店内をぐるっと。

再度、ググッと店内を見てみましょう。〈ル ラボ〉といえば、まずは香水。この店舗には、18種のクラシック コレクションが揃っています。選び方がわからない方は店頭のショップスタッフと共にまず好きな香りの傾向を探りながら、ぜひ一つひとつを試してみてください。というのも、その名前から単純に連想する香りとはひと味ちがうからです。
たとえば「ROSE 31」は、バラを主原材料にした香りですが、実際に香ってみてイメージするのは、草原に一輪だけ咲く孤高のバラとでもいえばいいのでしょうか…。とにかく、一般的に想像する華やかなバラの香りだけでは収まらない、男女問わず身に纏える力強い香りなのです。

サーファーや水平線を窓越しに眺めながら接客を受け、ムエット(試香紙)を使ってさまざまな香りを試していると、気分はどこか夢心地。
脳科学でも実証されていますが、嗅覚と記憶には強い関係性があります。つまり、香水には香りを楽しむという一面以外にも、かつての記憶を呼び覚ましてくれる一面もあるのです。この鎌倉での思い出を香りとともに持ち帰り、再度味わう…なんて楽しみ方もできるわけですね。香りをうまくつかって、気分をリフレッシュするのもいいでしょう。

しっかりと在庫を確保しているようですが、人気アイテムは売り切れの心配もあるかもしれません。でも、ご安心を。その場で在庫がなかったとしても、トラック内でスタッフを通じてオンラインオーダーすることで、送料無料で自宅に届けてくれるみたいです。

入って左手の壁一面を飾るのは、バスアイテムやボディケアアイテム各種。ヒノキ・バジル・マンダリンといった香りのシャワー ジェルをはじめ、ボディ クリーム、ハンド ソープ、ハンド クリーム、リップ バームなどが並びます。サイズも豊富で、お試しとしても使いやすいボディケア アイテムのミニサイズなどもラインナップ。海外沿いでサーファーの多い土地ならではのチョイスです。

面積は狭くともラインナップは豊富。これまでに紹介したアイテムのほか、クラシック コレクションの香りを纏ったシャワー ジェルやボディ ローションのほか、旅の気分を盛り上げるトラベルセットや、人気の香りを一度に楽しめるディスカバリーセットも用意しています。

アーティストが描いたという扉板。描いたあとにわずかに薄めたり、消したりと一手間加えることで、ひとの手の痕跡や不完全な美しさがみて取れます。緊張感のある職人的な仕上げではなく、少しひとの手仕事を感じる自由度が〈ル ラボ〉らしいです。