GORE-TEX 3LAYER FISHING JACKET TYPE Ⅲ B : HARU あくまでも一要素としてアウトドアを取り入れる。

PROFILE
スタイリストアシスタントとして忙しい日々を過ごす一方、SNSでは自身のスタイルを披露し、その独特なセンスに注目が集まっている。その一方、DJとしても活動し、音楽イベントをはじめ、ファッションブランドのパーティなどでもプレイしている。Instagram:@hrkhrks


ーいま、どんなファッションが気になっていますか?
HARU: ウィメンズだとバレエコアがトレンドですよね。ピタっとしたボディラインの深いVネックのトップスとか、バレエシューズだったり。海外ではそういう要素を取り入れているひとが多いですね。だけど、そのブームもちょっとずつ落ち着いてきていて、次はどんなファッションがおもしろいんだろう? って考えている状態です。そうやって流行を追いかけるのが私はすごく好きなんです。
ーとはいえ、HARUさん自身はトレンドをそのまま取り入れるというより、自分なりに解釈をして上手に表現している印象です。
HARU: 私自身はベーシックなものが好きで、その中でさり気なく流行を取り入れるようにしています。そうやってアレンジを楽しんでいます。
ーアウトドアのエッセンスを取り入れることもありますか?
HARU: ハイキングシューズを日常で履いてみたりすることはあります。ただ、それもワンポイントで。今日のコーディネートもそうなんですけど、トップスにゴアテックスのジャケットを持ってきたから、ボトムはあえてコーデュロイにして外してみました。ゴアテックスのジャケットに、ワイドシルエットのコーデュロイパンツという組み合わせは、アウトドアでは見かけないと思うんです。そこであえてベージュのブルゾンに色を合わせる形でダークブラウンのコーデュロイパンツを選びました。アウトドアってなると、シューズをテクニカルなものにしたりして服とマッチさせることが多いと思うんですけど、あくまでも一要素として取り入れるだけにしています。


ーこのジャケットは着丈の短さが特徴です。手に取ったときにどんな印象を抱きましたか?
HARU: かわいいと思いました。着丈の短い服が好きで、先ほど話したように自分のなかで、ベーシックな服選びの中にもこうして着丈の短い服を選ぶなど、気づくか気づかない程度の捻りを加えて服選びをすることが多くて、裾やフードについたドローコードもギュッと絞って、シルエットもピタっとさせて、アレンジしています。

HARU: あとは毛鉤をつけるラムファーも取り外しができるから、釣りのときはつけて、街では外してということもできるのがいいなって。ポケットも中に雨が入らないように考えられたつくりになっているし、私の場合は撮影でロケに出ることも多いから、雨が降ったときにこういう服があると便利ですよね。
