインに陳列されていたのは、防寒のウィンタースーツ。防水性を備えた中綿入りのウエアなので、寒さに負けず釣りを楽しめます。早速アイテムを吟味するメンバーたち。
釣りでも日常でも、〈ダイワ〉が手がけるアパレルブランドの〈ディーベック(D-VEC)〉を愛用している林田さん。着用しているベストは、〈ディーベック〉と〈オールモストブラック(ALMOSTBLACK)〉のコラボ作です。
林田: 〈ディーベック〉をよく着ていますが、〈ダイワ〉のインラインのウエアは、よりベーシックなデザインで使い勝手がいいですね。街でも着られるデザインだと思います。
石井: 防寒性と防水性は共通しているけど、それぞれ特徴が違うから悩みますね。釣りのフィールドによってディテールが違うのがおもしろい。
モデルによっては、フィールドに特化した機能を備えているのも特徴です。磯なら、フローティングベストとトップスを一体化できるファスナーを搭載していて、濡れやすい船釣りなら、防水性と耐久性が高いPVC素材を使っています。袖からの浸水を軽減する2重袖口や、フードから水滴がしたたりにくい縁の折り返しなど、雨によるストレスを軽減する設計は、ほとんどのモデルに共通しています。
多くの種類のウィンタースーツがラインナップしていて、素材やカラーリングやデザインなど、それぞれの特徴に悩みます。サイズは幅広く展開されていて、モデルによっては4XLまで用意。日本人の体型に合わせたシルエットは着こなしやすくなっています。
小松: 海外のブランドだと、着丈や袖丈が長すぎることもあるので、ちょうどいいサイズ感ですね。価格も手頃で、驚いています。
〈ダイワ〉のイノベーションは釣具だけではなく、アパレルにも及びます。今シーズン初登場した「エアインフレータブルレインジャケット」は、濡れると保温力を損なう中綿を使用せず、ウエア内に格納された気室に空気を注入して断熱する構造。これなら水に立ち込むウェーディングでも、水濡れの心配ありません。気室は取り外し可能なので、季節を問わずに着用できるのです。
池本: バルブから空気を注入して断熱するのは斬新ですね。中綿を使っていないぶん、軽量なので着心地も良さそうです。
デザイン性に優れたフリースや機能素材を使った薄手のジャケットなど、快適な着心地のインナーも豊富にラインナップ。グローブや帽子などのアクセサリーも充実していて十分な見応えです。