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Shopping Addict 2025 Jan. 〜編集部員のお気に入り〜 後編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2025 Jan.
〜編集部員のお気に入り〜 後編

まだまだ寒い日は続きますが、ファッション業界は春夏のシーズンへと動き出しています。もう少し冬服を楽しみつつ、次の季節のアイテムも要チェック! 編集部員がいま気になるアイテムやいかに。

常重直也
加藤誓也
須藤結理
竹田崇真
柴山英樹
安田天音
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01 20
常重直也

パリは楽園(パラダイス)か。

パリメンズファッションウィークの取材で初の渡仏。刺激的な1週間を過ごさせてもらいました。憧れのデザイナーに会い、国内ではなかなか見られないショーを観覧し、最先端のファッションと、ファッションのことしか考えていないぶっ飛んだオシャレピーポーたちに囲まれる。この上ない、幸せな時間でした。帰国後、ぼくのバイブル『パラダイス・キス』をまた読み返しています。“美しい装いは人に勇気や自信を与えるわ”ってイザベラが言ってたけど、ほんとその通りだよなぁ。

Dr. Martens

ドクターマーチンのクリーパーシューズ

幸運は足元から。

2025年がスタートして早1ヶ月。光陰矢のごとし…、気付いたら月日が経っていた、なんてことのないよう日々を大切にしていかなければな、と思う今日この頃です。今年は巳年。日常でばったり遭遇すれば誰しもが“ギョッ”と気持ち悪がるくせに、長寿や金運の象徴として崇められている不思議な生き物です。〈ドクターマーチン〉では毎年干支にちなんだアイテムを発表していて、今年のそれがこちら。スネークスキンを模した異なる色の型押しフルグレインレザーをパネル使いした、インパクト抜群の1足です。ベースになっているのは、サブカルの象徴的アイテム「クリーパーシューズ」。シューレースにはスネークのチャームが付き、アウトソールにはビンテージブラウンの分厚いBENソールが搭載された、新年を祝うのにもってこいのシューズというわけです。これを履いて過ごしたら、なんだかいいことが起きそうな気がしませんか?
¥30,800

ドクターマーチン・エアウエア ジャパン
drmartens.com

blurhms

ブラームスのコート

こんなカモフラもアリだよね。

まだまだ寒い毎日が続きそうですが、ショップにはすでに軽やかな春物たちが並び始めています。厚手のダウンもいいけれど、そろそろ春に向けて薄手のコートなんかも欲しいなと手を伸ばしたのがこちらの〈ブラームス〉のロングコート。相も変わらず柄物に目がいってしまうわけですが、このトーンが揃えられたカモフラのようなデザイン、めちゃくちゃよくないですか? コートを着たときの“きれいにまとまり過ぎちゃう”感じが苦手なぼくは、やっぱりこの手のアイテムを選んでしまう。たっぷりとした身幅にストンと落ちるようなシルエット、そして左側についたフラップ付きの立体的ポケットや首元のチンストラップなど、ディテールの作り込みも見事な仕上がり。これはこの春のスタメンとして大活躍が予想されそうです。なかに着込んじゃえばいま時期でも着られるのかな。
¥79,200

ブラームス
Instagram:@blurhms_official

A LEATHER

エーレザーのベースボールシャツ

常識を覆す1着。

着る者を試す…、なんてよくある表現ですが、これがまさにそれ。レザーのベースボールシャツですよ!? おそらくベースボールシャツ側もまさかレザーでつくられるとは思っていなかっただろうし、レザー側も自分がベースボールシャツになるだなんて思っていなかったでしょう(笑)。話題性、インパクト抜群のこちらは大阪発のレザーブランド〈エーレザー〉の1着です。前作では、カウレザーをパンチングでメッシュ状に加工したものでつくられていたのですが、今作はスエード。よりレザーらしく、ある意味よりスポーツアイテムらしくなく仕上がっています。でもそれがいい。内側にパーカを着たり、ジャケットのインナーとして着てみたり、遊び心に溢れている1着だからこそ、想像力が掻き立てられ、ファッションを楽しむことができるのです!
¥198,000

エーレザー
a-boutique.co

VIBTEX

ビブテックスのパーカとスエットパンツ

毎日着たいスエット。

純白のボディに紺青のロゴ。清潔感を謳うのであればこの上ない配色のこちらのパーカとスエットパンツは〈ビブテックス〉のアイテムです。〈ビブテックス〉は繊維商社ヤギが手がける、抗菌のさらに上をいく抗ウイルス素材を採用したトータルウェアブランド。表面に付着する特定のウイルスを減少してくれる、なんとも頼もしいウェアなのです。ウイルスを減少するということは、つまり防臭・消臭効果もあるということ。毎日着たって安心です! 着用感に関しても、旧式の編機を使用することで通常よりも空気を含む裏毛特有のバルキーな質感を実現。ゆったりとふわっと、ノンストレスで着られます。着心地がよくて、ウイルスも減少してくれて、最高のスエットです。ん?パーカおじさん論争? 知らん!!
パーカ ¥13,200、パンツ ¥10,890

ビブテックス
vibtex.jp

加藤誓也

最高の贅沢。

休みの日と言ったら、少し前までやたらと予定をいれまくっていましたが、最近は何もしない日もリフレッシュできていいな、ということに気づきました。テレビを観ながら愛犬を撫でてるだけで、もう至福です。とはいえ、外に出て色んなことに触れるのは大切なので、ぜひとも連れ出してほしい気持ちもあります。わがまま(笑)。

NICHOLAS DALEY

ニコラス デイリーのトラックトップ&トラックパンツ

洒落者のためのトラックスーツ。

さまざまな文化や音楽に触れたジャマイカ系イギリス人のデザイナーが擁する〈ニコラス デイリー〉のプロダクトは、ほかとは一線を画す独創的でエッジの効いたデザインが魅力的。スポーティな印象が強いトラックスーツも、確かなテーラリング技術に定評のある〈ニコラス デイリー〉の手にかかればこの通り。ファッション好きを唸らせるワンランク上のトラックスーツに昇華されるのです。定番としてシーズンごとにカラーリングを刷新してリリースされていますが、今季はボトルグリーンとアーミーグリーンをメインに構築。上下あわせて着るもよし、それぞれ単品で着るもよし。コーディネートに幅をもたらしてくれること間違いなしなので、お財布と相談しつつ、2025年のスタートダッシュにいかがでしょうか。
ジャケット ¥81,400、パンツ ¥71,500

ELIGHT Inc.
03-6712-7034

AUTHEN JAPAN

オーセン ジャパンの「VINTAGE ENGINEER JACKET」

古着に付加価値を。

“TIMELESS, WASTELESS, BORDERLESS”をコンセプトに、職人技術による高い品質、流行り廃りのない洗練されたデザインで着々とファンを獲得している日本発のブランド〈オーセン ジャパン〉。リサイクルされた洋服や生地を最先端のテクノロジーと日本の伝統的な技術を用いて新たな息吹を吹き込む、環境に配慮したものづくりもこのブランドの大きな強みのひとつです。なかでも、広島県に拠点を置く繊維製造メーカーの「カイハラ(KAIHARA)」との共同開発によるデニムアイテムはとくに秀逸で、世界的に有名な某デニムブランドでも手腕をふるっていたデザイナーも関わっているんだとか。今後の動向からも目が離せませんが、まずはこちらのインスタグラムをチェックしてみましょう。
¥40,700

株式会社ラフォエム
03−6786ー3504

Champion

チャンピオンのパーカ&スエットシャツ

色物、大豊作。

長い歴史を誇るアメリカの老舗ブランド〈チャンピオン〉のアイコンとして世界中で愛されている「リバースウィーブ®︎」から、袖を通すたびにエネルギーが湧いてくる鮮やかなカラーを纏った新色モデルが登場しました。着回しが効くブラックやグレー、ネイビーは言うまでもなくいいのですが、コーディネートのアクセントとして一役買ってくれる色物は、ワードローブに加えておくとスタイリングに幅をもたらしてくれます。フーデッドスエットシャツとクルーネックスエットシャツ、好みが分かれるところだとは思いますが、余裕がある方はどっちもゲットしておくのが吉。このほかにもバリエーション豊富にラインナップされているので、こちらのオンラインストアから早速ゲットしちゃいましょう。
フーデットスエットシャツ ¥10,780、クルーネックスエットシャツ ¥9,790

ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター
0120-456-042

BEAUTY&YOUTH Hi-Line

ビューティー&ユース ハイラインのセットアップ

着るべき洋服。

素材、縫製、パターンにこだわり、上質で上品なカジュアルベーシックを提案する「ビューティー&ユース」の新コレクション「ビューティー&ユース ハイライン」。無駄を削ぎ落とした引き算的なデザインからは高級感と色気が漂い、購買意欲が掻き立てられます。こちらはよくあるセットアップのように思えますが、素材にSpiber社が開発する巷で噂のプロテイン繊維「ブリュード・プロテイン™ ファイバー」を採用した大注目の逸品。いまではすっかり当たり前になった“サスティナブル”というキーワードですが、大手セレクトショップがこのような形で改めて表現することは、個人的にかなり好印象を抱きます。ほかにもカーディガン、クルーネックセーター、シャツ、カットソー、ウールパンツ、チノパンツという「ビューティー&ユース」を象徴するアイテムを軸に展開されているのですが、時代に左右されず末長く愛用できるプロダクトばかりなので、どれをチョイスしても失敗はなさそう。気になる方は、ぜひとも店頭で実物を手に取ってみてください。
ジャケット ¥35,200、パンツ ¥24,200

BEAUTY&YOUTH MARUNOUCHI
03-6212-1500(メンズ) / 03-6212-1501(ウィメンズ)

須藤結理

人に言えない趣味。

閉店間際のTSUTAYAやGEOに行くのが趣味です。レンタル落ちしたDVDが格安で売られていて、くすんだ棚から発掘する喜びと、配信時代の流れに揉まれたビデオ店への寂しさで感情がぐちゃぐちゃになります。最終的には私がDVDを後世に伝えるのだ!と言い聞かせて自分をなだめてます。ちょっと不謹慎な趣味です。

ILL ONE EIGHTY × KOTSUBO

イル ワンエイティ × コツボのバンダナストール

使いがい、育てがい、あります。

ここ1年でバンダナ沼に入りました。きっかけは、無知にも関わらず思い切って買った「60年代の上鼻の片ミミ」。調べれば調べるほど深いその世界から抜け出せなくなり、気づけばコレクションは20枚ほどに。バンダナセンサーが依然びんびんな私が最近見つけたのがこちら。岡山県にあるヴィンテージショップ「コツボ」と〈イル ワンエイティ〉のコラボだそうで。贅沢に3枚もつなぎ合わせていて、長さがあるからこそストール使いしたり、頭に巻いたり、腰に巻いたり、自由なんです。1点1点サイズや柄が異なり、汚れや擦れもそれぞれ。バンダナ同様、使いがいも育てがいもあるアイテムです。バンダナ好きや、普段のスタイルに飽きがきている方、ぜひ1枚どうぞ。
¥9,900

ユナイト ナイン
03-5464-9976

kearny

カーニーのアイウェア

ちょっと主役のK。

メガネは着用者に馴染むよう設計されているものがある一方で、〈カーニー〉は着用者を主役に引き上げてくれる気がするのは私だけでしょうか。ベーシックな思想が通いつつも、普通におさまらない発想が滲んでいる。このモデルだってそうです。フランツ・シューベルトが着用していたKブリッジから着想を得た「K series」のうちの1作。ブリッジ・リムの上部・智に「K」の文字を落とし込み、フレームの厚みを変えることで文字が浮かび上がるようにしています。前から見るとテンプルよりもフレームが飛び出しているように見え、顔にアクセントが生まれます。カラーリングはイタリア・マツケリ社の生地を採用していて、形容し難いニュアンスを醸しています。掛けても掛けなくてもいいけど、掛けたらひと味もふた味も違う。〈カーニー〉のK、一本いかがでしょう。
各¥49,500

sost.(ソスト)
〒153-0001 東京都渋谷区神宮前5-23-3
sost.jingumae@gmail.com

Lakewood Clothing

レイクウッドのオリジナルトートバッグ

マニアがつくった本気のオマージュ。

あのトートバッグかと思いきや、実はオマージュしてつくられたもの。昨年に池尻にできたショップ〈レイクウッド〉のオリジナルで、某ブランドでリリースされないイレギュラーな珍品をベースに、ポケットをつけ、両サイドにハンドルをつけたデザインにしています。持ち手を長めに設計しているから肩がけをすることもできるし、バッグの上部を内側に折りたためば、ハンドルを持ち手にすることも(!!)かゆいところに手が届くのにこんなにさりげないデザイン。あっぱれです。素材は岡山の帆布を採用していて日本製。カラーリングはこの4色で、個人的にはパープルがグッときます。レイクウッドは発見とロマンをたっぷり感じるお店。ぜひこのトートを目当てに行ってみてください。
¥26,400

Instagram:@lakewood_clothing
info@lakewood-clothing.com
03-5932-5668 ※2月〜3月リリース予定

BENEXY

ベネクシーのサンダル

その道のプロがつくる一足。

生来の面倒くさがり屋で、シューズ選びのときも靴紐がないものに目がいってしまいます。気づけば、私のシューズボックスにはつっかけの類が多くなりました。なので、こんな一足にはとってもそそられる。〈ベネクシー〉は、もともとフットウェアの小売と修理事業を20年以上おこなってきた会社が立ち上げた、オリジナルのフットウェアブランド。この「180(イチハチマル)」というモデルは、春夏の2シーズン、つまり約180日間楽しめるというところから名付けられました。シンプルな構造だけどチープに見えないのは、全体がベロアレザーで覆われているから。カラーも絶妙。アウトソールはオリジナルで開発したラバー製で、インソールも専門家と共同開発していて、ストレスフリーな履き心地なんです。つま先が出ているから、ソックスとの合わせも楽しい。こんななんてことないけど誰とも被らないサンダル、他にありません。
¥38,500

ベネクシーカスタマーサービス
0800-500-3840

竹田崇真

毎週日曜の楽しみ。

リアルタイムでドラマを追うことはほぼないんですが、『ホットスポット』は見てます。やっぱり、バカリズムは天才ですね。『架空OL日記』も『ブラッシュアップライフ』もそうだけど、何気ない会話をなんであんなにリアルで面白いものにできるんだろう。角田晃広演じる「高橋さん」も最高です。

Gramicci × HIGH! STANDARD

グラミチ × ハイ!スタンダードのパンツ

家でも穿けるクライミングパンツ。

編集部から歩いて10分ほどの場所にある「ハイ!スタンダード」。そっちの方に昼休憩に出たときは立ち寄るようにしていて、足を運び度にいいなと思えるアイテムが必ずあります。インポートものが高くなっているいまの時代でもクオリティに対して価格はリーズナブルで、それはやっぱりワークやアウトドア、スポーツといったアメリカのベーシックを提案しているお店だからこそ。そんな「ハイ!スタンダード」は別注もいいんです。そのひとつが〈グラミチ〉とつくったこちら。素材はフリースだからリラックス感があるけど、一から型を起こしたややテーパードがかかったシルエットのおかげでカジュアルすぎない仕上がりに。シックなパンツのカラーに対して、ベルトにヴィヴィッドな色を持ってくるところも流石。これなら家でゴロゴロするときも、ちょっとしたよそ行きの場面でも手に取りたくなります。
¥19,800

ハイ!スタンダード
Instagram:@high_standard_official

WILDERNESS WEAR

ウィルダネスウェアのネックウォーマー

冬のマストアイテム。

どれだけ厚着していても、首元に隙間があると体感温度がガクッと下がる気がします。だから、この冬はネックウォーマーをほぼ毎日つけています。オーストラリアのアウトドアブランド〈ウィルダネスウェア〉のそれは、メリノウール100%。直接肌に触れてもチクチクすることはないし、割と薄手だから暑いときは折り畳んでポケットに入れたり、帽子みたいに頭に被ることもできちゃいます。こういう取り回しのよさは、マフラーにはないネックウォーマーならではの魅力かなと。あと、裾が広い台形型のおかげで収まりがよくて、シャツの下につけたりするとタートルネック感覚で首元のアクセントになってくれます。これで3960円っていうプライスもまたいいんですよね。
¥3,960

インパート
in-part.net

AIAIAI

アイアイアイのスピーカー

素人でも分かる音の良さ。

最近引っ越したので、いまは家の中を充実させたい気分。インテリアはもちろんだけど、音のいいスピーカーを置こうかと計画中です。狙っているのは〈アイアイアイ〉の「UNIT-4 Wireless+」。いわゆる音楽制作に使われるスタジオモニターというやつで、ぼくのような素人のリスニングにマッチするのかなと思ったんですが、いざ聴いてみると原音に忠実なサウンドは気持ちよく、そして楽しさもちゃんとあります。専用トランスミッターを携帯やスマホにさせば、ワイヤレスなのに超低遅延かつロスレスなオーディオも楽しめるというスペック面も◎。その上でデザインもスタイリッシュなんて至れり尽せりです。ちなみに、「UNIT-4 Wireless+」に初めて触れたのは編集を担当したこの記事がきっかけ。音にこだわる「maya ongaku」さんも太鼓判を押してましたよ。
¥128,000

ビームス レコーズ
www.beams.co.jp/beamsrecords

LINC ORIGINAL MAKERS

リンクオリジナルメーカーズのスキンケア

生活を豊かにするルーティン。

肌が荒れやすいのでお風呂上がりに化粧水と乳液はつけるようにしています。とはいっても特別こだわりがあるわけではないし、成分とかの話もよくわからない。そんな自分がスキンケアを語るのはおこがましいんですが、1ヶ月ほど使った〈リンクオリジナルメーカーズ〉のスキンケアシリーズの調子がいいので紹介させてください。なにがいいかって、さっぱりした匂い、ベタつかないテクスチャー、男が使っていても違和感のないパッケージ。ぼくのなかでスキンケアは面倒な作業だったんですが、これは顔に塗っていて気持ちがいいし、自分好みの香りということもあって、風呂上がりのある種リラックスできる時間になっています。気に入ったもので毎日自分を労わるってすごく豊かな生活なのかもしれません。だからお値段は決して安くはないですけど、一度試してみる価値はあるんじゃないかなと。
左からフェイストナー ¥5,280、フェイスウォッシュ ¥4,950、フェイスセラムV ¥5,500、フェイスローション ¥6,600

リンクオリジナルメーカーズ
lincoriginalmakers.co.jp

柴山英樹

イカゲームの次は…。

YouTubeショートで偶然流れてきた柳楽優弥主演のドラマ『ガンニバル』が気になっています。配信先を見ると「ディズニープラス」のみで、調べてみるとシーズン2が今年3月から配信されるそう。新規契約するかめちゃめちゃ迷っているので、『ガンニバル』を観たという方、感想を教えてください。

adidas Originals × mita sneakers

アディダス オリジナルス × ミタスニーカーズのスニーカー

コンソーシアムから登場!

まるで戦闘機のような、ゴテっとしたフォルム。このシューズの正体は、〈アディダス オリジナルス〉より昨年9月に復刻された「BADLANDER」改め「RADLANDER」というモデルです。「 adidas Equipment Takumi Sen 」でも話題の「EQUIPMENT」シリーズから1998年に登場し、その堅牢なデザインでカルト的人気を誇っていた一足が、「ミタスニーカーズ」とコラボレーション。それも一部のスニーカーショップのみでの展開となる最上級ライン「アディダス コンソーシアム」からリリースされたとあれば、見逃すわけにはいきません。左はアーカイブをモダナイズしたグローバル展開カラー、右は2016年の両者のコラボ「SEEULATER」をセルフサンプリングした「ミタスニーカーズ」のエクスクルーシブカラー。一般的なトレッキングシューズやトレランシューズとは異なるアウトドアスタイルを楽しみたいという方、ぜひこちらを履いてみてください。
各¥27,500

ミタスニーカーズ
www.mita-sneakers.co.jp

ASICS Sport Style

アシックススポーツスタイルのスニーカー

今年もレトラン。

2025年も引き続き注目したいレトロランニングシューズ。〈アシックス スポーツスタイル〉もラインナップを拡大していて、個人的な今期の一押しはこちら。「GEL-KINETIC FLUENT」という新モデルです。まずはこのカラー。アッパーはさまざまな色味の補強パーツを使用しながら、ダークトーンに仕上げられているので、足元は黒一辺倒という方にもオススメ。「FF BLAST PLUS ECO」と「Scutoid GEL」といった2つのテクノロジーを搭載したミッドソールは、反発性とクッション性が両立されています。ローテクシューズに比べてパーツが多いからこそ、デザインや機能に変化を出せて、その細やかな違いに物欲を刺激される。〈アシックス スポーツスタイル〉のレトロランニングシューズ、今後も飽きることはなさそうです。
¥22,000

アシックスジャパン カスタマーサポート部
0120-068-806

maastik

マースティックのデイパック

機能派デイパック。

韓国勢を筆頭に、ファッションとUL(ウルトラライト)の機能を掛け合わせたアイテムを展開するブランドが増えてきた印象があります。これがファッショントレンドになって、いつかは飽きられてしまうのか…。なんて考えがよぎることもありますが、ULスタイルがアウトドアシーンのなかで定着しているのは軽さや実用性があってこそ。使いやすいという選択理由があるので、レトロランニングシューズ同様に定番化していくと思っています。そんなULの素材使いやディテールをベースに、大胆なリフレクター素材を組み合わせたプロダクトを展開するのが、2024年にデビューした〈マースティック〉。聞けばつくり手は自転車乗りだそうで、軽量性、耐久性、視認性を追求した末に完成したのが、こちらのナップサック型のデイパックです。容量は27Lと、日常使いにもデイハイクにもちょうどいい大きさ。最近はどこに行くにも、これを背負っています。
¥18,700

マースティック
Instagram:@maastik_ maastik.shop

FreshService

フレッシュサービスのクラフトビール

ごくごく飲めるIPA。

アパレルに雑貨、日用品とさまざまなプロダクトを展開する〈フレッシュサービス〉。実は、特定の醸造所を持たないファントムブルワリー「Hobo Brewing」の協力のもと、クラフトビールも展開していることをご存じでしょうか? その名も「FRESH DRINK SERVISE West Coast IPA」。IPAならではの苦味と、シトラスフレーバーによるすっきりとした後味。ドリンクも取り扱う「フレッシュサービス 京都」ではじめて口にした際、こんなにも飲みやすいIPAがあるのかとびっくりしたのを覚えています。京都店だけでなく、神宮前の「フレッシュサービス ヘッドクォーターズ」での取り扱いも始まったそうなので、この機会にオススメしたいなと。昨年から写真のグラスをはじめとするカトラリーの展開もスタートしたので、合わせてチェックしてみてください。
クラフトビール ¥950、グラス ¥3,300

フレッシュサービス ヘッドクォーターズ
03-5775-4755

安田天音

推し始めました。

あちこちで聞く“推し活”という言葉、正直いままで自分ゴトではありませんでしたが…ついにとあるアイドルのメンバーにハマり始めました。本当に日常がパッと明るくなりますね。情報過多が問題とされていますが、こればっかりはテレビ以外のコンテンツに溢れた時代に生まれてよかったなーと思う毎日です。

MONTGOMERY

モンゴメリーのダッフルコート

最古のコートを令和ナイズ。

アウターを着るならダッフルコート。何が好きって、シルエットはスマートなのに中に厚手のトップスを着ても着膨れしづらい。暖かいし、フード付きで可愛らしい。それに、ワードローブとの相性がいいっていうのも理由のひとつです。ここ数年は古着のダッフルコートを気に入っていて、トグルの紐を修理したりクリーニングに出したりしながら大事に大事に着ていますが、ほかのダッフルコートも探してみることに。あらゆるブランドで見るなかで、〈アダルトオリエンテッドローブス〉弓削匠さんの手によりモダナイズされた最古のコートブランド〈モンゴメリー〉のアイテムにピンと来ました。ひねりのないごく“普通”のダッフルコートを探していたからこそ、変わらないよさは残しつつ現代的にアレンジされているのがとてもいいのです。ザ・伝統的なブランドのコートは少し自分には重いような気がしていたし、着丈は短めになっている点も好み。ちなみに着丈が短いアウターを好む理由は、絶対に椅子にアウターをかけなければならない状況に陥った際、床に裾がつかないから(笑)。ただそれだけです。
¥69,600

メルローズ ストア
store.melrose.co.jp

VERYTAGE

ベリーテイジのシャツ

ワークとドレスの融合。

〈ベリーテイジ〉の形容し難い空気感、刺さるひとには刺さるはず。古着好きは自然と手に取ってしまうブランドだと思います。これは、〈リーバイス〉の名品「トリプルプリーツブラウス」と呼ばれるジャケットとフレンチヴィンテージのドレスシャツの要素を掛け合わせたシャツなんです。リネンとコットンが混合された生地でつくられているから、風合いも柔らか。無骨どころかフェミニンなムードさえもあるので、女子も似合います。ちなみに、〈リーバイス〉の「トリプルプリーツブラウス」とは、506XXの1stよりさらに前にリリースされたとても古い形のジャケットなんですって。気になった方は〈ベリーテイジ〉の公式オンラインサイトに飛んで、アイテム説明を読んでみて。ファッション業界におけるサンプリングが賛否両論あるのは薄々気づいていますが、その「否」を黙らせるほどのヴィンテージオタクがつくる服というのが一発で分かります。
¥49,500

ベリーテイジ
www.verytage.jp
Instagram:@verytage_official

BEAMS

ビームスのスエットパンツ

ビームスのBです。

カレッジスエットパンツのようなこちら、左ポケット脇には「B」の文字が。全然関係ないけど、わたしの血液型はB型。マイペース、自由奔放、いいのか悪いのかよく分からないイメージを世間ではささやかれていて、「何型?」って聞かれるのがちょっと嫌。さらに「あ〜、っぽいわ〜」とか言われるのもなんか癪。でも、大体当たってます…(笑)。話は脱線しましたが、シンパシーを感じたということにしておきましょう。細すぎず、太すぎないのでルーズに見えることもなく、いまっぽいシルエットも好み。編集者という仕事目線でいうと、温かくて動きやすいパンツが穿きたい冬の撮影の日にも活躍してくれそうです。それに、ファッション業界のなかでも常に第一線をいく「ビームス」のオリジナルアイテムとくれば、全幅の信頼を置いてしまいます。
¥12,100

ビームス
www.beams.co.jp

PRO-Keds

プロケッズのスニーカー

再燃の予感?

2000年生まれのわたしは、このスニーカーが過去に流行っていたことを雑誌のアーカイブを読んで知りました。元々はアメリカのスニーカーブランド〈ケッズ〉のプロスポーツ仕様ライン。70年代には、アイビーリーグの学生たちにも愛され「西の〈コンバース〉、東の〈プロケッズ〉」とも言われていたそうです。これは至極個人的な癖ですが、スニーカーはちょっと間抜けで野暮ったいくらいが好み。だから、この手のローテクスニーカーが大好きなわたしは、すぐさまチェックしましたよ。1足目に履くならやっぱり定番の「ROYAL PLUS」ですかね? それなら、いまの気分に従ってハイカットを選びたいところ。鮮やかなイエローに負けないこの極太ラインもいいですね。今年のパリコレでも、アイビー・プレッピーなスタイルが多かったし、今後はもっともっとフォーカスされてもいいのでは?
¥15,400

プロケッズ
prokeds.jp

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