きちんと理由のあるシンプルさが街でも映える。



街で着るアウトドアギアは、シンプルであればあるほどうれしい。仰々しいデザインは、自然の中では必要なものだし映えるけれど、情報量の多い都会のなかではトゥーマッチ。でも、だからといって街に向けて “あえて” 控えめになっているのもちょっと違う。
理想的なのは、「かっこいいから、こうした」というデザインではなくて、「必要なことだから、こうなった」というデザイン。つまり、機能美としてのシンプルさを求めたいところ。



たとえば〈アディダス テレックス〉の「XPERIOR 2.5層構造 ライト RAIN. RDYジャケット」は理想に近いアプローチ。トレイルランナーたちが雨に濡れないようにつくられたデザインは、動きやすくて、軽くて、無駄なポケットがないところが魅力です。ランナーたちは常にザックを背負って走っているから、ジャケットにはあまり荷物を入れないのが理由。もちろん「RAIN.RDY(レイン.レディ)」素材が雨の侵入を防ぎ、インナーはドライな状態をキープしてくれるから、快適なのもうれしいポイントです。
そうした必要最低限のデザインは、やっぱり街着と相性が抜群。オレンジのカラーリングはストリートのスポーティなムードとマッチするし、リフレクターがテクニカルなムードを強めます。なによりシンプルだから、いつも着ているゲームシャツの上からサッと気軽に羽織りやすいのです。もちろんTシャツやシャツの上から着るのもアリ。




スニーカーを合わせる場合、服とシューズのブランドを揃えるのはストリートのマナー。だから、〈アディダス〉のスニーカーを履くのがいいし、〈アディダス テレックス〉で揃えたらなおよし。「トレイルメーカー 2 GORE-TEX」もまた、シンプルなデザインとカラーリングが街で履くハードルをぐんとさげます。
全レベルのハイカーに向けたシューズだから都会では十分すぎるほどの機能性も確保しています。気持ちのいいクッションが歩きやすくて、「GORE-TEX®」を搭載しているから雨の日でも快適。ボリュームもあって、太いパンツとの相性も抜群です。

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