SELECTOR
#03 中田 潤(編集部)
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01
SUNNY C SIDER × UNITED ARROWS&SONS
サニーシーサイダー × ユナイテッドアローズ&サンズのジャケット
白Tと合わせてドレスアップ。
普段からテーラードジャケットはほとんど着ない。というのも、自分の好きなスタイルにこの手のアイテムは入らないから。とはいえ、ある程度年齢を重ねるにつれて、ジャケットを着ないとちょっと恥ずかしいかも!? というシチュエーションに遭遇することが増えてきました。こうなったら何の変哲も無いアイテムを選ぶより、ちょっと背伸びできて、なおかつ変化球的なものを選びたい。このジャケットはまさに理想形で、見た目のインパクトはさることながら、チェッカーフラッグとパームツリーを絶妙にミックスさせた夏全開のデザインがかっこいい。デザイナーNAOKIさんよろしく、潔く白Tに合わせて着こなしたいなと。ちなみにこちら、パターンはユナイテッドアローズで、生地をサニーシーサイダーが担当しているそう。両者の良いところを見事に掛け合わせた、カルチャーとファッションの双方を感じられる一着ですね。
¥36,000+TAX
UNITED ARROWS&SONS 03-3479-8180
www.unitedarrowsandsons.jp/
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02
‘47
フォーティセブンのキャップ
ちょうどいい塩梅。
ここ数年ほぼ毎日かぶってきたベレー帽。おかげさまで、少しはトレードマーク化してきたかなと勝手に思っている次第です。ただ、夏用のいいベレーにはなかなか出会えておらず、ワッチキャップでやり過ごしてきたのも事実。今年もそろそろそんな時期かな、なんて頭の中にポカーンと思い浮かべていたら、ちょうど新しくヘッドウエアブランドがお披露目されるという展示会の案内が来ました、しかも会場は神宮球場のグラウンド! それがこの〈フォーティセブン〉。日本ではまだ浸透していませんが、1947年にアメリカ・ボストンで誕生したMLB公認の老舗ヘッドウェアメーカーです。フイナムでもよく取り上げている〈New Era®〉社と肩を並べるほど、アメリカでの認知度は高く、何より作りがしっかりしていて形もいい。久しくツバ付き帽をかぶっていなかったこともありますが、どことなく映画『がんばれルーキー』的ないなたさを感じさせるルックスがいい。つまりはオシャレすぎずダサすぎずな、ちょうどいい塩梅ってこと。先に控えているヤクルト vs 巨人戦は、ひとまず”NY”をかぶって観戦しようと思います。
左から¥3,800+TAX、¥3,200+TAX、¥3,200+TAX
’47正規日本代理店 OSM International 03-6809-4916
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03
GREGORY
グレゴリーのRECON PACK
ドストライクなミリタリーカラー。
2008年から2012年にかけて存在した〈グレゴリー〉の「SPEAR」シリーズをご存知でしょうか。軍支給品ではないものの、使用されている数多くのマテリアルがミルスペックの基準を満たすそのディテールに魅了された人は数知れず。今でもヤフオクだ何だで探しているという声をよく耳にします。そんな同シリーズの傑作ともにいうべき「RECON PACK」がこれ。メインコンパートメントにはハイドレーションスリーブ、サブコンパートメントにはジッパー付きポケットを搭載し、フロントポケットにはオーガナイザースリーブを備え、効率良くギアを収納することができます。スクエア気味の形状はPCや書類の整理にも最適で、米軍特殊部隊用に独自に開発した「SPEAR」モジュラパックシステムのディテールを民間用に落とし込まれた本格派のバックパックです。その高い機能に加え、タフなルックスはファッションアイテムとしても十分通用するはず。先日参加した「GO OUT JAMBOREE」でキャンプに目覚めた今、これを背負って山に行きたい欲求が日に日に増しています。
¥24,000+TAX
グレゴリー/サムソナイト・カスタマーセンター 0800-12-36910(フリーコール)
gregory.jp
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04
Aloha Blossom × Island Slipper
アロハブロッサム×アイランドスリッパーのサンダル
とにかくかわいい。
〈テバ〉に〈チャコ〉、〈モンベル〉など、いわゆるスポーツ&アウトドアテイストのものが台頭しているここ数年のサンダル事情。もうそろそろお腹いっぱいじゃありません? そんなことを考えている折、先輩から朗報が舞い込んできました。聞けば、沖縄のアロハシャツブランドの〈アロハブロッサム〉が、ハワイの〈アイランドスリッパー〉に別注をかけたとってもかわいいサンダルが出るよ!”と。いやぁ、ヤラレました。一目惚れってやつです。〈アイランドスリッパー〉のラインナップからフットベットにテキスタイルを使用しているモデルをベースに、沖縄を代表するタトゥーアーティスト「W-OKI TATTOO」のKENTA氏(左)と、サインペインター&スカルプチャーアーティストのMASA SCULP氏(右)のアートワークを落とし込んだ快作。通常、レーヨン100%の生地を使用するところを、コットンを混ぜて強度を上げているとか。狙うはベージュとネイビー、全部欲しいとこだけど…。
各¥18,000+TAX
WALKER 098-862-8568
www.alohablossom.com