時代、年齢、性別を超える、普遍の101。




〈リー〉ジャケット ¥44,000、中に着たTシャツ ¥8,910、パンツ ¥24,200(すべてエドウイン・カスタマーサービス)、〈ペルジーノ〉ベスト ¥49,500(ワイルド ライフ テーラー)、〈マービンポンティアックシャツメーカーズ〉中に着たチェックシャツ ¥36,300(オーバーリバー)、〈アドワット トゥアレグ〉ネックレス ¥24,200(アドワット トゥアレグ)、〈カーン〉トートバッグ ¥17,930(シップス インフォメーションセンター)、その他スタイリスト私物



ヴィンテージデニムはたしかに魅力的だけど、それに引けをとらない「101」は現行にだってあります。そのひとつが、1930年代のモデルをベースにした「101 COWBOY PANTS」。シルエットは極太のワイド、生地は1944年以前のモデルに見られる右綾デニムを採用し、穿き込んでいけば迫力ある色落ちが楽しめます。シンチバック、ボタンフライ、ヘアオンハイドラベルといった当時の意匠も踏襲していて、さすがの芸の細かさ。
そんな〈リー〉の原点とも言えるジーンズには、スティーブ・マックイーンが着用したことでも知られる「101-J RIDERS JACKET」を合わせて、骨太な雰囲気のデニムオンデニムのスタイルに。そこに小物でウエスタンの要素を取り入れて、さりげなくアクセントを加えるのがいまの気分。

〈リー〉パンツ ¥19,800(エドウイン・カスタマーサービス)、〈リア〉フリース ¥137,500、〈カミサス マノロ〉中に着たシャツ ¥44,000、〈バイシクロン バイ バックジャック〉ショルダーバッグ ¥10,450(すべてシップス インフォメーションセンター)、〈ビューティー&ユース〉中に着たロンT ¥8,910(ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店)、その他スタイリスト私物








「101」の普遍性は、時代によってシルエットやディテールに変化を取り入れてきたからこそ。例えば、この「RIDERS 101 WIDE LEG」。通常よりも股上は深く、ワタリと裾幅は広めに取り、現代のトレンドにマッチするバギーなシルエットに仕上げています。
色褪せ具合はまるでずっと大切に穿き続けてきた相棒のようで、ストリートをはじめとしたカジュアルなスタイルと相性がいいのは言わずもがな。そうした振り幅の広さも、「101」が時代を超えてさまざまなひとたちに愛されてきた所以なのです。


〈リー〉パンツ ¥33,000(エドウイン・カスタマーサービス)、〈シーシーユー〉レザージャケット ¥106,700(シーシーユー)、〈ジョン スメドレー〉ポロニット ¥48,400(リーミルズ エージェンシー)、その他スタイリスト私物




カウボーイの意見を取り入れてつくられた「カウボーイパンツ」は1946年、より多くのひとに親しまれるカジュアルウェアへの転換として「リー ライダース」に名前を変えました。「101-Z RIDERS JEAN」は、そんな変遷の中で生まれた移行期モデルをもとに、ゆとりのあるストレートシルエットで仕立てたジッパーフライモデル。
リアルな縦落ちやヒゲが再現された表情はいま逆に新鮮で、品のあるトップスと合わせたコントラストのある着こなしを楽しみたい。ロールアップすれば、アニバーサリーモデル限定の特別なデザインが顔を覗かせます。