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エバーラストをまとう人、その強さと美意識。
EVERLASTING BEAUTY & POWER

エバーラストをまとう人、その強さと美意識。

1910年、アメリカはブロンクスで設立された〈エバーラスト(EVERLAST)〉。ボクシング、フィットネスギアにおけるトップを走りながら、現在はライフスタイルウェアとしても世界中から厚い指示を得ています。そんな〈エバーラスト〉が、”強く、美しく”をコンセプトに掲げてリニューアル。このふたつの言葉は、異なる概念のようで、本質的な部分では深く繋がっているようにも思えます。永遠を意味する” EVERLAST”のブランド名が象徴するように、いつの時代もアスリートの向上心や、トレーニーたちの自己研鑽は周囲をインスパイアし、その精神は絶えず受け継がれていくものです。スポーツを通して、日々、自分自身の心と身体と向き合う4名の日常着から、強さと美しさを哲学してみます。

  • Photo_Kazuki Miyamae
  • Text_Shu Nissen
  • Edit_Seiya Kato

STYLE 03_Satomi Bianca ひとつしかない自分の身体を大切にすること。

PROFILE

サトミビアンカ

ミュンヘン生まれ、湘南育ち、湘南在住のモデル。日本とドイツにルーツを持ち、双子の妹もモデルとして活動している。
@satobyyyy

ーサトミさんはモデルとして活躍しながら、アクティブなライフスタイルを発信されていますよね。

サトミ: サーフィン、スケートボード、ゴルフ、あとはパーソナルトレーニングに通っています。サーフィンは10年以上前から、パーソナルトレーニングは週1回のペースで5年間ぐらい続いてますね。私にとってトレーニングは体型維持だけじゃなくて、自分の調子を整えるためのもので、もういまはジムに行けないと具合が悪くなっちゃいます。

ーどんなことが運動を継続する原動力になっていますか?

サトミ: トレーニングって短期ではなかなか結果が出ないじゃないですか。でも逆に、長く続けてさえいれば、週1でゆるくやるだけでも、目に見えて変化しているのがわかると思います。私は脚やお尻の形がよくなって、モデルの仕事でも褒められることが多くなりました。これって持って生まれたものじゃなくて努力した証だから、認めてもらえるとすごくモチベーションが上がりますね。

ー今日は〈エバーラスト〉のカーディガンを私服に合わせてもらいました。

サトミ: ストリートっぽいスタイルだったりワンピースを着たり、気分でいろんな服装をするのが好きなので、何にでも合わせやすそうなシンプルさが気に入ってます。軽くて着心地も良いですね。

ースポーツシーンに限らない、ベーシックに着られるよさがありますよね。

サトミ: ブラトップ×スパッツのような“ザ・フィットネス”みたいな格好も好きなんですけど、周りの視線が気になるし、少し抵抗があって。だからジムの行き帰りとか、こういうアイテムをスポーツウェアの上から羽織ってみても可愛いですよね。

ーブランドのテーマ、”強さ”と”美しさ”とは、ご自身にとってどんなものですか?

サトミ: 強さと美しさに共通するのは努力だと思うんです。日々の仕事では頑張れても、自分自身のことになると疎かにしてしまう人が多いような気がします。自分の身体はひとつしかないし、一番長く向き合っていくものなのに。食事とか運動とか、いくらでも気を抜くことだってできるし、ほとんど皆そうしている。でも、そこで少しでも変わろうと努力をする。その強さが美しさに繋がると思っています。

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