山内さんがレコメンド!
「キタ」エリアにある4つの穴場的スポット。
「JOURNAL STANDARD ルクア店」がある大阪駅周辺は都会的な佇まい。でも、街をちょっと外れると下町情緒あふれる商店街や、個人経営のお店がたくさんひしめく「キタ」のエリア。そんなコントラストがユニークなこのエリアの穴場的スポットを山内さんに紹介してもらった。今回登場するのは4つのスポット。どれもお見逃しなく!
まずは関西風のおうどんで腹ごしらえを!
大阪駅のある梅田周辺といえば、地下街が栄えることでも有名。ということでそんな地下通路を渡って到着したのが、「大阪マルビル」のレストラン街。ここにある「花きり」というお店が山内さんが太鼓判を押すうどん屋さんなのだ。
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温かまたま定食 ¥800(TAX in)
※わらび餅は14時から数量限定でサービス。
「このお店の『温かまたま定食』は絶品! コシのあるうどんに卵と醤油が絡んで、まろやかな味が口いっぱいに広がるんです。一緒に付いているかやくご飯もまた優しい味わいでおいしいし、デザートにわらび餅までついてくるんです」
打ち立て、湯がきたてで鮮度の高いうどんを提供してくれるのが、このお店の特徴。温かまたまがテーブルに到着したら、すぐに卵としょうゆをうどんに混ぜるのがセオリーだ。
「ん~! んまいっ! 温かいうどんを食べると、体だけじゃなくて心までポカポカしてくるのはどうしてなんですかね(笑)」
うどん、かやくご飯、わらび餅を食べてお腹いっぱいの様子の山内さん。
「満腹感を得られるのもこのお店の魅力です(笑)。梅田にきたら是非立ち寄ってください」
うどん 花きり
〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田1-9-20 大阪マルビル B2F
06-6342-8885
11:00~22:30 / 不定休
ヒッピーカルチャーを体現する古着屋。
うどんで腹ごしらえをしたら、お次は大阪駅から歩いて10分くらいの場所にある中崎町へ。閑静な街並が広がるこの地域にはちょっと入ってみたくなるようなカフェやバーがたくさんある。でも、その気持ちをグッとこらえて街のなかを進むと、見えてくるのが古着屋の「コンテナー」だ。
「このお店、じつは心斎橋店の亀山さんに教えてもらったんです。年代を問わずさまざまな古着が置いてあるのはもちろん、なんといっても一番の見どころはヒッピーカルチャーにまつわる小物類の充実さですね」
山内さんの言う通り、店内には60年代以降のアメリカのカルチャーを感じるさまざまなアイテムが所狭しとひしめき合っている。
「ウェアのセレクトもカッコいいし、小物類もヴィンテージのポスターやワッペン、インテリアグッズなど、思わず手が伸びてしまう妙なアイテムがたくさんあって飽きないんです。あと、優しいオーナーがいろんなことを教えてくれるので、ついつい足を運んじゃうんですよ(笑)」
この日もオーナーと談笑する姿が印象的だった山内さん。買い物をするお店としてだけではなく、彼にとっての憩いの場でもあるようだ。
コンテナー
〒530-0015
大阪市北区中崎西1-4-22 梅田東ビル102
06-4802-1626
13:00~20:00
http://container-junk.seesaa.net/
大阪でレコードやCDをディグるならココで!
プライベートにDJとしての活動にいそしむ山内さん。さっきの話にもあった通り「サウンドクラウド」で音源を漁るのが基本だけど、たまにはパッケージングされたものも手に取りたくなるそう。そんなときに来るのがこの「ディスク J.J.」なんだとか。
「ここは関西の老舗中古レコードショップです。ジャズ、ソウル、ロック、ヒップホップなどなんでも揃うので、音楽が好きな人は是非足を運んで欲しいですね」
店内は明るく、天井近くの壁面にはたくさんのポスターが貼られている。そんなお店のなかで好みのレコードやCDを探す山内さんの表情は真剣そのもの。
「スミマセン、我を忘れてつい夢中になって音源を探しちゃいました(笑)。商品量もたくさんあるので、時間があるときにゆっくり見るのがおすすめです!」
ディスク J.J. 梅田2号店
〒530-0001
大阪市北区梅田1-1-3-B100
06-6345-6702
11:00~20:00(日曜のみ11:00~19:00)/ 年中無休
http://www.discjj.com/company.html
淀川で夕日を眺めながらしっぽり一日を振り返る。
時間をかけて「キタ」を案内してくれた山内さん。空の景色はそろそろ暗くなりかけてきた頃に、「ぼくのとっておきの場所を紹介します」と連れてきてくれたのは淀川の土手。
「ココから見えるのどかな景色が好きなんです。堤防に寝転がりながら、ボーっとしていると気持ちがリフレッシュするんですよねぇ~」
対岸の景色を眺めながら一息ついていると、空がだんだん夕日の色に染まってくる。
「たまに地元のスポーツ少年たちが練習していたりするんですけど、それをのんびりながめていると心が和むんですよ(笑)。一日の出来事を振り返ったりするのに最適な場所ですね、ここは」
山内さんが話す通り、ゆったりとした時間が流れるこの場所は考え事をするのに向いているのかもしれない。
「ひとりで来るのはもちろんですけど、友達や恋人、家族とくるのにもおすすめです。近くにきたらぜひ寄ってみてください。心が洗われますよ(笑)」
ということで全国のジャーナル スタンダードに所属する名物スタッフを紹介する当企画もこれにて終了! ここで紹介した6名のスタッフ以外にも、ジャーナル スタンダードにはたくさんの魅力的なスタッフが所属しています。あなたの街にはどんなスタッフがいるのか、お店に足を運んで確かめてみるのもいいかもしれません。