GEX Daypack with Ran Taniguchi 自分のなかの“普通”を超えるディテールに惹かれた。
PROFILE
20代前半よりモデルをスタート。ファッションやビューティをはじめ、さまざまなジャンル、メディアで活躍する。俳優としても活動し、これまで映画『息を殺して』、『ハイヒール〜こだわりが生んだおとぎ話』などに出演。
─雑誌やCMをはじめ、いろいろなフィールドで活躍されていますね。昔からモデルになりたかったんですか?
実は、もともと俳優をやりたくて上京してきたんです。12年前くらいかな。何かを表現することに興味があって、ちょうどモデルをやるきっかけをいただいたことを機に始めました。俳優としては、いまは知り合いの監督に声をかけていただいたり、オーディションに参加したりして、だいたい年に一回くらい作品に出演しています。
─モデルでいるときの自分と、俳優でいるときの自分は違いますか?
そうですね、私のなかでモデルと俳優は「近いけどちょっと違うもの」という感覚があります。モデルのときは、特にファッションでは服がメインというのもあって、そのときの衣装やメイクに自分の性格が引っ張られますね。ワンピースとスーツを着るときとではだいぶ違うかもな(笑)。だから、仲のいい仲間で行う作品撮りは私服を着ることもあって、自分とモデルの間にいることになるからけっこう恥ずかしいんです。
─不思議な感覚ですね。
お芝居のときは完全に自分とは違う人で、その人を表すセリフがあって、もっと人物を際立たせるという意識が強いですね。どちらも楽しいですよ。
─そんな日々の活動のなかで、バッグって使いますか?
仕事ではあまり荷物を持たないんです…。現場に行くときは、携帯電話、財布、台本など、最小限の荷物を小さいバッグに入れていくことが多くて。
─では、あまりバッグを持たない?
いや、実はプライベートではバッグが好きすぎて、いろいろな種類をけっこう持っています。バッグを選ぶときは、使いやすさや機能性も大事ですが、「そこ、革なの?」とか「ここのストラップ、そんな繊細なの?」とか、自分の感性にはない変わったディテールがあるとグッときます。気になるポイントを見つけるともうダメ(笑)。
─だから、たくさん持ってるんですね(笑)。
ホワイタージュのデイパックもそうで、「トップの持ち手がレザー?」「手前のポケット、両側から入れられるの?」と発見しちゃって。デザインや素材はテックっぽいですがベーシックな形なので、どんなスタイルにも取り入れやすいと思います。
─谷口さんの普段の服装にも合いましたか?
見てください、ぴったり(笑)。最近は、シンプルなブラックのニットに白シャツを合わせるみたいな、男子学生っぽいニュートラルな服装にハマっていて。遠くから見たら学生に見えるけど、近くでちゃんと見たら違う、みたいな格好が好き。でも、まんま学生にならないように、下はワイドストレートのデニムにしています。学生の男の子がリュックを背負ってる姿がかわいいと思っていたから、いまの私の気分にホワイタージュはすごく合うんです。