イギリスから世界へ踏み出し続ける半世紀のヒストリー。

今回フイナムで撮影したファッションビジュアルは4名のユースをモデルに起用し、初代『シエラ スニーカー』のキャンペーンビジュアル(上右側)からインスピレーションされた世界観を撮り下ろしています。
アウトドアモデルの『シエラ スニーカー』を『シエラ ライト』にモダナイズしたことで、よりファッション性の高いモデルとして生まれ変わったことが、当時のビジュアルと比較するとわかりやすいのではないでしょうか?


当時のカタログの一部。『シエラ スニーカー』はキッズ向けもリリースされていたことが確認できます。
フランク・ヴァン・ヴェゼル(現CEOの父)によって、イギリスのシューバーイネス村でスタートしたハイテックスポーツ社。
1974年の設立以降、上記の『シエラ スニーカー』に続く形で、1981年には同年に開催されたロンドンマラソンの参加したランナーの23%が着用したという『シルバーシャドウ』を、1982年にはイギリス軍やアメリカFBIとの結びつきをつくった『マグナム』など、色褪せない名作を数多く生み出してきました。
さらにアメリカのハイキングブーツの売り上げNO.1を誇った『アルチチュードⅣ』もリリース。アウトドアからスポーツまで、さまざまなフィールドで確固たる存在感を放つことを証明しています。


1990年代に入ると、世界最高峰のサッカーリーグのひとつであるプレミアリーグで、52人の出場選手がサッカーシューズ『キングスカップ』を着用。そして1995年には〈ハイテック®〉がウィンブルドン・テニス選手権の公式シューズに採用。ブランド誕生の地であるイギリスにおいて、大きな影響力を示しました。


2015年には〈ハイテック®〉の契約選手であり、スカッシュの世界チャンピオンに3度も輝いたニック・マシューが、イギリスのアン王女より大英帝国勲位を授与。ブランドがスタートしたきっかけであるスカッシュの世界でも、確固たる存在感を放つニュースとして世界中を駆け巡りました。
そして2024年に迎えた50周年のアニバーサリーイヤー。アニバーサリーモデルとして、これまでに『シルバーシャドウ』と『スカッシュクラシック』をモダナイズしリリースしてきました。そんなブランドのヒストリーと『シエラ ライト』から、〈ハイテック®〉のこれまでの歴史とこれから先の未来をお楽しみください。


- 1
- 2