地上5階建てのアート空間をまるごと占拠!
舞台がつくられたのは、パリきってのコンテンポラリーなファッションエリア、マレ地区。テラコッタカラーのネオンが怪しげに光るエントレンスを抜けると、中庭に地上5階建ての「ラファイエット・アンティシパシオン」が現れました。これは老舗百貨店「ギャラリー・ラファイエット」が1891年につくった建物で、2018年にアートスペースとして生まれ変わりました。そんな歴史ある空間が「ラコステ ライトクラブ」の場所に選ばれました。

「L003 NEO SHOT」のソールを映したグラフィックがエントランスの壁を覆う。

入り口に立つスタッフは純白のセットアップで正装。
「ラコステ ライトクラブ」は新作スニーカー「L003 NEO SHOT」と光が秘めるパワーをテーマにした2日間のアート空間。国籍、性別、表現方法の異なるアーティストたちがつくる作品の展示、アートパフォーマンス、スニーカーのカスタマイズ、ワークショップなどを行うというもの。そのどれもが「影から光へ」をテーマにしているといいます。それでは会場のなかへ!
入ってすぐのスペースに設けられたブックストアでは「ラコステ ライトクラブ」のためにセレクトされたアート&デザインの書籍と、「L003 NEO SHOT」のカラーバリエーションをずらりと陳列。中央に展示されたブラックとオレンジのコンビの一足は、このイベントの限定色です。

イベントのために用意された「L003 NEO SHOT」の特別カラー。テニスのクレーコートをイメージしたソールの色が印象的だ。
1階の中央に目を向けると、クレーコートを彷彿とさせる演出のなかにステージが設けられていました。ここでこれからいったい何が起こるのか? ステージの奥に飾られた「L003 NEO SHOT」は、どこか近未来的な表情に見えます。

クレーコートをイメージした舞台デザイン。奥に飾られたのが「L003 NEO SHOT」。
そして、ステージの反対側は、スニーカーのカスタムバーです。3Dプリンターを使ったオブジェを手掛けるクリエーター集団「SLASH OFFICE」が、このイベントのためにオリジナルチャームを多数提供。ここに並ぶ色とりどりのチャームの中から気に入ったものをピックアップして、デコレーションしたスニーカーをつくります。


〈ラコステ〉のワニやテニスボールの形をした、色とりどりのチャーム。