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#01 小牟田 亮(編集長)
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01
patagonia
パタゴニアのパタロハ
夏の正装、盛装。
鎌倉に引っ越してもうすぐ一年。この地には、海も山もあるので、様々なスポーツ・アクティビティが楽しめるわけですが、いまのところサーフィンは始めていないし、トレランも本格的にはやっていません。ま、やりたくなったらやります、誰に言われなくても。そんなわけで、海にも山にも入っていないのですが、「パタゴニア」のお店にはよく入っています。昨年リニューアルしてからはとくによく通わせてもらってます。今年は〈パタゴニア〉のアロハ=
パタロハが生まれて30周年だそう。平日ではなくて休日、ゆるーっとした気分のときに、素肌に一枚で羽織りたいですね。
左 ¥14,000+TAX、右 ¥11,000+TAX
パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447
www.patagonia.jp/exclusive-pataloha
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02
AUGUSTE-PRESENTATION
オーギュスト プレゼンテーションのパンツ
気持ちいいという感覚をまとう服。
〈オーギュスト プレゼンテーション〉のデザイナー、大野さんはとても面白い人だ。会うといつも最近ハマっていることをマシンガンのように話してくれる。その興味の範囲は服だけに及ばず、塩とか水とかをとことん掘り下げている。最近ついに自分で「水素水」を作ったらしい。そんな大野さんがつくる服は、当たり前のように素材にこだわっている。肌触りがいいだけではなく、カラダにもいい大野さんの服。本当の意味で着ていて気持ちがいい服なのだ。オーガニック綿を超度詰めで編んだ定番の天竺パンツ、いまは白が気分。新型(写真左)のワイドテーパードも洒落てます。
各 ¥25,500+TAX
alpha PR 03-5413-3546
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03
STABILIZER GNZ
スタビライザー ジーンズのウエスタンシャツ
色気がある服。
〈スタビライザー ジーンズ〉のデニムパンツの素晴らしさは以前にこの欄で書いた気がしますが、トップスを取り上げるのは初めてなはず。Gジャンに始まり、ちょっとしたブルゾン、そしてシャツまで。シーズンごとにラインナップは違えど、毎回気になるアイテムがありまして。共通しているのは、パンツ同様、どこまでもストイックでミニマルなルックス。作り手であるヤザネさんの服に対する真摯な思いが、そのまま出ているように思います。個人的に最近ウエスタンテイストが気になっているので、今回はそのままウエスタンシャツを紹介させていだきました。朴訥としたステッチワークがたまりません。
¥18,000+TAX
キリマンジャロ 03-6427-6147
http://www.stabilizer.jp/
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04
ithelicy
イザリシーのマイクロファイバースエードシリーズ。
哲学のあるバッグブランド。
ほどよくカジュアル、なおかつ品があって、ほんの少しのリュクス感があるバッグブランドをお探しの方。小生、自信を持って〈イザリシー〉をプッシュさせていただきます。ブランドは2012AWスタートなので、それほど歴史があるわけではありませんが、ものづくりのこだわりっぷりは図抜けております。通常のバッグに比べて、格段に多いパーツ、工程を経て完成するプロダクトは、カジュアルとモードの間を自由に泳ぎ回る実に魅力的なものばかり。ちなみに今回紹介しているマイクロファイバースエードのシリーズは、〈イザリシー〉のなかでも素材ありきのアプローチで、先に述べたものづくりの手法とは真逆でいかにシンプルな作りで多様な使い方、スタイリングを演出できるかに力点を置いたもの。来季からは名前を変えて、新しいブランドとして再スタートするようですよ。
左から ¥29,000+TAX、¥46,000+TAX、¥15,000+TAX
WHEELIE 03-5458-7200
http://www.ithelicy.com/