#06 長嶋太陽(編集部)

Barbour×Journal Standard TRISECT
バブアー×ジャーナル スタンダード トライセクトのジャケット

ザ・万能。 もはや珍しくはない「別注」という肩書き。されどやっぱり惹かれてしまうのは、服と距離の近しいセレクトショップが考える「こうだったらいいのにな。」を最短距離でプロダクトに反映しているから。ご存知〈バブアー〉のビデイルに「ジャーナル スタンダード トライセクト」がアレンジを施したこちらの一着。アナログ時代に研ぎ澄まされたディテールを踏襲しながらも、オイルドクロスではなくウール・ヘリンボーンを採用しているところがミソなわけです。オイルドの味わいは魅力的ですが、都市生活において気軽に着用できるか、というとすぐに頷けないのもまた事実。ウール・ヘリンボーンを採用することで、スーツスタイルにも、ワークスタイルにも、シンプルなワントーンコーディネートにだって何の気なしに使えちゃう万能性を獲得。風格を損なわないアレンジってのも珍しいわけで。
¥81,000+tax

HANSEN
ハンセンのキャップ

時候の句のように。 寒さも日毎に増します今日この頃。冬を象徴する素材といえば、やっぱりボアです。というのは単なる強引なこじつけなのですが、実際の保温性に優れるだけでなく、視覚にも暖かいという特殊効果は冬ファッションならではの醍醐味。ハット、ジェットキャップ、ニットキャップあたりは巷に溢れているし、かといって奇抜すぎる被り物は避けたい、という微妙なニーズにもピッタリマッチしてくれるわけで、余計なことを考えず、イナたい感じで被ろうかなと。江戸時代の俳句カルチャームーブメントにおいて5000を超える季語を使いこなしてきた日本人。ファッションに季節感を求めるのは、その名残なのかも。
各¥20,800+tax

商品問い合わせ
JOURNAL STANDARD 表参道
東京都渋谷区神宮前6-7-1
03-6418-7961(メンズ)

ジャーナル スタンダード2015AW