新年会ではナチュールワインを囲みましょう。

忘年会、クリスマス、大晦日と立て続けに行事ごとが続き、胃腸が疲れている方も多いはず。新年会では、添加物が少なく体への負担の少ないナチュールワインをゆっくりと楽しみたいところ。今回は、都内でナチュールワインがテイクアウトできる「ウィルトスワイン」「ニューバレー」「ワイン&サンズ」の3店舗に、食中酒にぴったりな1本を選んでもらいました。
「ウィルトスワイン」の「VESPASI MARCO TURCO 2022」

「ウィルトスワイン」の「VESPASI MARCO TURCO 2022」
昨年蕎麦とワインが楽しめる「VS渋谷」をオープンさせたことでも記憶に新しい「ウィルトスワイン」が教えてくれたのは、サイケデリックなエチケットが目を引くこちら。イタリアで生まれた「VESPASI MARCO TURCO 2022」は、なんと生産本数はわずか700本のみ。ブレンタ川、モンティレッシーニ自然公園、アジアーゴ高原の間にあるブレガンツェのなだらかな丘陵地帯でブドウを栽培しているそう。ここの土壌は火山起源。火山起源の土壌でつくられたワインはミネラル感が強いのが大きな特徴です。黄色い花や、ハーブ、スパイスを思わせるようなアロマティックでスパイシーな一本が食卓を彩ります。
¥4,290
ウィルトスワイン
Instagram:@virtuswine
「ニューバレー」の「ドメーヌ・ナカジマ ペティアン・ブラン(泡がないピヨ!)2024」

「ニューバレー」の「ドメーヌ・ナカジマ ペティアン・ブラン(泡がないピヨ!)2024」
2020年にオープンした二子玉川にある「ニューバレー」がおすすめしてくれた一本は、デラウェアのほのかな甘さが特徴の一本。水炊きやしゃぶしゃぶのようなあっさりとした食べ物によく合う優しい味わいが特徴です。スパークリングワインにするためにつくったけど、今年は泡が出なかったので「泡がないピヨ!」。かわいらしい名前にほっこりします。また、エチケットのイラストは、ワイナリーのお子さんがモデルだそう。ワイングラスではなくコップで飲んでもおいしいというのも、団欒にはぴったりです。店主の千葉さんは、「特に『古着サミット』と『ニューヴィンテージってなんなのさ?』を楽しみにいつも読んでいます!」と話してくださいました。
¥2,420
ニューバレー
Instagram:@newvalleytokyo
「ワイン&サンズ」の「ピノ・ノワール ヴォン・ドルフ 2023」

「ワイン&サンズ」の「ピノ・ノワール ヴォン・ドルフ 2023」
富ヶ谷にある「ワイン&サンズ」は、広々とした店内にカウンターで飲めるスペースがあったり、一人でゆっくり楽しめる窓際の席があったりと、まさに「くつろぐ」という言葉が似合う空間。お店ではワインやクラフトビールに加え、現代版「街の酒屋」をイメージして雑貨やアパレルも置いています。そんな「ワイン&サンズ」がおすすめするのは、オーストラリアでつくられたピノ・ノワールの一本。透明感のあるルビー色の液体で、チェリーやベリー系、スミレのようなアロマを感じます。後味もあっさりとしていて、口当たりは軽やか。冬を連想させるエチケットも洒落ていますね。
¥3,960
ワイン&サンズ
Instagram:@wineandsuns_tokyo